米国株は最高値圏にあるも適正価格の範囲内。高成長株はリスクも高い。
こんにちは 2019年6月23日(日)記
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S&Pインデックスは最高値圏にあります。
下は2年チャート
とはいえ長期移動平均線からの乖離が過去と比べて大きいわけではないです。
また予想PERも17倍台と自分の基準では適正価格(17倍から20倍の範囲にあります。長期金利が2%ちょうどくらいまで低下しているので余計に割高感は感じないです
なのでインデックスの購入には何の問題もないです。
長期金利はこれから1%を目指す。
と見ています。債券、高配当株、公益株にはプラスです。
だからこれらはさらに買われることでしょう。
今年に入って上昇が大きかったハイテクですが
まずETFのVGTは同じく2年チャートです
S&Pとほぼ同じ形で少し振幅が大きいです。
こちらも問題ないです。
ハイテクは明暗が激しい
S&Pが最高値を記録している割には、みんな疑心暗鬼というかへっぴり腰の感じがしています。
だからハイテクも規模が大きく収益が安定している銘柄に集中が見られます。
相変わらず好調の決済系
MSFT、V、MAなどです。下はビザの2年チャート
予想PERが33ほどですから買われてはいるものの安心感があります。
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サース系はPERがないのが今後どうでるか?
ハイテクは一般にPERが高いもののそれでもPERの数字はありますが下位サースは数字そのものがありません。
下落相場になった時にどのくらいで下げ止まるのかの想像がつきにくいです。
下は保有のOKTA
2年で5倍ほどの急成長をしています。昨年暮れの下落の際には30%ほど下げています。S&Pの20%、VGTの27%の下げと比べるとそう大きくないです。
ただし将来の大きな下げに対しては過去の例がなく想像がつきません。
ココらへんがGAPPで利益がまだ上がっていない会社を持つときのリスクです。
下位サース企業については買い増し基準をタイトにしています。OKTAは買い増ししました。
基準に達しているのにまだ買い増しができていないのもあります。
下はTTDトレードデスクの2年チャート
やはり2年で5倍ほどの成長をしているもののチャートはかなりカクカクです。
決算の数字が良くて跳ね上がるのはわかるのですがそれ以外の時の動きはつかめません。
時価総額が小さくて(1兆円ほど)動きが不安定なのでしょう。
これは買い増し基準に達していますがまだ買ってません。
GAPPで利益を出してPERがあるものもある。
一方下位サースでも利益を出している会社も少ないですがあります。
薬品会社専門クラウドのVEEVビーバシステムもその一つです。
実績PERで105、予想PERで99です。(SBI証券)
PERが100と数字は大きいですが利益を出す経営をしています。
2年チャートは
2年で3倍弱。やはり安定度が高いと人気も高いようです。
あのグロースの達人のDさんは買ってられましたね。目の付け所がさすがです。
対象を絞り込んでいるところも好感が持てます。
リスクとリターンはバランスが取れている
ならばもっとしっかり利益を出しているクラウドの王者MSFTはというと
予想PER30,配当1.34%、2年チャートは
伸び率は2年で2倍弱です。昨年の下落時も下げ幅は20%ほどでVGTよりも小さかったです。最高値を更新中ですが守備の固さを考えるとまだ高くはないです。
こうやって見てみるとつくづく株価ってうまくバランスが取れてついているなと感心します。
成長率が高くてリスクは少なめでお願いします、なんて虫のいい銘柄はないですね。
以上、今日は感じたことを書きました。
それではみなさんの良い投資を!
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