暴落時に買うには何が最適か?リーマン時に学ぶ最終回
こんにちは
「暴落時に全力で買うシリーズ」最終回です。
スポンサーリンク
前回までの結論は(リーマン時では)
1 暴落時には乱高下して買いにくい。
2 底を知るのは困難だ。だましも多い。
3 しっかり底を確認してから買っても十分間に合う。
その場合大底から20%ほど高く買うことになる。
4 テキパキと買う行動力に自信がない人は一部分を自己ルールで買ってはずみをつけるのも有ると思う。自己ルールは①値幅と②時間軸で
①下落から20%下で買う②下落が始まってから1ヶ月経ってから買う
今回は買う中身、銘柄についてです。
暴落時に買う銘柄は何が最適か?
下はリーマン発生から1年のチャートです。薄い青がナスダック、濃い青がS&P
前回の結論で王道的な買いとして直前高値を抜いて上昇トレンドがはっきりする2009年5月1日を起点に考えます。もっと前に買えればさらにOK
そこから5年の期間で見てみます。まずはディフェンシブ銘柄の有名どころ。
上から薄い青VGTで127%上昇、ブルーがS&Pで109%、JNJが84%、NEEも同じ
KOが77%、MCDが76%、PGが54%、XOMが44%です。
(1)ディフェンシブ銘柄は下落幅が小さいのでその後の上昇も低いです。MCDなどはそもそも下落していません。
(2)ハイテクETFのVGTとS&Pとの差もほとんどありません。
(3)これを見れば素直にVOOとVGTを買っておいて問題ないです。
スポンサーリンク
ハイテク、銀行などは
上からVで238%UNHで227%、グーグルで177%、VGTで127%、VOOで109%、MSFTで75%、JPMで70%です。
(1)3年後まではあまり差がついていない。
(2)V,GOOGL、UNHは高い伸びをしている、ただしチャートの乱高下はある。
ここまでの結論
1 ほしい銘柄があればそれを買えばいいが特になければVOOやVGTで十分だ。
2 2年後くらいから差がつくので入れ替えたければより伸びる株に転換すればよい
3 他に適切な銘柄があるかも知れない。
感想
1 下落時の買いは神経を使う。銘柄にこだわりがなければVOO、VGTで十分と感じる。後でゆっくり適した銘柄に転換すればいいから。
2 こういうドサクサのときは「質より量が大切」と感じる。だからまずは「投資額」を確保。対象はインデックスが優れている。
3 その後インデックスよりもずっと優れているものがあれば転換、なければインデックスでそのまま保有。
以上です。
それではみなさまの良い投資を!
お願い ランキングに参加しています。下をクリックして応援いただければありがたいです。よろしくおねがいします。
スポンサーリンク