チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

将来安く買えるとしても、毎月買っておいた方がいいと思う理由?

米国株投資家の皆さまこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
                     2017年6月8日(木)
 英仏の選挙や、コミー元長官の証言など、気になるイベントも多いです。米国株は相変わらず高値圏にあって、年後半の株価の見通しはについては強弱あります。現在が高値圏なので、「安くなるぞ」という方が説得力はあります。どう動くべきか悩ましいところです。

 着実に仕入れておくべきだと考えています。たとえこれから安くなる可能性があってもです。

 投資の目的にはいろいろあります。だから、投資手法も投資家の数だけあります。主なものを類推すると、
1 資産を拡大したい。
2 売買益を得たい。
3 配当所得を得たい。
・・・でしょうか。

 投資家が投資をちゅうちょする理由は、「将来もっと安くなったらどうしよう」ということです。その時は保有銘柄では、評価損がでますし、より安く仕入れることができます。投資が、その利益率を競う競技なら、その考え方はアリだと思います。ギリギリの安値で仕入れて、最高値で売るべきです。

 しかし、全資産のうちの1%を投資して5倍にしても、105%にしかなりません。ここはトータルの利益で考えなければなりません。よく「おれは、10倍にしたよ」という自慢がありますが、少額のお小遣いを投資したものであれば、利益といっても微々たるものです。自慢した友達と焼肉屋でパーとやればなくなってしまいます。うっかりすると、元本までなくしてしまいます。

 まじめに投資として考えると、どうしても多くの資金を投資しなければいけません。まして、海外投資の割合を増やそうとしている方はなおさらです。その場合、安くなるのを待っている作戦では、投資額がいつまでも増えていかない可能性が高いです。安値を待ちすぎるからです。

 それでも安値になった時に「全力で買える」方は問題ないと思います。でも、私はそれは難しいと考えています。なぜなら、株価はあくまで相対的なものだからです。絶対的なものなら確かに安いといえます。100ドルの株が90ドルならはっきり安いです。でも、株価は市場参加者がつけるものです。100ドルしていた株が90ドルになった時点では、「さらに下がりそうだ」とみんなが思うはずです。

 その銘柄に対して、「〇〇ドルなら安い、買いだ」というはっきりとしたものを持っていれば買えます。しかし、相対的な市場の中でもまれながら売買を考えていくと、下落している銘柄を全力で買える人は多くはないと思えます。私は無理です。

 安値でしっかり買えるのは、その前に高値でしっかり保有している株だ。
高い時ですら、「買いだ」と思って買ったのなら、それが値下がりしたときは、「絶好の仕入れ時」となります。やみくもに買うのは問題ですが、「底値の底値」を探る必要はありません。さらに下がれば、さらに買えば済みます。

「ナンピン買い」は良くないといわれているのでは?
 株の教科書では、「ナンピンガイ」を戒めています。ナンピンガイより「損切り」を勧めています。「セオリーと違うのでは?」とお思いの方も多いと思います。
 ナンピン買いが良くないとされる理由は、見込みのない株に追加資金をつぎ込んで「泥沼にはまる」ことを避けるためです。この教訓が当てはまる場合も当然あると思います。しかし、①売買目的でなく配当重視②長期投資、永久投資③米国市場の超優良銘柄の場合は当てはまらないと考えます。米国の超優良銘柄、例えばJNJがいつまでも株価が下がり続けるなど考えられません。また株価低迷期にも配当は支払われます。

まとめ
1 普段の高い時から買っていないと、安くなった時に「しっかり買えない」。
2 保有を決めた銘柄の安値はしっかり買う。さらに下げればさらに買う。
3 安値の時だけを狙っての買いは「買いが小さなもの」に終わる可能性が高い。
  株価は相対的なものなので、安くなればなったで、「安くは感じない」と思える。

ということで、高値圏にありますが、勇気をもって少しづつでも「買い」を継続する方針です。
皆様のよい投資を!

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