高いか安いかは後にチャートを見るまで分からない。
米国株投資家の皆さまこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
2017年6月10日(土)
いやーすごい金曜日でした。ダウは史上最高、ナスダックは急落と激しい一日でした。最近急上昇中だったNVDAの1週チャートです。
5%ほどの大幅高ではじまり、25ドルほど(15%)急落し、その後かなり戻して終えています。株価は149.6ドルー10.34ドル(-6.46%)です。予想PE51.72、配当0.35%。(SBI証券)出来高もとても多いです。関心のある方も多いでしょう。
ハイテクに厳しいレポートも出たそうで、他のハイテク株も下げています。だれも高いか安いかの的確な判断はつかないわけで、影響力のある所から「高いよ」といわれれば、動揺が走り利確が出るのは当然です。
月曜日のNVDAの株価がどうなるか?と聞かれるとかなり困ります。引き続き売られそうでもあるし、買いたくてうずうずしていた人が、「チャンス」とばかりに買いに走るかもしれません。ちなみにチャートは急落の後、急速に戻していていい形をしています。(私は予想PE60くらいまではいくのではないかと思っています)
私がNVDAを出したのは、「株価はどう動くかわからない」と思うからです。来週以降、「あれ以降大きく下落したよね」or「一時下げたけど、あれは買い場だったよね」になるかは後になってみなければわかりません。
私も昨晩、レポートしたIBMを買いに行きました。いつもは、約定まで見届けるのですが、指値して、「金曜だし買えるだろう」と放置して寝ました。でも約定していませんでした。
11時頃152.5ドルで指値したのですが、低すぎたようです。154ドルを越して引けています。いい感じのチャートです。底を打った感がさらに高まりました。仕方がないので来週買います。
「米国株は高過ぎる、いずれ安くなるに決まっている」
という説は一見的を得ているように見えます。でもこの意見には、発言者の立場が透けて見えます。持っていない人のやっかみでなければ、「買いたいと思っている人」です。売りたいと思っている人は、「高すぎる」なんていうはずはありません。「ありあとあしたー」ととっくに売っているはずだからです。ソロス氏のように空売りしている人はもちろん、こう言うでしょうが。
買いたくはあるが、「高値掴みはしたくない」という気持ちが買いを躊躇させます。そんな人への魔法の言葉がこれです。これで買う気持ちはぱったり止まります。
米国株は現在史上最高値にあります。でもこれは、今回が今年初めてではありません。更新するたびに史上最高値です。これが、てっぺんなのか、上昇する過程なのかは、誰にもわかりません。
「ムードに流されて高値を買わされる」のと「意志を持って自分で高値を買う」とでは意味が全然違う。と思います。
NVDAの2年チャートです。
実に2年で7倍超になっています。1年でも3倍です。この急上昇をみて、「安くなれば買おう」と考えていた人は、今その実行力が試されます。先週の初めに戻っただけとはいえ、6%超急落しました。待っていた下げが来ました。本来ならここで、買い行動に出るべきです。何しろそう予定していたわけですから。
しかし、買うにすれば抵抗感もあります。まずハイテク株全般が下げています。
(参考)アップル(-3.9%)、アルファベット(-3.4%)、フェイスブック(-3.3%)
マイクロソフト(-2.3%)、インテル(-2.1%)アマゾンもー3.16%
また、NVDAは130ドルまで下落するというレポートも出ています。
つまり「買わない理由」はそろっています。結局は自分が判断するほかありません。
まとめ
市場や情報に振り回されないためにも、「投資リテラシーを高める」以外に方法はないと感じました。
以上です。みなさまのよい投資を!
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