【国際分業】資本主義・民主主義・市場経済の成功方程式を外れた韓国経済の将来
こんにちは
20149年7月27日(土)記
現在の経済の成長の鉄板3点セット
は資本主義、民主主義、市場経済(分業)と言われています。
今回日本が安全保障上の重要物質の輸出条件の見直しをしたことで韓国はこの分業の条件から逸脱しようとしています。民族主義の高まりからです。
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上記の原則を守ろうとするなら輸出国である日本の条件をクリアすることに全力を尽くすはずです。
しかし文政権は逆の方向にカジを切りました。
「日本と全面対決だ」
そして民間では「日本製品は買わない」「日本製品は配達しない」とエスカレートしています。
そしてくだんの戦略物質については国内生産の準備を急いでいます。
国際分業は最も効率がいい
主に工業製品について世界の最適国から調達するのは世界の常識です。
そして自分は得意分野でシェアをとればいいのです。
この流れで韓国は半導体メモリーで世界最大のシェアを獲得しています。
その部品、原料調達の輪の中に日本がありました。
サムスンやSKにとって不幸だったのは韓国の企業だったことです。
彼らがしたわけではなくても韓国としてみれば管理はずさんで横流しを疑われても仕方がないし、日本政府はその証拠を掴んでいるはずです。
ここで重要なのは日本政府は証拠を公表していないことです。
いろいろな受けとり方がありますが「公表しなくて済むならしたくない」という事を荒立てない日本の国民性があるように思います。
だから「誠心誠意取り組みます」となれば追加のホワイト国除外などの措置はおろか現在の措置も短期間でもとに戻される可能性はありました。
人は努力の姿勢には弱いからです。
韓国は強硬姿勢で自ら分業の輪からはずれようとしている
日本を攻撃するのは逆の動きです。
またフッ化水素をつくる技術が韓国にないとは思いませんが最適な国ではないでしょう。最適ならばすでに生産国になっているはずだからです。時間も費用もかかります。
監視対象の物質や機械はまだ果てしなくあるといいます。
日本に頼りたくない一心で、あるいは弱みを握られたくない理由で内製化をすすめるのは国際分業と逆行します。
♡中国の場合はアメリカから仕掛けられているのである意味仕方ないと言える。
一国で経済が完結する「自給自足」型ならいざしらず韓国経済は貿易依存度が異常に高い国です。
逆に言えば「国際分業」の恩恵をフルに受けています。
反日という民族主義の感情でそれを捨てるのは不利益が有りすぎます。
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不利益は民衆にも及ぶ
日本製品不買運動で被害は一般の民衆に及びます。
レクサス所有の韓国人が給油が受けられなくて困っています。
日本製品であるレスサスを買った非国民は罰を受けて当然ということでしょう。
セブンイレブン、ユニクロやダイソーも対象になっているようです。
韓国版のユニクロやダイソーができるのでしょう。
それが最適であれば海外にも売れるし、海外で売れないものは韓国内でも最適でないです。
その分韓国の民衆は不利益を被ります。
日本が困るぞとの言い分だが
一連の反日で日本がどれだけの影響があるかは私にはわかりません。ゼロではないでしょうが、しかし安全保障上の措置を「そっちが困るぞ」と言われて
「そう言えばそうですね、撤回します」
なんて日本が言うことは100%ないです。田舎風に言えば1万%ない。
つまり言うだけ無駄。
「反日」を強調するのだけが目的です。
このままでは韓国経済は「民族主義が経済を殺す」典型例になりそうです。
米国との違い
トランプ政権の政策も分業に逆行しています。中国製品に25%の関税をかけています。米国民はそれだけ高い製品を買わされています。関税分そっくり高くなったかはわかりませんが。
韓国との違いはトランプ政権は米国に工場を作らせて雇用の場を増やそうとしていることです。それで自分の支持を高めようと。
一方文政権方式で韓国に直接投資が増えることはありません。雇用も増えません。
むしろ現実を無視した最低賃金の値上げで中小企業を圧迫しています。
韓国の方法は失敗する
トランプ氏の方法がうまくいくかはわかりませんが、文氏の方法が失敗することは明らかです。
自前で経済を回す規模もないし、感情的に日本を敵に回す必然性も皆無だからです。
「朝鮮合同で日本を越える」妄想に酔っているとしか思えません。
北と一緒になっても北が日本の代わりができる要素は一つもないです。
あるのは核兵器だけです。
自尊心を満足させても経済には大きなマイナスです。
それを理由に米国などから制裁を受ける可能性が高いからです。
「核ミサイルはあっても家庭に電気は来ない」北の現実が示しています。
以上勝手なことを書きました。
韓国に早くまともな政権ができることを願っています。
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