インデックス投信がアクティブ投信を上回る。困った時はインデックス投信が便利。
こんにちは、どうもです。
モーニングスターによると米国の4600本の投信の合計は12.8兆ドルでパッシブ投信(インデックス投信)が運用額でアクティブ投信を上回った。
2018年の12月までの10年の運用実績があらゆるジャンルでのインデックスを上回った投信は24%だった。(債券、リートやコモディティを含む)
とうとう逆転しましたね。しかもインデックスの成績がいいです。勝率76%、株式だけではもっと高い。
スポンサーリンク
現在のような局面ではインデックスが安心。
熟達者は別として現在の局面は投資が難しいです。S&Pの2年チャートを見てみますと
昨年の2月からインデックスですらこの荒れようです。昨年末からのV字谷はすごいですね。
あとでチャートを見ると「10月に売ってクリスマスに買い戻して」とか勝手に思いますが実際に実行した人はほぼいないと思います。
今年の1月4日のパウエル発言で「利上げ、資産縮小はしない」が確認できたことが大きかったです。
うまくトレードできる方は別としてほとんどの方は今の状況では投資に迷います。
ハイテクは怖いし、高配当株は割高水準まで買われているし、という状況です。
しかしS&Pインデックス、あるいは全米インデックスなら困ることはありません。
定期買いなら問題ないし、そうでなくても「割高水準」ではないからです。
過去のPERにとらわれないほうがいいと思う理由
米国株の割安水準については自分は予想PERで
~15・・・割安
15~17・・・やや割安
17~20・・・適正
20以上・・・割高
と判断しています。
過去の水準は15でしたがそれは金利が5%以上ある状態だったからです。現在は長期金利で2.7%ほどです。それを加味すると現在のPER16ほどの水準は利回りが6%を超えますから長期金利を3%以上オーバーしています。
米国よりも低PERの国は多いが投資はできない。
スポンサーリンク
ブルームバーグの資料では2月1日の各市場のPERは
S&P500・・・16.1 ナスダック・・・20.5
韓国・・・10.5
上海・・・9.9
ドイツ・・・12.0
日本...15.1 日経新聞では12.1(2月14日)
米国株は高い方に属します。
しかし私はPERが低い市場が割安で投資対象として適しているとは思いません。
成長性の乏しさや波乱要因が多いからです。
全世界として買うのなら問題ないけど特定の市場だけを買うのはリスクが大きすぎます。
あなたも中国や韓国やドイツを買うのはためらうでしょう。
米国のハイテクの成長性は長期的には大きい
下は米国情報テクノロジーETFのVGTのチャートです。
すでに前回高値を抜いて上昇しています。
S&Pより回復力は大きいです。
個別株としてはアップルなどの不調もあり難しい面はありますが、全体としては伸びています。今後も伸びが期待されます。
S&PインデックスとともにVGTも投資対象として優れています。ナスダックはS&PよりPERが高いですが成長性を考えれば当然です。
今後も難しい相場は続く
今後も乱高下はあると思います。
相場を読み切ることができないので参入が難しいです。
安全、安心の米国株インデックスあるいはVGTでの投資がいいと思います。
♡若い方は動きがダイナミックなVGTはいいと思う。
今後の一時的な下落、あるいは数年にわたる下落も考えられます。
しかし下落時に買いにくいことは昨年末の大幅下落でも実証済みです。
「やや割安な今の時期に」(私の基準です)こつこつ仕込んでいくことは将来につながると思います。
地味に買っていれば一時的な下落時にも「より買いやすくなる」というのが自分の考えです。
イデコや積立ニーサの枠も使えますしね。
それでは皆さんの良い投資を!
お知らせ 永久保存型のブログチンギスハンの安心の資産運用
に新記事をアップしました。御覧ください。
お願い 読者登録をお願いします。また下をクリックして応援していただければ嬉しいです。よろしくおねがいします。
スポンサーリンク