トランプゲートで米国株が下落することはない。+IBMは下げ止まったか?
米国株投資家の皆さまこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
2017年6月9日(金)
コミー氏の議会での証言がありました。恩人を都合が悪くなれば切り捨てるとは、やはりトランプはサイコパスと言われるだけのことはありますね。このような「恩知らず」「恥知らず」の末路がどのようになるかは個人的には興味のあるところですが、この問題は米国株には影響はないと見ています。理由は、大統領が辞任することになっても、代わりのペンス氏の方が出来がよさそうだからです。トランプ、ヒラリー、サンダース、ペンスと並べてみれば、ペンスがアクが少なく現在の米国には、一番向いているように感じます。たぶん議会で4拓で選べば彼になるでしょう。だから、どんなに騒いでも影響は限定的と考えます。実際、昨日のNYもむしろ上げています。
IBMは下げ止まったか?
バフェットの売りから、急落していたIBMですが、一見下げ止まったように見えます。検討したいと思います。
<IBM>6月8日(金)SBI証券
株価 152.1ドル(+0.74%)予想PE12.77 配当3.94%
2年チャートです。
トランプ以前に戻りました。米国株全体がこれだけ上げている中で珍しいです。6か月チャートです。
一時はRSIが20を割って売り込まれました。昨年の最安値の120ドルまで下げるだろうという声もありましたが、しぶとく150ドル強で踏ん張っています。チャートからは
1 下降トレンドが終わったとは言い切れない。
2 下降トレンドの中にあるとも言い切れない。
というところです。はっきりと下降トレンドが終わるまでにはまだ、日柄調整が必要と言うことでしょう。直近高値からほぼ20%下落という買いたくなる株価です。窓を空けて下げたところは1Q決算を受けてのものです。
改めて4/19発表の1Q決算を見てみます。
売上高181.55億ドル(-2.8%)
純利益17.5億ドル(-13.1%)
EPS1.85ドル 四季報の予想が2.35ドルでした。予想からはー21%です。
S&P全体が14%の増加の中で、相当さえない数字です。今後の見通しは私にはわかりません。
まとめと方針
1 株価は150ドル強で下げ止まっている。
2 チャートからは下降トレンドが終わったとは言い切れなない。
3 株式指標的には予想PE12台、配当4%弱と、ともに魅力的な水準にある。
4 ハイテク銘柄と考えると、取り残された感じだ。
5 人件費削減など大幅な経費削減に取り組んでいるそうだ。
6 今後についてはわからないが、急に業績が改善することはないだろう。
7 もう少し待つのもアリだが、この水準なら少し仕入れておくのもアリと思う。
と結論しました。以上です。
(補足)私がよく参考にさせてもらっている「リョウスケ」氏のブログにIBMの「ワトソン」に関する記事があります。まだの方はどうぞご覧ください。IBMの開発したAIプラットフォーム「ワトソン」に派手さはない!でもIBM復活の切り札になる・・・と思う - リョウスケが米国株で億万長者を目指す
皆様のよい投資を!
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