【投信13本定点観測】5月は大幅なマイナス。貿易戦争の影響大。
こんにちは
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1月7日に買った定点観測用の投信13本の5月の成績を見てみます。
今月はすべての株式投信が下落
注 増減は1月7日を基準としてのものです。
投信定点観測 | 2月末 | 3月末 | 4月末 | 5月末 | 対前月減 | ||
投信会社 | 増減% | 増減% | 増減% | 増減% | % | ||
1 | S&P500 | スリム | 12.3 | 13.1 | 18.5 | 10.6 | 7.9 |
2 | 全米 | 楽天 | 12.9 | 13.1 | 18.4 | 10.5 | 7.9 |
3 | 先進国 | スリム | 12.1 | 12.4 | 17.5 | 10.1 | 7.4 |
4 | 全世界 | スリム | 11.4 | 11.5 | 16.2 | 8.5 | 7.7 |
5 | 全世界 | 楽天 | 11.4 | 11.3 | 15.9 | 8.3 | 7.6 |
6 | ひふみプラス | ひふみ | 10.8 | 10.4 | 13.6 | 6.9 | 6.7 |
7 | 全米高配当 | 楽天 | 10.9 | 10.3 | 13.8 | 6.6 | 7.2 |
8 | 日経平均 | スリム | 7.9 | 6.7 | 12.1 | 3.8 | 8.3 |
9 | 新興国株 | スリム | 10.5 | 9.5 | 13.7 | 2.9 | 10.8 |
10 | TOPIX | スリム | 6.9 | 6.4 | 8.2 | 1.1 | 7.1 |
合計 | 107.1 | 104.7 | 147.9 | 69.3 | 78.6 | ||
平均 | 10.71 | 10.47 | 14.79 | 6.93 | 7.86 |
(1)2月初旬まで戻ってしまいました。
(2)下落率では大きい方から新興国株、日経平均、米国株という順です。
新興国や日本株はほぼ今年はじめに戻りました。今後も厳しい展開が予想されます。手を出さないのが賢明です。さらに日経平均は週明け大幅円高により大幅な下落が予想されます。
ここまでの結論
1 年初から勢いよく上昇してきた世界の株式も視界不良で下落トレンドにある。
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安いと思って買うのは危険
(個人的な見方です)
下はS&Pインデックスの2年チャートです。
1 わかりやすい下落トレンドにあります。
→確率としては今後も下落が続く可能性が50%を超える。
相場は転換点をむかえるまではそのトレンドが続くから。
そしてトレンドを転換させる材料は今の所なし。米中合意ができればOK。
むしろトランプのメキシコへの戦線拡大でさらに難しさを増した。
2 ならしてみるとちょうど延長上にある。
昨年1月からの凸凹をならすとちょうど長期の上昇トレンドの延長線にあります。
奇しくも52週の長期平均線上にあります。
長期平均線で下げ止まる保証はどこにもありません。
昨年暮れの下げはFRBの方向転換で長期上昇トレンドは維持されました。
利上げ方針→利上げしない。緩和継続です。
現在は10年国債金利が2.142%とFF金利を割り込んで(2.25から2.50%)います。
逆に言えば、FRBの利下げを1回折り込みつつあります。
3 催促されて仕方なく利下げが続く。
利下げはプラスに見えますが、FRBが市場より先に利下げするはずはないです。市場に催促されて、さらに統計上の悪い数字が出てから渋々、小出しにやります。
つまり、後手後手にまわります。だからこれに期待するのは間違っていると思います。
ここまでの結論
1 今後も下落が続く可能性は高い。
2 長期下落トレンドへの転換の可能性もある。
このまま下落すれば今年の4月でピークを打って長期の下落トレンドへ移る可能性もあり。
3 今の株価が「割安」と判断しての買いは「危険」と思う。
ではどういう買いならOKか?
4 定期買い、または長期的に考えて売らないつもりでの仕込みはOKと思う。
効率的な視野では今後の安値でまとめて買うのが優れています。
とはいえ①それがいつなのか②そしてその時に合理的に行動できるかを考えれば今から仕込んでいくのは凡人には悪い方法ではないと考えます。
買い下がって行けばいいからです。
通常この「ナンピン買い」はリスクを拡大させるので良くないとされていますが、仕入れと割り切り、ずっと売らないのなら何の問題もないです。ただし市場は適切に選ぶ必要あり。新興国とかはNG。米国はOK。日本はこんな感じです。日経平均2年チャート
日経平均はすでに52週長期線の下です。
債券も下落
タイプ | 投信会社 | 増減% | 増減% | 増減% | 増減% | ||
11 | 先進国債券 | スリム | 2.8 | 3.7 | 3.4 | 2.6 | 0.8 |
12 | 新興国債券 | アイフリ | 4.4 | 2.4 | 2.8 | 0.2 | 2.6 |
13 | 日本債券 | スリム | 0.3 | 1.1 | 0.8 | 1.4 | -0.6 |
平均 | 2.5 | 2.4 | 2.3 | 1.4 | 0.9 |
こちらも日本債券以外は下落しました。
中でも新興国債券は下落幅が大きいです。現在円高が進んでいるのでさらに拡大しそうです。
♡米国長期国債ETFのVGLTは5月でドルベースで5%ほど上昇しました。円ベースでは2%ほど。手持ちのドルがあれば避難先として有効だが、日本円をドルに替えてまで投資するメリットがあるとは思えない。
まとめ
貿易戦争が不透明で弱気一辺倒です。こんな時こそ試されます。
①迷わず保有を続けること②長期下落トレンドに移行しても大丈夫な投資を心がけること、と自分的には思っています。
以上です。それではみなさんの良い投資を!
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