チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

米国だけが短期間のバブル発生の可能性アリ、素人凡人には関係ないけど

プロでも見方が錯綜しています

米国株の将来の見方が楽観、悲観両方あって素人には困りものです。

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ちょうど「YUTAさん」の記事にもありました。株の買い場が来たと宣言したJPMとバンカメ。株を減らしたUBS。プロでも評価が別れた理由。 | YUTAの米国株投資ブログ

ブルームバーグやロイターなどはプロや熟達者向けの記事を載せます。

米国株をする以上はそれらの情報も取り入れなくちゃあと思う人も多いでしょうが、私はほぼ必要ないと思っています。それは

プロと素人では目的が違うから

プロはあらゆる機会で利益を上げるチャンスを探しています。

株が上がろうが下がろうが動きさえすればチャンスです。

だから「どんなノイズでも漏らさないようにアンテナを張り巡らせています」

一方素人は短期間の動きはどうでもいいです。

長期での大きな流れがわかればそれでいいです。

大きな流れは

1 世界的には「景気後退」が起こりつつある

すでに新興国では景気後退に入りつつあります。ただリセッションの定義が米国以外では「2四半期連続のマイナス成長」なので6%とかの高い成長を掲げている中国はマイナスまでは距離が遠いだけです。(実態はわからない)

統計が信用できて低成長なドイツがゼロ付近のギリギリの低空飛行をしています。なので避けるために「財政出動」でテコ入れを図っています。

ドイツの財政は健全無比なのでテコ入れするのは簡単ですが「量の経済」は確実に行き止まりになっています。輸出割合が多いドイツが景気後退入りするのは時間の問題と思われます。

2 米国が一番景気後退には抵抗力がある

米国は内需がGDPの70%と強いので景気後退には一番抵抗力があります。

さらにその半分以上がクリスマス商戦で消費されるそうですからこの11・12月の消費動向が注目です。「もみあげさん」に詳しい記事があります。

【米国市場分析】クリスマス商戦に注目 米国GDP70%は個人消費 - ”もみあげ”の米国株投資-お金で幸せになる!-

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3 米国だけが株価上昇の条件がある

この9月も連続利下げは確実でしょう。FF金利は1.75-2.00%になります。

しかし0%までにはまだ7回の余地があります。

長期金利は先行して下げて現在1.5%ほどです。

だから米国だけが持つ優位性は

(1)金利下げの余地があり

(2)内需が強く貿易に依存していない

(3)米中貿易戦争をコントロールする手段がある。

ある程度で妥協して戦争を集結させる手段は米国だけが持っています。とはいえ妥協する前にできるだけの譲歩を引き出したいのでトランプは強気に出ているのでしょう。

「どっちもどっち」みたいなことを言う人もいるけど、輸出額が3倍も違ってさらに設備過剰で苦しんでいる中国と米国は明らかに痛みは違います。

本当は中国にもあるんだけど彼らは党内での地位とメンツばかり執着して「強気一辺倒」以外の手段を放棄している。行動停止の「でくのぼう」状態。

だからFRBが経済がそんなに悪くないのに金利を下げれば、そしてその方向に現在進行中だけど、短期間の「バブル発生」の可能性があります。(個人の見方です)

4 短期間の売買利益を狙うのでなければノイズは関係ない

まず米国以外へ積極的に投資する理由はありません。景気後退が迫っているからです。

米国株も買って短期で売る利益を狙わないのなら当面の動きはあまり関係ないです。

さらに来たるべき景気後退が「過剰設備」をリセットするものなら米国は大きな影響を受けません。

とはいえ世界の影響を受けて短期的には株価が下落するのは仕方ないです。

5 はっきりしているのは今後も金利低下は続くこと

ゼロに近づいていくと見ています。

そうすると米国株の魅力はさらに高まります。

昨日相場の下落にも関わらず2.9%と大きく上昇したNEE電力です。

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現在の予想PERは27.3で配当が2.3%です。

計算上のリターンは1÷27=0.037で年3.7%です。

インフレ率の1.8%を引いて1.9%が実質年間リターンでこれに将来性がプラスです。

商品が電力なので生産過剰も在庫もなく来年以降も伸びが期待できます。

あとは日本円との為替の問題がありますがドルベースでは魅力的です。

6 株価下落でも売らずに済むものを買いたい

売買が苦手な素人、凡人としては売らないことを前提に買って行きたいと思っています。

インデックスとか景気後退で売上、利益が落ちない企業です。

NEEの他にはMCD、SBUXが候補です。MSFT、V、MAも景気後退の影響はあまりないと思うのですがハイテクのイメージで売られやすいのでしょうかね、わかりませんが。

安いところはせっせと拾って行く方針は変更なしです。本格下落に入れば買いはストップの方針も変更なしです。先週末NEE、SBUX、VGLTを少し買い増ししました。

以上です。

それではみなさんの良い投資を! 

この記事のユーチューブは https://youtu.be/7vWnFUP68DQ

 

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