米中冷戦の世界はどうなるか考えてみた
こんにちは
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トランプ大統領が2度めの来日をして3泊4日という長めの滞在で絆を深めています。
今や安倍総理は首脳の中では最も気が置けない友人です。
日本は「日米同盟」堅持の立場なので徹底的にもてなすのは当然と思います。
もてなされて気分が悪くなる人間はいませんしね。トランプさんは特にその傾向が強そうだし。
さらにトランプさんと安倍さんの相性の良さに加えて皇室の相性も抜群です。
両陛下ともに通訳なしで意志の疎通ができる最上の関係です。
そういう状況なので米中冷戦になれば日本は米側の一員、しかも中核メンバーです。
立場を鮮明にしている方が被害が少ない
両陣営の綱引きになればその中間にいていいとこ取りをしたほうが有利そうです。
しかし過去の例では立場を明らかにせずにうまく立ち回って成功した例はほぼないです
韓国の立場は難しすぎる。
日本が立場をはっきりさせているのに対して韓国の立場ははっきりしません。
米軍もいるし安全保障上は米側であることは明らかです。
しかし大統領の言動を見ていると「米陣営」でいることに満足していないようです。
今回の対立を受けて米国からは「ファーウエイ切り」を迫られます。
一方最大輸出国の中国からも圧力をかけられています。
どちらの陣営からも信頼されていないのです。
今までの「いいとこ取り」の外交が裏目に出ました。
文大統領がこの難局をどう切り抜けるのか、まさに試練の時です。
日本との関係を必要もないのに悪くしすぎた
現在、日韓関係は最悪です。日本が仕掛けたわけではないので韓国側が意図したことです。政治的に利用しようとしたのでしょう。
しかしこうなって見るとまったく裏目に出ました。
米側陣営の一員ならば米国、日本とともに対策を考えるのが筋です。
しかし日本とケンカ状態なので難易度が増します。
さらにトランプとの個人的な関係もよくありません。
米国は韓国を中国陣営にとられたくないので好条件で引き止めますが「義務感」でいっぱいです。
安倍総理にとりなしを頼むのが一番なのですがケンカ中なのでメンツが邪魔してできません。
こういうのを「八方塞がり」今風にいうと「詰んだ」というのでしょう。
天災ではなくて自分でまいた種です。感情を優先したツケです。
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対中国輸出で減る分はしょうがない
日本にとっても中国は最大相手国です。
今後中国が報復として日本からの輸入を制限するのは避けられません。
とはいえ、両国とも減らせない分野も多いのでそこまで大きくはないと思います。数字は無いですが。
半導体関連などは中国国内で育つまでは日本から輸入するしかありません。
意固地になるほど中国の減速はひどくなる
中国は急速に発展してきましたがバランスが悪い形です。
世界分業あってこその発展です。
感情的・政治的に意固地になって報復をしていると一気に減速します。
そうなると世界経済も無傷ではいられません。
被害が大きい順に
中国>韓国>オーストラリア・欧州・ASEAN>日本>米国
みたいな感じでしょうか。株価も大幅下落は必至です。
中国政府が愚かだとこうなります。
そして世界中で居場所がなくなった技術者を呼び戻して独自の経済圏をつくることになります。
とはいえ高い技術を持っていても断片的なので組み合わせて世界レベルに持っているのには長い時間がかかります。
旧米ソ冷戦では東側は技術的に進歩が遅れて食料にも事欠きました。
歴史は繰り返すことになります。
米経済圏の中で日本の役割は増す
日本は生産拠点、研究拠点、アジアの拠点としての利便性がいいです。
一時的な混乱をしのげばむしろチャンスが多い展開と思います。
以上私の勝手な想像でした。そうならないように中国政府には賢明な対応を望みたいですね。
追伸 株価は中国の大幅減速が起こると最大50%くらいの下落はあると思います。しかし米国株は世界で一番早く値を戻すのでそのまま保有で大丈夫です。
それではみなさまの良い投資を!
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