チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

和製バフェットさんの意見に全面的に賛成、だけど一つだけ・・・

こんにちは

2019年6月26日(水)記

昨日は大幅に下げましたね。

S&Pが0.95%、ナスダックが1.51%、VGTが1.75%の下げでした。

ちょうどVGTがS&Pの2倍位の下げ。クラウド、サースはS&Pの3倍位の下げでした。

これは将来大幅な下落があるとしたらちょうど参考になる数字ですね。

今のうちに予行演習で慣れておくのにぴったりです。

上昇パフォーマンスも下げ幅もちょうどこんな感じと思えばいいですね。

個別の株に悪い材料があるわけではなく、市場全体の動きで単に上昇率が高かったものが利確で下げているだけですから、狙いの銘柄があれば買いのチャンスです。

私も買い増しができていないのがあるので買いたいですね。

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さてブログ村を見ていたら「和製バフェットさん」の記事を見ました。

配当金ばかりに目をつられている投資家に聞きたいんだが、きみらトータルリターンよりも配当金のが大事なの? : 和製バフェットのシークレットポートフォリオ

上手にわかりやすく書かれていましたね。

私も同意見です。

今の日本の多くの人には素直に投資拡大、資産拡大があっている

「高配当株投資」を否定するつもりはありません。

配当をもらう行為は充実感があり幸福感を味わえるのは事実です。

しかしそれぞれの立場や投資の目的があると思うのです。

公務員、大企業、資産がすでにある・・・という場合は別

リタイア後の年金や資産についての不安がなければ、投資を楽しくするのはいいことです。

持ち家があり、年金が夫婦で50万以上あり、退職金も、資産もある方も多いでしょう。そんな方は「優待株」や「高配当株」は意義を持ちます。

しかし中小企業や非正規雇用、さらに自営業者など年金も将来の所得も不安定な多くを占める方の場合はそんな余裕はありません。

まずは最短距離でリタイア後の資産確保、投資確保に務めるのが最適です。

だから同じ米国株に取り組んでいても全く立場は異なるのです。

将来がギリギリの方が配当の魅力に釣られてのんびり投資をしていたら「目標に届かない」可能性が高くなります。

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私の苦い経験

かくいう私も配当が大好きです。好きすぎて大きなチャンスを逃したことがあります。

2002年から成長が期待される中国株をはじめました。

道路、電力、港湾といったインフラ部門への投資がメインでした。石油株も。

これらは事情があって配当がずいぶん高かったのです。4から6%くらい。

♣国営の親会社が子会社を香港市場に上場させて利益を上げ、配当で親会社に還流させていたから。親会社の大元は国や地方政府。

「自分は何と株がうまいんだろう」と悦にいってましたね。

本体も順調に値上がりし、配当ももらえてハッピーでした。

知り合いは民間企業に投資していましたが「なんて危ないことするんだ」「確実な方法があるのに」とバカにしてましたね。

しかし、バカは私の方だったのです。

公益株が4年で2から3倍位に値上がりしたのに対してH株指数は2006年には10倍になったのです。

指数ETFを買えば済んだのです。私も持ってはいましたがほんの一部。

このとき学んだのは「高配当は魅力的すぎるので要注意」です。

将来が不安な方は合理的な投資を!

リタイア後が安全圏でない方は、合理的な投資がおすすめです。

少なくともインデックスを下回る投資は避けるべきです。

その意味で私は

VOO:VGT=50:50を推奨しています。

VOOあるいはVGTの一部は個別でもOKです。ただしそれぞれVOO、VGTの50%増しのリターンはほしいですね。

そうするとVOO:VGT:個別=35:35:30くらいがモデルになりそうです。

シニアも立場はそう変わらない

さて一つだけ「和製バフェット」さんのご意見と異なるのはシニアについてです。

氏は60以上になれば「高配当株」投資には反対しないとの立場でした。

私は現在67歳でその年代ですが「シニアの高配当株投資には要注意」です。

上記のように余裕があり「ずっと高配当投資」を続けて来られた方は全く問題ないです。

しかしインデックスを中心に来た方がリタイアを機に「高配当にカジを切る」のはリスクが伴います。

(1)切り替えに税が発生する。

(2)配当の魅力への抵抗力はシニアの方が弱い。

毎月分配型はシニアの割合が多いことでもわかる。

(3)配当再投資など手間が増える。複雑になる。

(4)銘柄を選ぶ、チェックする能力が衰える。

そして最大の点は

(5)投資はリタイア時では終わらない。ことです。

100歳まで生きる時代です。70でリタイアしてもさらに30年の時間が残ります。

自分のそして家族のリスクをカバーするためにはその間も投資が育っていくことが望ましいです。

年寄りは余分な収入はないのが一番

と自分は思うのです。ただし個人差あり。

歳とともにお金へのデフェンス力が下がります。(女性は大丈夫みたい)

年寄りが多くの不可分所得があるのは家族的にもトラブルの元と思うのです。

以上勝手な個人的意見でした。

それではみなさんの良い投資を!

追伸 今自動車学校で小型二輪の教習中です。バランスが悪くて困っています。自転車で練習しています。(知り合いに原付きスクーターを持っている人がいないので)

教官の話では二輪はシニアは苦戦すると言ってました。やはり時期って大事ですね。

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