チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

【新興国投資要注意】大きな流れでは投資は米国一択だと思うわけ。

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こんにちは

2019年7月28日(日)記

米国株は最高値更新中です。下はS&P2年チャート

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こうも高値になると「まだ安い市場に投資しようかな」と思っていまいますね。

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しかし

新興国投資は要注意

と思うんです。

銀行インフォさんのページから引用すると

割安とされるPER15を下回っている市場が多いことに驚きます。

またMY INDEXのページでは実績PERですが

全世界 16.5 先進国17 米20.1 日本12 中国13.7 香港13.6 韓国8.5

英14.7 ロシア4.4 トルコ6.3です。

韓国、トルコ、ロシアは割安です。日本も先進国平均より低いです。

割安を狙うならこれらの低PERの地域ですが。

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大きな成長の流れから取り残される国々、地域

今世界はテクノロジーの進歩で大きく変わりつつあります。

工業製品の生産も工場を持たないアップルなどが大きな利益を上げています。

すべてを担当する必要はないのです。

これが世界分業の利点です。

一社ですべてを行う垂直方式にこだわった日本は大きく遅れました。

 

この国際分業の恩恵を最も大きく受けているのが米国です。

また台湾、イスラエルも恩恵があります。イスラエルの実績PERは19.4

 

将来の株価を測るPERはよく反映しています。

私が信じている「市場は公正である」という考えに立てばPERの低い国々に投資するのが有利ではありません。

1 これから分業から外れる国々はまだ株価に織り込んでいない。

イラン、ロシア、北朝鮮はアメリカの安全保障上の制裁により分業から締め出され経済は低迷し、国民は貧しい生活を強いられています。

中国は上手にやっていましたが米国に貿易戦争を仕掛けられて、その対応がまずくて分業から外れつつあります。→報復合戦に持っていったのはまずかった。

今後自前で半導体などの開発をしなくてはならず大きなロスを強いられます。

2 韓国は民族主義で自らはずれようとしている

韓国も分業を生かしてうまくやっていた国の一つですがここに来て自ら放棄しようとしています。

日本などから原料や重要部品を輸入し付加価値をつけて輸出で稼いでいました。

貿易依存度は高いです。貿易依存度=貿易額/GDPの割合

♣2017年のデータで高い方から 香港322.1%シンガポール218.9% 台湾107.9%

タイ92.4%ドイツ69.4%韓国67.6%中国32.3%豪32.1%日本27.3%米20%世界平均42.8%

これらの高い国々の政府は貿易を妨げないようにしないといけません。貿易の不調がすなわち経済悪化につながるからです。

3 反日で対日本強行政策ではダメージは韓国が大きい。

単純な貿易依存度の比較でも日本と韓国では2.5倍ほどの違いがあります。

さらに日韓貿易では韓国は日本から加工貿易のタネになる原料を輸入しています。あるいは工作機械を。

だから自分の都合で絞るわけにはいきません。

それなのに文政権は反日という国民に受けが良い感情をあおり自らこの分業の輪からはずれようとしています。

私には自殺行為としか見えませんが。

4 米以外で経済圏を作る動き

昨日中国ロシアが共同で日本海に軍用機を飛ばせました。共同軍事演習だそうです。

中ロの軍事的接近が続いています。

経済的に先が見えない中国が全てにおいてロシアと組むのは大いにありえます。

 

米国とは別の経済圏をつくり分業体制を築こうというわけです。

大陸グループです。面積、人口などは文句なしです。

また軍事的にはロシアの軍事技術は優れておりかつ米国より安価です。

 

韓国はどうするかは不明ですが、軍内で日本の海上防衛力をしきりに研究しているそうです。そして「負けないようにしなければ」と強化を検討しています。

まるで日本が仮想敵国扱いです。そういうムードなのでしょうね。

左派政権が続けば軍事的にも中ロ側につく日が将来来るかも知れません。

その前段階で米国と距離を置いて米軍が朝鮮半島から撤退というシナリオも。

そうなると日本もうかうかできません。

安全保障はひとまず置いておいても経済圏参加はありえます。

社会実験でありうまくいくかは不明

欧州での経済圏合同は欠点も大きく英国は離脱を決めました。

ユーラシア経済圏がうまくいくかは未知数です。

欧州よりも地域も広く民族の違いもありうまく行かない可能性が高いです。

したがってこれらの国々、地域への投資はギャンブル性が高いです。

どちらに加わるか未知の韓国も同様です。

実績がある米グループが安全

鉄板の成長方程式が確立している米側陣営のほうが安全・確実です。

米国、日本、英国、イスラエル・・・などです。

その中ではブレがない米国が一番と考えています。

他の国も悪くはないですが不確定要素は多いです。

私はPERが高くて割安が感じられなくてもより安全な投資を優先したいと思っています

以上です。

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