【朗報】年金受給が75歳まで選択可能に。先延ばしが正解と思う理由。
こんにちは、どうもです。
年金受取りが75歳までの先延ばしが可能になるとの報道が日経新聞にあったので書きました。
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結論からいうと「可能な限り受給は先延ばしが正解です」
そして私は「もう受け取ってしまっています」いったん受け取ったら訂正はできません。失敗したと思ったのであなたは正解を選んでください。
<まず現在の状況をおさらい>
◯65歳から受け取るのが基本。
◯以降先延ばしすると1ヶ月につき0.7%受け取り金が増額される。70歳で受給すると42%増。
◯先にもらうと減額され60歳からもらうと30%減額。
◯現在先延ばしを選択する人は全体の1%程度。→私の行動は普通だった。
それが改正されると
◯75歳までの延長が可能になる。
◯月に0.8%ずつ増額される。(案)
◯75歳時の受取額は65歳時のほぼ2倍になる。
平均年齢まで生きるとすると特に有利でも不利でもないようです。
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しかし私が有利と考える理由は次の3点です。
1 年金をもらう時期を自分で選ぶことができる。
2 したがってリタイアの時期も選ぶことができる。
3 年金は日本円の運用先としては格段に有利である。
すぐ否定的にとらえる人がいます。
「何だかんだ言って払いたくないんだろう」「先に延ばされて結局はもらえなくなるんじゃあないか?」という具合です。
しかしこの考えはすごく「損をする」と思うんです。
そう考えて、先にもらっておこうという人の割合(繰り上げ受給)は34%もいるそうです。
これは国と個人がウインウインの方針だと思う。
繰り上げ受給が損だと思う理由は、年金は受給の総額を競う性質のものではないからです。
「先延ばしにしてもらわないうちに死んだら損だ」というのがその主張ですが、死んだ人間に損も得もありません。もらわなかったということはお金に困っていなかったのですからめでたいことです。
あくまで生きている間に役立つのが年金の役目だからです。
受給先延ばしが最善だと思う理由。
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1 手元に現預金がない場合は受け取る選択はある。
2 手元に現預金がある場合は受け取りは資金のダブリになる。
余分なお金は運用しているのがベストです。リタイア後に全額海外投資で運用するのはリスクがありますから最低でも3割くらいは国内投資が現実的です。
国内株式を除けば年金以上の投資先は日本国内にはないと思うのです。
債券については次の記事があります。
【資産運用】債券のメリット、デメリット、利用法 - チンギスハンの安心の資産運用
個人向け国債の金利が年0.05%でさらに税金もとられることを考えれば月に0.7%の増額というのは魅力的です。
だから手元の現預金がなくなるまでは先送りが最適解です。
さらに金融資産で「日本債券」があればそちらを先に使うほうが有利。
リタイア用の資金で「日本債券」の保有があればそちらを現金化して使うほうが有利です。日本債券の利回りより年金の利回りの方が高いです。(その時の情勢によります)
リタイアの時期や働き方を自分で決める時代が来る。
今まで「定年」として一律に決まっていたリタイアの時期が個人の希望で決められる時代になりました。受給時期のフレキシブル化により自由度が増します。
これからはリタイアの時期や働き方で大きな格差がつく時代になるでしょう。
あなたが上手に準備されることを願っています。
以上です。
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