チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

【視界不透明】難しい時は凡人は失敗しないことが重要

こんにちは

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強弱2つの見方があって凡人(私)は先行きに迷います。

強気派は来年の大統領選までは相場は崩れないと見ています。2%以上もの金利の余裕もあります。小出しにしながら利下げすれば下落は防げる。という見方です。

 

弱気派は①強気相場が10年以上続いてきて最終段階にあること②長短金利が逆転していること→1、2年で過去は景気後退が起こっている。③利下げから4ヶ月で過去は景気後退が起こっていること。を根拠に景気後退が近いと警告します。

 

今度の大幅下落はピークで30%ほどの下落と思う。

前回のリーマンショックでは直近高値から50%、リーマン破綻で下落の入り口からは40%ほどの大きな下げでした。

今度のは「金融システムの損傷」にはならないでしょうから小ぶりが予想されます。

私は直近高値から大きくても30%ほどの下落にとどまると見ています。

これでも十分大きな下げではあります

現在だとS&Pが2000くらいに相当するでしょうか。

下落時に15%くらい安く買えれば十分か?

下落時に買ったとしてリーマンの場合で下落入り口から20%くらい、直近高値から30%安くらいで仕入れが可能でした。最大下げ幅の半分くらいです。

これを今度に当てはめると直近高値から15%から20%も安く買えれば十分といえます。

今に当てはめるとS&Pで2500くらいです。

大したことはないとも言えます。

6個買えるじゃがいもが7個買えるという程度です。

とはいえ、仕入れのチャンスです。下は5年のチャート。

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これからの上値は限られる

一方個別株は別にして全体としては上値は限られます。

FRBの利下げ、金融緩和に依存しているからです。

2年のチャートで見てみると

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3000を抜くのは難しいようです。

下はFRBが支えるので2600から3000のレンジ相場が濃厚です。

厳密には2650~2950のレンジで動く確率が高いと見ます。

凡人が買って安心なもの

インデックス定期買いはもちろんOKです。それ以外では

1 レンジ内でのVOOやVGTは大丈夫。

長期的な仕入れの一環としてなら問題ないです。

2 インデックスより動きが小さい個別株もOK

MCDなど下落時に下落が小さい銘柄は安心感があります。

3 ハイテクはケースバイケースか?

景気の変動を受けやすい半導体と決済系では異なります。

(1)決済系はVGTより下落が小さいと思う。

下は先日ブロックチェーン技術で国際送金の実用化を発表して株価好調のVビザです。

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現在171.59ドル5年で3.4倍の高成長ぶりです。懸念は反トラスト法くらいです。

予想PERは32.03配当0.59%です。

決済系の比較チャートです。青はS&Pです

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MAやPYPLはこの2年で2倍に最大手のVも1.75倍に成長しています。

成長が大きいので下落時には売られるのは仕方ないです。かえって仕込みのチャンスでしょう。

(2)半導体やアップルは影響が大きい

消費に連動するので下落幅は大きいです。

凡人には手が出しにくいです。

(3)クラウドはMSFTはVGTくらい、下位は不明。

クラウド5社の2年比較チャートです。

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上から黒がTTDトレードデスク、黄色がOKTAオクタ、緑がADBEアドビ、赤がMSFT、青がS&Pインデックスです。

MSFT、ADBEが2年でほぼ2倍と高い伸びです。安定感もあります。

OKTA、TTDは5倍にはなっていますが乱高下は凄まじいです。

これからの下落時にどれだけ下落するのかは全く不明です。

何しろGAPPでは利益が出ていないのでPER自体もなく割安の基準もないです。

とはいえ暗号通貨とは違いちゃんと実用化され役に立っています。

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昨年の10月からのハイテク下落の時を見てみます。上はオクタです。

最大で30%強の下落です。アマゾンと同レベルでとりわけ下落幅が大きいわけではないです。

クラウドで安定感を望むならMSFTです。予想PERが29.1で配当が1.39%とハイテク全般でも割安です。

凡人が失敗をしないためには

これからの下落で失敗の可能性があるのは次の3点と思います

①個別株を多く保有

②下落幅が大きい銘柄を保有

③下落時の対応が未定

凡人は大幅下落時に適切な対応は望めません。手早く処分して離れるなどです。

したがって対応は

1 下落して困る株は持たない。

2 売りそびれても大丈夫な範囲でハイテクは保有。

ここまでの結論

1 レンジ内でのインデックス買いは問題ない

2 V、MA、PYPLは成長が大きいぶん下落も大きいがVGTくらいか。

3 クラウドではMSFTの下落は小さい。

4 下位クラウドの下落幅は50%くらいは十分あると思う。→売りそびれても保有できる範囲で持つ

考えている作戦

1 レンジの下の方で、VOO、VGT、MSFT、V、MA、PYPLを仕込むのは有望。

2 レンジを下に抜けたら買うのはやめる。本格下落の可能性があるから。

3 なるべく売らずに引っ張る作戦、VOOやVGTは売らずにずっと保有

4 下位サースは総額を管理しながら買い増し。下落相場の入り口で一旦売れれば売って再度参入。

考えているようにうまくいくとは思いませんが、作戦はないよりあったほうがましです。

♡ここ数ヶ月でまたレンジの下の方になる可能性が高いと思う。

以上です。自分本位の整理で恐縮です。

それではみなさんの良い投資を!

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