チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

投資がうまくいかない、1日では49.99%の確率で負ける、損切りの実際

米国株でさえ一年で7.2%なら一日では0.02%の上昇

上下幅が同じなら一日に5001勝4999敗で0.02%だけ勝ちが上回る計算です。

1万銘柄も買う人はいませんから1つ買えばその負ける確率は49.99%だということです。

だから2つや3つの株を買って次の日に「どれも上がらない」といって嘆くのは筋違いです。

1万のうちの4999個の中に2つか3つが入るのはよくあることです。

10日間の期間に伸ばしても勝率は0.2%に上がるだけです。

10日間では501勝499敗の確率になります。

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有望株なら上がるものと決めてかかっている

ところが私達は株を買ったら次の日には上がるものと思ってしまっています。

だから下落すると

「選択を間違ったかな?」「買うタイミングを間違ったかな?」と思います。

そしてそんなことが3回ほど続くと

「オレは株に向いていないんじゃあないか」「投資が下手なんじゃあないか」「ツキがないんじゃあないか」と疑います。

そして市場が下落して予定に反して損切りすることが3回ほど続くともうすっかり自信をなくしてしまいます。

しかし上記のように一日の負ける確率が49.99%もある、1万回中4999回負けるのが平均であることを考えると不思議ではありません。

デイトレードは確率的には手数料がゼロにならないと勝てません。

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ダメージを少なくするには負けを減らすこと

素人は勝ちを増やすより負けを少なくするほうがダメージが少なくなります。

(1)売買の回数を少なくする

回数を減らせば負ける回数は減ります。

私が利確のウリをしないことを方針にしているのもこれに沿ったものです。

売りをリスク対応に限れば売買数は大きく減らせます。

しかしどうしても買いは必要です。

次はダメージが少ない買い方を考えます。買い増しは後のこととして最初の買いのタイミングは

(1)相場全体が上昇しているときに買う

いくら選んだ個別株が有望でも全体が下落基調だと巻き込まれて下落する確率が高まります。

(2)上昇トレンドにある株を買う

上昇トレンドにある株はその後も上昇の確率が高いです。

単純な上昇ラインではどこで買ってもOKです。高値更新は買いのチャンスです。

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損切りの実際

いくら時期を選んで買っても相場全体が転換することもあります。

またその銘柄自体が下落することもあります。

そんなときはいったん損切りして撤退するのがわかりやすいです。

(1)数字で決めてあらかじめロスカットを設定しておく方法

機械的に数字で設定する方法が凡人には有力です。

8%とか10%が使われます。

現在ネット証券ではマネックスだけが前もって「逆指値」を設定できます。

楽天やSBIでは計算して手動で売るしかありません。

早めの設定が望まれます。楽天さん、SBIさんお願いします。

(2)事前に設定せずに流れをみて判断する方法

実際には損切りできないリスクがあります。

(3)損切りしない方法

理論的には損切りする必然性はありません。選んだ銘柄が適切であればいずれ本来の価値に戻るからです。

インデックスでは私は損切りはしません。銘柄選びが関係ないからです。

 

個別株の場合は銘柄選びが適切である自信があれば損切りしなくても問題ないです。

しかし適切な銘柄選びであるとはなかなか言い切れないのでお薦めはできません。人間ですから見落としの可能性もあります。あるいは公表されていない不祥事や下方修正があるかもしれません。

さらに損切りしないのを肯定すると、その後の下落でも買い増しが適切な行動になります。いわゆる「ナンピン買い」と言われ素人、凡人は大ケガをする可能性があります。

損切りは素人、凡人の優先事項に合っている

素人、凡人の場合は最優先事項は「投資をやめないこと」「大けがで意欲を失わないこと」です。

少しの損を早めに現実化する「損切り」はその目的に叶っています。

少しの損失を惜しんで結果的に大損をすると投資を辞めてしまい「将来得られる投資の莫大な利益」は失われます。

ここまでの結論

素人、凡人では将来の投資の継続が優先事項なのでそれを避ける「損切り」が適切と思う。

ある程度の確率で損切りは発生する

100%の成功率で買いに入ることは不可能です。

ある程度の確率で損切りするのは「織り込む」必要があります。

下は安定的な上昇で知られるVビザの2年チャートです

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インする時期によってはこのように上下動が少ない銘柄でも損切りにかかります。

手堅い銘柄の場合は損切りラインはやや大きめの10%が適切に思います。

♣このようなチャートを見ると「損切り」しないのが正解と思ってしまいますが、結果論だと思っています。

上記を見るとたまたま「損切り」にかかっても「割り切って」再チャレンジした人が報いられています。

「自分のせい」にせずに数学的に確率で割り切るのがいいと思っています。

 損切りの損は後からみれば誤差に過ぎないでしょう。

補足 ちなみに数学的には有利なタイミングで一気に全額投資する方が確率的に有利です。しかし人間的にはその後下落した場合に撤退して再度インする時に精神的な抵抗が大きい欠点があります。さらに2回もインに失敗すると通常はもう入れなくなります。普通の能力と精神力の人には無理だししないほうがいいと感じます。

 

以上です。

それではみなさまの良い投資を!

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