【コンビニオーナーの悲劇】経営者サイドに無理に立とうとするのは不利だ。
こんにちは
セブンイレブンオーナーが現代の奴隷労働だとわかりました。
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その過酷な実態は
(1)取り分は粗利益の60%を本部がとる。
(2)水道光熱費、アルバイト、弁当破棄などのリスクは全部オーナー持ち
(3)24時間労働を強いられ家族の休みがない。
・・・
つまりオーナーには何の権限もなく利益は全部持っていかれ、リスクと疲労だけが残ります。
まさしく「タコ部屋労働」です。言い方が古い!
違うのは彼らの立場がオーナーであり、形の上では経営者なので「労働者」としての保護が一切受けられない点です。
肝心の収入も昼夜休みなく、休日もなく、馬車馬のうように働いて夫婦合わせて600万から700万が平均と言われています。
会社員や公務員と違いさらにこの中から社会保険の費用を払います。
8時間労働でまともな計算では年収200万いくかいかないかでしょう。
先日あげた期間工のほうがはるかに恵まれています。
オーナーという魔法のことばにだまされている。
会社で上司の理不尽なパワハラに悩まされてきた会社員にとって「オーナー」というのはいかにも魅力的な響きです。
だから自分で経営できる「オーナー」になればそのようなパワハラから開放されると思います。
しかし、労働者は「労働基準法」に守られており労基に駆け込めば話は聞いてもらえます。
オーナーとなってしまえば労働者ではないのでどんな理不尽な要求にも応えなければなりません。
今回コンビニオーナーが明るみに出ただけで、下請け業者に対する「パワハラ」は日常的に行われています。
会社員、労働者の方が権利が強い
社畜とかいって卑下している人も多いです。だから自由度が高いオーナーや自由業に憧れる気持ちはよくわかります。
私は、会社員も自営業もフランチャイズも経験があります。
それぞれに厳しさはありますが会社員が一番自由度は高いと思います。
とりあえずいつでもやめられます。
フランチャイズをやめるのは難しいです。私もてこずりました。
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お金儲けと割り切るなら「労働者」が有利
先日「期間工」の記事でも書きましたが、欧米では仕事はお金のためと割り切っています。「やりがい」や「将来の幹部登用」はほんの一部の人が対象です。
スペシャリストが明確に分離していない日本ではその点があいまいです。
特に能力はなくても(失礼)経営陣に加わっている例がたくさんあるからです。
しかし遅かれ早かれ欧米型に移行するのは確実ですからいくら「サービス残業」で会社に恩を売っておいても報いられない可能性が高いです。
小さい島国で食物連鎖の上位にいても国際的には競争力なし
日本では東証1部企業が2千社以上あります。
日本では一流との扱いを受けています。
運良くそれらの大企業に勤めているならフル活用すればいいです。
合コンでは上位者として振る舞えるでしょう。
しかし、外れていてもがっかりする必要はないです。
それは国内では一目置かれる上位の存在かもしれませんが、国際的に見れば時価総額1兆円もない企業がほとんどだからです。国際競争力がない企業も多いです。銀行とか
とにかくカネを稼いで世界企業に投資するのが最適解
日本より稼げる国はあるでしょうが日本も悪くありません。
英語ができなくても、特別な能力を持っていなくてもそれなりに稼げるからです。
だから日本でどんな形でもいいので稼いで(ブラックは避けて)世界企業に投資するのが最適解です。
間違ってもコンビニオーナーのように「見栄えがそこそこで」実際はブラックの極地という選択はしないことです。
自分にとっての最適解が「期間工」なら悪くないと思います。
自動車会社なら寡占企業の一角で労働基準法は守っているはずです。
そこで3年ほど力をためてお金も貯めて将来の戦略を練るのはいい作戦です。
やりがい詐欺に気をつけろ
一時のワタミのように「社会のため」「自然農法」「自己研鑽」とかきれいごとで労働者を騙す手法が今も健在です。
医療業界などでは「患者のため」という大義名分で医療従事者が過重労働を強いられています。
国境なし医師団では紛争が起こると「患者は放置して逃げる」ことはあまり知られていません。
「患者の健康より自分の健康」が優先されるのは当然と思うのですが・・・
ここまでの結論
◯労働者の立場は強い、利用しよう
◯うかつに経営サイドに移ると最下位に置かれてパワハラを受ける。
◯国内で知名度の高い企業ならフル活用し、そうでなくても気にすることはない
◯とにかく稼いで世界企業に投資するのが最適解
♡自営業をしたことのメリットはどんな困難にも耐えられる強靭な精神が身につくことです。頭下げたり、靴舐めたりは平気ですね。実際にはなめてませんが。
追伸
♡リタイア後に共同で事業を立ち上げる人も多いです。日本ではスペシャリティーが曖昧なので実際に通用するかどうかはギャンブルの要素があります。どれだけ優位性があるのかは冷静で客観的な判断が求められます。
以上です。それではみなさまの良い投資を!
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