チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

相対的に米国以外に投資対象は見当たらない

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こんにちは 

2019年8月11日(日)

米以外の不調が顕著になってきました。

中国など新興国は厳しいです。

これから世界的な景気後退懸念があります。

そうすると現在の格差は拡大することになります。

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米国が好調なのは構造的な問題

米国株だけが好調なことについて「そのうち逆転するよ」という嫉妬にも似たことを言う人もいます。またピクテのレポートではこれからは「新興国だ」というのもありました。どれを信じるかは自由ですが私はリスクが高いので米以外には投資しません。

従来型はフレキシブルでないので収益がブレる

前にも書きましたがこれは構造的な問題だからです。

モノに付加価値を付けて売るのが従来の主流です。自動車とか。

今後もこれが廃れることはありません。

しかし景気や消費動向や金利などに大きく左右されます。

 

消費が増えたからと言って工場を短期間では作れないし人手も確保できません。

せっかくの儲けの機会を逃します。

減退期には逆のことが起きます。

売上が数%違うだけで収益は大きく上下します。

 

また品質に対しての要求は年々厳しくなっています。

少しの不備が訴訟などで収益を圧迫します。

JNJのような鉄板の大企業でもアスベスト訴訟で株価は伸び悩んでいます。

 

従来型の産業構造を主力とする新興国や米以外の国では景気変動による収益の大幅な低下は避けられないです。

そしてこれから世界景気は減速に向かっています。

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米国は新タイプの割合が他国より多い

米国にもものづくりはあります。BAやCATなど世界的企業もあります。

しかし時価総額の上位にいる企業群はものづくりではありません。

アップルはアイフォンが主力ですが工場は持っていません。

それでもアップルは景気変動を受けやすいです。

ハイテク大手の設備投資サイクルは他とは違う

MSFTやGOOGL、FBといったハイテク大手は普通のものづくりの会社とは収益も設備投資も別の動きをします。

彼らが莫大な設備投資をするのは需要が増したからではありません。

業界でのシェアを取るためにしています。

需要増→設備投資 という普通の企業とは違う動きです。

設備投資→シェア独占→儲けガッポリ の図式です。

1位とか2位とかのシェアをとったあとは一定の設備投資で十分です。

今株価好調なMSFTやV、MAは当てはまります。

 

多くの企業群と違う動きをする大企業が多いことは不景気時に「設備投資」が枯渇しないメリットもあります。

細かいデータは知りませんが「非従来型」の巨大企業が多いのが米国の特徴です。

他の市場でそのようなところがあるのかどうかよくわかりません。スイスなんかはそうかも知れません。

超大手に続く企業群も多い

現在時価総額上位を占めるハイテク大手も比較的若い企業です。

そして少し前は「キワモノ」扱いでした。

しっかり利益を上げるようになって認められるようになったのです。

 

現在ほとんど利益を出していない、あるいは赤字のサースなどの企業群があります。

これらも淘汰されながら成長してそのうち莫大な利益を稼ぐようになるでしょう。

業界での地位が確立したら、売上と経費が比例しないからです。

サブスクという使っただけの課金ビジネスモデルです。

現在はシェア拡大のために「サービス合戦」をしているので利益は上がっていません。

非ハイテクでも効率化は進んでいる

同じ小売でも米国のウオールマートは好調です。

他国と同じような非ハイテク企業も中身は効率化が進んでいます。

近年は特にクラウドの利用によってバックヤードの省力化が進んでいます。

数万人規模の会社の人事管理、労務管理がそれぞれ2人くらいの人員でできるそうですから。

日本だとそれぞれがフロアを独占していますね。

熾烈な効率化競争

同じ日用品の会社でもPGはトップクラスで効率化、収益化が進んでいます。

そうするとユニリーバも負けるわけにはいかないので、PGが取り入れているクラウドはULも取り入れます。大手同士は同じ形態に近づいていきます。

かくして超大企業の方が効率化が進みやすい現象が生まれます。

労務管理や経理の100人→2人とかの方が中小企業の5人→1人よりも経費削減効果は高いです。

そんな株主にとっては嬉しい経費削減を勝手にやってくれるのが米国です。

PERが高いのは気にしていない

現在は米国S&Pの予想PERが18ほどで他より高いです。

しかし景気後退入りした時の減益幅は米国が他の国よりも小さいはずです。

これは従来型産業が需要と供給の関係から大幅減益になるからです。

そうなると現在PERが低くて「割安」と思っていても景気後退時はそうではなくなります。

実際はPERは低くなりますがそれは株価が大幅に下落するからです。epsは大幅減少します。

株価の下落は避けられないのでそれを見越して投資する

素人が投資する場合はどこに投資しても暴落にはあいます。

だから避けられないものとして考えると

(1)下げ幅が小さいもの(2)立ち上がりが早いもの

その条件を満たすのが米国株です。

その中でもMCDやPGなどのディフェンシブ銘柄に人気が集まっているのが現在の状況と見ています。それらを買うのも有力ですがインデックスで十分と考えています。

以上です。長い文をお読みくださりありがとうございました。

 

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