リタイア後の不労所得について・・・あくまで自分の考えですが
リタイア後の不労所得には何が適しているか?または不要か?
2019年8月12日(月)振替休日
私はもうリタイアした身なので間に合いませんが、リタイアまでに配当などで「リタイア後の収入」を確保しようとされる方が多いです。
これについてあくまで一人のリタイア者としての考えですが書きます。
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1 現役時の能力で老後を迎えるわけではない
人によりますが記憶力や判断力は大きく低下します。
中でもストレスに弱くなります。
だから投資対象はストレスがないことを優先して考えるのがいいと思っています。
米国株のインデックスは最適です。日本円からも不利なく投資できますし。
2 収入とストレスのどちらを重視するか?
だからいわゆる「高配当株投資」には消極的・否定的です。
高配当株派の方は反発をお感じになるかも知れません。
しかしこれは私の個人的な事情なので全く大丈夫です。
つまり高配当株保有のストレスと配当のメリットのどちらを重視するかという個人的な問題なのです。
私はストレスが嫌なのでインデックス推しなのです。
3 元本が下げなければ問題ないが
高配当株だけが安全ということもないのでしばしば下落に見舞われます。日本株では高配当で知られるJTや日産自動車は大幅に株価が下落しています。
下は日産自動車の2年チャート
第2四半期の業績は営業利益が9割減となり現在6%ほどの配当も減額されそうです。
株価そのものも675.5円と1年で30%以上の下落です。
またJTの株価は【2914】2年です。
配当は年6.69%もありますが本体は現在2301.5円なので1年で25%ほどの下落。
日産やJTなんか買うわけないじゃーないか
とおっしゃることでしょうが、日産やJTを持っている人も多いのです。
それを避けるにはかなりの能力が必要です。
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Jリートは絶好調だ
一方配当はやや劣りますがJリートを買っている人はハッピーです。
下はJリートETFの【1343】の1年チャートです。
配当は3.02%信託報酬は年0.32%
もっと成績がいいリートもありますが面倒なので指数連動型、野村です。
つまり日産やJTを買わずにリートを買う能力が必要なのです。
米国株でも
きっとここでMOアルトリアを出すと思われたでしょうが違います。
世界2位の石油メジャーRDS.Bです。
高配当で知られさらに英国企業なので外国税も0%です。
しかし株価はお世辞にも安定しているとは言えません。
株価の動きが気になる方には向きません。
さらに20年後に化石燃料がどうなっているかはだれにもわかりません
私ならインデックスで手を打ちます。
ここまでの結論
個別株投資で高配当を目指すには選ぶ能力と、株価が気にならない性格が必要。
さらにその性格がリタイア後も変わらないことも大切。
私はインデックスを選択する
不動産はさらに高度
首都圏にお住まいの方は不動産への誘惑が多いです。
地方は問題にもなりませんが。
不動産経営についてはより高度です。
詳しくは省略です。
配当収入がないことのデメリット
私は現在配当収入らしいものはゼロ円です。不動産収入が月に6万ほどです。
(自宅の一部を貸しているので、修繕費用として積み立ててます)
2年ほど前は私もリタイアに備えて配当が家賃と合わせて年に200万ほどありました。(リートの収入が半分ほど)
現在はほとんどなくなりましたが特に不自由は感じていません。
収支が赤字でもないし、フル投資でもないからです。
私にとっては「配当収入」は必須ではなかったのです。
現在の目標はインデックス中心に投資額を少しずつ増やして行くことです。配当についてはこだわりはありません。無いほうがいいですがあっても構わないスタンスです。
これからリタイアの方は自分にあった投資を
私と違ってリタイアまで時間がありますから
シンプル・安全・確実を目指すならインデックス
多少の困難はあっても配当重視なら「高配当個別株」
その中間の高配当株ETF(at米国)
などで自分にあったスタイルを見つければいいと思います。
以上ですここまで長い文を読んでいただきありがとうございました。
それではみなさんの良い投資を!
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根拠のない韓国批判はしないが文政権はおかしいという立場で書いています。
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