リタイア後の年金で投資のスタイルが決まる。目的がはっきりすれば成功率は格段に高くなる。
こんにちは
今回の金融庁の2千万問題で投資の重要性が確認されました。
同時に個人の年金や資産の状況に応じて投資のスタイルも限定されます。
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最も自分に適した投資スタイルは?
世の中には多すぎる投資スタイルがあり、私達を悩ませてきました。
しかし年金と自分の暮らし方で大まかな必要経費が分かれば投資も限定されます。
そして自分に最適な投資スタイルも見つけやすくなりました。
1 余裕がある方の場合→制約を受けない。公務員など
年金が十分あり資産も十分な方では投資スタイルに制約がありません。
さらに資産を増やすもよし、楽しく趣味的にやるも良しです。羨ましい限りですね。
2 年金が少なく資産も少ない方の場合→最大化を目指す必要あり→合理的な投資
反対にフリーランスや自営業者の場合は年金は少ないです。非正規雇用の方もです。
リタイア後の生活資金は投資で調達する必要があります。
とはいえこの業種の方はお金の動きは多いものの着実にたまっていくわけではないです。
方法に工夫がいります。
3 標準的な投資で大丈夫な場合→①堅実に②一部分を好みを取り入れられる。
一般的な会社員の場合は年金もそこそこありますから投資は補完になります。
インデックスを中心にして、半分ほどは個別で個性を主張できます。
ここまでの結論
自分の年金や収入のタイプによって自分の投資の目標とスタイルが決まる。
よく論議される「インカムゲイン投資」がいいか「キャピタルゲイン投資」がいいかの選択は自分の置かれた立場によって決まる。
1 資産最大化を目指す方の場合
私は自身がそうだったこともあり年金が少ない方のための「資産最大化」をおすすめしてきました。
(1)自分の好き嫌いを言える立場にない。
35歳の方の場合70歳までの35年間、年5%の投資で年間100万円を投資すると9千万になります。4%の利回りなら7400万円。投資資金が半分ならその半分。一人なら十分でしょう。
インフレ率(2%)を差し引いても米国株ではその程度では回ります。
逆に預貯金や債券ではとうてい追いつきません。
スポットで使う分を除けば通常は株式一択になります。
(2)まずはインデックスが簡明で失敗しない。
対象はまずは、日本円から少額で投資できる①イーマキシムスリム米国株(S&P500連動)か②楽天全米(全米株式連動)が適切と思います。
(3)収入があった時に入れれるだけ投資するのがてっとり速い
収入が安定しない方の場合は計画が立てにくいです。必要額を除いて買えるだけその都度、毎月買うのが増えやすいです。
市場の動向やタイミングは考える必要はとりあえずはないです。(影響が少ないので)
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(4)個別株や分野ETFはインデックスより大きく勝っているものだけを考える。
新規に投資するより「乗り換え」のほうがはるかに容易です。
「乗り換える」からには「明確に有利」である必要があります。
分野別ETFでの私のおすすめはVGT(ハイテク情報分野)です。私も持ってますしこれから増やします。下は5年でのS&Pとの比較。
VGTは120%上昇とVOO(S&P500)の51%を2倍以上上回っています。
十分な数字と言えます。
ただしVGTはNY市場でドルでしか買えない制約があります。
現在210ドル程です。1株でも買えますが最低手数料が5百円ほどかかりますので数万円買うのは手数料負けします。手数料の影響を除くには5株以上がおすすめです。(この時0.5%)
♡とにかくいったんS&Pインデックスを円で買って20万円以上でまとめて乗り換えると手数料の影響が減ります。円からの投信では売りも買いも手数料は要りませんから。
楽天証券やマネックス証券では日本円から直接米株が買えます。ただし投信が現金になるのに3営業日かかります。
S&PインデックスとVGTはほぼ同じ動きをします。乗り換えのタイミングに神経質になる必要はないです。
ここまでの結論
1 とりあえずS&Pインデックスを日本円で買う。
2 一部分をVGTに乗り換える。
3 割合はインデックス:VGT=50:50を推奨している。
これで上位90%くらいの成績になると思う。インデックスだけだと過去の実績で上位80%以上。VGTを加えればここ10年では上昇するはず。
(5)売らない。
売って市場から離れることは長期的には大きなリスクです。またインデックスでは市場から離れる、売る必然性はありません。
売るのは上記のVGTや個別株への乗り換えだけです。
簡明な方が成功率はぐんとあがります。
2 余裕のある方の投資法
どんな投資法でもOKです。ここでは省略します。
以上です。今回の答申をショッキングなものととらえた人もいるみたいですが、いい機会です。目的がはっきりするとうまくいきます。私が若い頃は今のような①手数料が安く②簡便な③米国株投資はありませんでした。
まったくうらやましいです。私ももうリタイアしていますが若い人に負けないように割合は多くないですが着実に投資を積み重ねて行きます。
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