米株急落も長期投資なら問題なし
NYダウが800ドル安と急落しました。
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世界経済の減速懸念だそうです。2年と10年の米国債の長短金利の逆転も嫌気されました。
しかし昨日の記事でも書きましたが織り込んでの長期投資なら全く問題なしです。
慌てる必要は全くないです。2019年8月15日(木)
早速S&Pのチャートを見てみます。
8月の初めにトランプが3千億ドルに対して9月から関税をかけると発表してそれまでの調停に向けての動きを「ちゃぶ台返し」して急落をはじめました。
そして9月からの関税を12月に延期すると発表して通常軌道に戻りつつありました。
5月からの貿易戦争での下落と戻しと同じ繰り返しです。
貿易戦争は何も変わっていない
関税問題への進展は結果としては何も進んでいません。
そして関税だけが積み上がってきました。
その間に中国経済は明らかに弱体化しています。
世界経済が減速に向かうのは自然な動き
問題はそれがいつかというだけです。今回かも知れませんしまだ先かも知れません。
その前に持ち株を全部カラにしておきたいと考えるなら今のうちに処分するのが正解でしょう。
しかし私は売って利確はしないし投資の縮小も考えていません。
機会をとらえて投資は拡大したいと思っています。
長期投資なら下落も「一過程」と考えればいいのではないでしょうか。
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長期的に安値かはわからない
短期的には直近高値から5%ほど下げています。
しかし長期的に安値かは判断がつきません。
だから「安い!」と飛びつくのはどうかと思います。
長短金利の逆転
は今までに何度も起こっていましたが一番重要視される10年債と2年債の金利逆転なので意味が大きいのです。
現在10年国債は1.58%です。
これからの景気減速でこれが0%に向かうと見ています。そうすると
長期国債ETFは有利です。
長期国債ETFのVGLTのチャートは
現在89.22ドル前日比2.16%上昇、債券で2%の上昇幅はめったに見ないです。
5月の時も上昇しましたが8月のトランプ関税予告から急上昇しています。
これを見ると5月の時と今回は違うかも知れません。
8月からほぼ10%上昇しています。
より安全な内容に組み替えるのは有効だ
長期保有では上下は問題ないとはいえ、中身には気を配るべきかも知れまん。
これは個人の感じ方が大きいので一概には言えませんが自分は
インデックス>分野ETF>個別安定株>・・・
の順に保有が安心です。
だから銘柄入れ替えをしました。まだ終わってはいませんが。
具体的には
ADBE→MSFTへ入れ替え
サース銘柄→V、SBUX、MCD、NEE、VGT、VGLTへ入れ替えです。
VGLTはMMFの代わりにドルの置き場所として5月から利用しています。
結果は?
今までのところ入れ替えた銘柄の方が下落幅が小さいです。
というかSBUX、NEE、MCD、VGLTについてはむしろ上昇しています。
これからの予定
まだ売ったものの買えてない部分があるので買い増しをします。
VGLTについてはドルの置き場所だったのですが現在の金利の1.58%はまだ0%までには余裕があるので上昇余地があると見ています。(金利と株価は逆比例になる)
1ヶ月経てば今後の方向がわかると思う
トランプの関税宣言が8月初めでしたから今月の終わりにはある程度の方向がわかると思っています。
戻らなければそのまま景気後退入り。9月のFOMCで利下げをしてテコ入れするでしょうが、基本は利下げで持ち直し、株価下落の循環になると思います。
利下げ余地のない他の国はそのまま株価下落。新興国はヤバいです。日本も厳しいか。
昨日の記事の通りで下げたところはインデックス中心に買う予定です。
以上です。ここまで長い記事にお付き合いくださりありがとうございます。
それではみなさんの良い投資を!
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