インデックスをベースにしてさらに攻める方法
こんにちは
自分はギャンブルは一切しないのですが、友人にネットで競馬をしているのがいます
地方で居間にいながら中央競馬ができるようになっているのですね。
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それはさておき
競馬で全点を買った時の損益は?
馬券のスタイルで違うようです。払い戻しの割合は単勝、複勝80%、枠連馬連77.5%、3連単72.5%と悪くなってWIN5が70%です。
つまり確率的には20%~30%のマイナスになります。
だから全部買う選択はありません。
損するために競馬をする人はいないでしょうから。
必然的に何本かに絞る必要があります。
しかしどう買ったとしてもトータルでは上記のマイナスは確定しています。
友は「勝つことは可能だ」「たまたま過去はつぎ込んだがこれからは回収だ」と意気込んでいます。方法は私にはさっぱりわかりません。
S&P500を全点買いした時の損益は?
競馬と投資を同一視する人がいますがはっきり違うのは、株式は過去10年、20年、50年、100年どれをとっても全部を買えばプラスです。
もっとも長期ではお金の価値も減りますからフェアにするためには「実質リターン」で考える必要があります。
過去では6%ほどになっています。投信やETFの場合は管理報酬が必要ですがVOOで年0.03%ですから無視できます。
つまり競馬と違って「全点買い」は有効な戦略です。
何の研究もせずにこのリターンは「ありがたい」と感じます。
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いきなり尖った投資はできない
インデックスに否定的な方の意見は「もっとパフォーマンスがいい株はあるよ」です
そのとおりです。
しかしそんなに簡単にはいきません。例えば有力株をたとえすんなり見つけたとして、一瞬で100%の投資ができるものでしょうか?
さらに1銘柄に100%つぎ込んでいい自己ルールでしょうか?
このブログ村でカリスマの「ムショク」さんはマイクロソフトに数億円の100%投資を成功されていますが、他に実行している人は知りません。
理論的には最強でも実行は簡単ではないです。
順番にステップアップするとやりやすい
一気に理想の構成にできなくても順番にやっていけばやりやすいです。
個別ハイテク株よりVGTが買いやすいし、さらにVOOは買いやすいです。
これらのインデックスやETFは下落しても持ち続けられる安心感があります。
だから一旦VOOを買ってタイミングを見ながら個別株、VGTに転換するほうが難度は低いと思います。
リーマン後の上昇は驚異的
下はリーマン後の最安値付近の2009年2月16日から10年間のチャートです。
銘柄は現在私が保有しているものです。
上昇率は高い方からAMZN2775%(チャートはなし)MA紫1358%、ADBEピンク1169%MSFTオレンジ525%、VGT青486%S&P空色248%です。
ここにはないですがその前に大きな下落がありました。
その後に一気に最善の選択ができないほうが通常でしょう。
だとしたら
①まずVOOに投資で量を確保②徐々にVGT、個別株に移行がスムーズです。
これからも起こる、激しい株は底付近では買いにくい
これはリーマンみたいな大暴落時とは限りません。
昨年の10月以降も規模は小さいけど起こっています。
小さい規模でも買いにくいことは同じでした。
AMZNも千ドルを割るという説も出ました。
だから1400ドルを割る安値になっても買うのは簡単ではなかったです。
大きく上下する株は底付近では買いにくいです。
将来の期待で買い進まれて来ているので「割安」を判断する材料がないからです。
だからたとえ買えたとしても「量は小さく」なりがちです。
その点VOOやVGTで十分な利益を得ていると個別への投資もより負担が少なくなります
ここまでの結論
1 待機としてインデックスを買っても投資としてプラスになる。
2 さらに効率的な投資を狙うベースとして役立つ。
3 含み益があるとリスクが少なく転換ができる。
4 リーマン後の個別株の上昇率は高かった
5 今後も似た状況は度々ある。
6 結果的に半分くらいがVOOとVGTで残っても十分なリターンが得られる。
インデックスは攻めの起点として使えると思い書きました。
以上です。それではみなさんの良い投資を!
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