兵法で禁じられている両面作戦はやはり難しいと思う。
こんにちは
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トランプさんがメキシコへの関税を5%ずつ増やしていくと表明して市場は大くずれです。
昨夜各指標はS&Pがー1.32%、ナスダックー1.51%、ダウが-1.41%と大幅安で5月を終えました。
古来、両面作戦は避けるのが兵法で、名将はそうやって勝ってきた。
中国との協議が終わっていないのにもうメキシコに手を付けるのは兵法には反します。
古来名将は相当無理をしてでも両面作戦は避けてきたからです。
対中国対策は議会も一致した米国のコンセンサスですが対メキシコは民主党は賛成していません。
トランプさんの飽きっぽい、先走りな性格を強く反映した方針と言えます。
今後の動きは予測不能になってしまいました。
長期金利(10年債)は何とFF金利以下に
リスク回避で10年債の金利は2.12%ととうとうFF金利2.25から2.50%を割り込みました。3ヶ月ものが2.34%なので完全な長短金利逆転です。
なので長期債券は最高値
下は長期政府債券ETFのVGLTのちゃーと
5月で6%の上昇。
108円台の円高に
またお決まりの円高も発生しています。108.36円で前日比何とー1.24円
中国がダメ、欧州がダメ、さらにアメリカが不透明なら円高は必然の流れです。
下はドル円の2年チャート
政治的な問題なので解決は可能ではあるが
対中国にしても対メキシコにしても、米国が仕掛けたわけですから収束の可能性はあります。
とはいえ政治はどうなるのかは予測がつかないので「解決する」と踏んで行動するのは「裏目に出る」可能性があります。
投資家は自分に都合よく考える傾向がある
と言われていますから気をつけないと
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昨年暮れの下落とは違う
S&Pのチャートを見てみると
5月はまさに貿易問題で下落したと言えます。
RSIは実に30.84と売られ過ぎを示唆していますが下落トレンドにあります。
5月の自分の動き
私ごとですが整理のために。
研究投資の中でアマゾンの比率が高かったので5月はじめに大部分を売却。
サース銘柄に転換しました。また手持ちのドルで長期債券のVGLTとVGTも買いました。
買ったサース銘柄は
NOWサービスナウ、OKTAオクタ、ZENゼンディスク、TTDトレードディスク
今までロスカットにかかったのはZSゼットスケーラー、ZMズームビデオ
クラウドは貿易戦争には直接関係ないので有望と思っていますが全体が下落すればやはり下落は避けられません。半導体などより下落幅は小さいと思う。
♡VOOとかVGTは永久保有の予定なのでロスカットは設定しない。
トータルでは2%ほどのマイナス。(VGLTとOKTAはプラス)
売ったアマゾンが9%ほど下落しているので間違いではなかったと思う。
結果をみれば全額VGLTで保有が正解だったがそこまでの力はないので。
今後の方針
1 VOOの定期買いは今まで通り
2 サースはルール通り。
上がれば買い増し、ロスカットにかかれば仕方なしです。
3 VOO、VGTは下げたところは少しずつ仕込み
4 個別株の買い増しはしばらく様子を見て
MA、MSFT、UNH、BAなど固いところが下げていれば買い増ししたいですがもう少し状況をみてから。
以上です。米中だけでも難しかったのにさらに難易度が増しました。
それではみなさまの良い投資を!
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