チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

失敗しない初めての海外投資(4)海外投資最大の敵、円高をどう考える。

投資家の皆さまこんにちは、チンギスハンです。2017年9月28日(木)記

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海外投資で値上がりしても円高で、円建てでは利益が出ない、あるいはマイナスになるのはよくあることです。「海外投資もいいけど円高になったとき困るしなー」という人も多いでしょう。

円高対策を考えます。

ここ10年のドル円を考えます。

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リーマン後の米国の金融緩和により、ドル安円高が進みました。(日本もしましたが米国の方が強力だった。)

2012年12月のアベノミクスの強力な金融緩和で米国に勝ち、円安が進みました。ここ最近のチャートは

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108円から115円のレンジ相場にあるようです。ドル円とは別に、ドルの主要通貨に対するどうインデックスというのもあります。f:id:tingisuhan:20170927214500p:plain

トランプ大統領の誕生とともにドル高が進みましたが、欧州の安定化により今年に入って10%ほどドルは下落しています。その割には円高が進んでいないのは円も下落しているからです。

日本円とスイスフランは特別な通貨だ。

どちらも避難通貨と言われています。どちらも金利が低いので、調達先になるが、リスク時には、元に戻す動きが出て、円とスイスフランが買い戻されます。

これは学習され共有されています。だから、リスクの場所が当の日本でも円高になります。NHKでは「比較的安全とされる円に買いが集まり円高になった」と説明しています。他に言いようがないのでしょう。

この円高は、リスクが意識される時には必然的に起こります。

円高の時は海外投資のチャンス

円高の時は一般に株式は安いです。円高時に投資すると、二重に得ができます。世界の中でも恵まれている国民といえます。

今後円高がに進むのが怖いんだが?

今まで円高で苦しんだ時期が長いので、「円高恐怖症」の人が多いです。

米国の金融政策はわかりやすい。ドルは安定と考える。

リーマン以降長く続いた緩和を終えて、予定通りこの9月に資産縮小に着手しました。FF金利もゆっくりと上げています。米国側の政策はわかりやすくかつ予定通りと言えます。

さらに米国のエネルギー自給の割合が増えて、経常赤字の対GDP比が安定していることもドルの安定要因です。したがって長期的にみれば今後のドル円は日本側の対応が焦点になります。

日本側は緩和状態が今後も続く。

日銀は今の政策の変更は表明していません。金融緩和がこのまま続くと考えます。出口を模索する意見もありますが、アベノミクス推進派の人たちは、円安を望み緩和継続を望んでいます。

どうしようもなくなったら、ほんの少しの正常化は検討するでしょうが、基本的にはこのままと考えます。日本の経常黒字は膨大で、これは円高要因ですが、差し引きして

長期的にはゆるやかな円安が進むと考えます。

ただし、通貨そのものはどの通貨も価値が下落します。ドルに換えておいても価値は下落しますので、やはり投資が必要になります。

もう一つ「リフレ派」「アベノミクス応援団」の人たちの中に「ヘリマネ」を唱える人の記事を見ました。これは大事な兆候だと思うので、検証したいのですが、長くなりそうなので、別記事にします。

以上です。みなさまのよい投資を!

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世界経済インデックスファンド(三井住友アセット)は海外投資をすべてカバーする優れもの。手数料割安。ベスト投信研究

投資家の皆様こんにちは、チンギスハンです。2017年10月3日(火)再掲

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日本円で国際分散ができれば、簡単。

投信業界の競争により、大幅に手数料が安くなりました。購入手数料無料は当たり前で、年間管理費も年々下がっています。今日は、ベストと思われる投信の長所と短所を研究します。(私の広告案件はありません)

一つで済ませられないか?

国際分散と投資対象分散を1つで済んで、しかも成績が良ければ最高です。

世界経済インデックスファンド(三井住友トラスト)がおススメです。

世界経済インデックスファンド|三井住友トラスト・アセットマネジメント

<概要>●日経新聞略称 世界経済 ●2009年1月開設 ●現在値22005円●手数料買い付け手数料無料、年間維持費0.5%(税抜き)売った時の留保額0.1%●純資産総額509億円

<特色・内容>

1 株式50%、債券50%の標準型。他に株式75%の株式シフト型、債券75%の債券シフト型あり。若い方は株式シフトがおすすめ。

2 地域別構成 日本10%、先進国60%、新興国30%

感想 GDP比になっている。新興国の割合が他と比べて大きい。ちょっとアクティブ、未来志向。

3 細かい分類

 日本株式5%、日本債券5%、先進国株式30%、先進国債権30%、新興国株式15%、新興国債券15%

バランスはいいと感じる。理由。自分の好みで他の商品で追加投資が簡単。

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4 全体の感想。

●手数料もこのタイプとしては安くて合格(個別に買っていくとさらに安くできます。ただし手間はその分増えます。●長期保有できそう●積み立てもできる。 

こんな人にぴったり。

(1)リスク分散で海外投資をしたい。円の保有割合が多い。

(2)今まで日本以外の投資をしたことがない。

(3)長期間じっくり増やしたい。

(4)あまり投資に時間を割きたくない。

(5)定額で積み立てて財産を築きたい。

(6)リタイヤした人、リタイアが近い人。

昨日記事にしましたが、これなら遺産相続で受け取っても解約せずにそのまま持ち続けられます。万人受けするので。

めんどうでもバラバラで投信を買うと手数料はさらに安くなる。

上記の内容を、個別の投信で行うとすると。(1つの例です)いずれもノーロードです

(1)日本国株式 ニッセイTOPIXインデックスオープン (他eMaxis Slim )

<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド|投資信託のニッセイアセットマネジメント

年間管理費 0.18% 106億円

(2)日本国債券 eMaxis Slim 国内債券インデックス 0.14%

eMAXIS Slim 国内債券インデックス | eMAXIS

(3)先進国株式 ニッセイ外国株式インデックスファンド (スリム先進国株式インデックス、たわら先進国株式)

<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド|投資信託のニッセイアセットマネジメント

 0.2% 616億円

(4)先進国債権 ①ニッセイ外国債券インデックスファンド  0.17% 70億円

<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国債券インデックスファンド|投資信託のニッセイアセットマネジメント

 ②スリム 先進国債券インデックス 0.17% 

eMAXIS Slim 先進国債券インデックス | eMAXIS

(5)新興国株式

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス | eMAXIS

 0.34% 他ifree

(6)新興国債券 ifree 0.22% 

iFree 新興国債券インデックス / ファンドトップ / ファンド情報 / 大和証券投資信託委託株式会社

(7)海外リート 0.27% 

<購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートインデックスファンド|投資信託のニッセイアセットマネジメント

(8)国内リート 0.25%

<購入・換金手数料なし>ニッセイJリートインデックスファンド|投資信託のニッセイアセットマネジメント

(9)手数料最安を掲載したつもりですが、年間手数料は変わります。また、わずかな差で載せられなかったものもあります。こちらのサイトでどうぞ。ダイアモンドザイ2017年6月版

【2017年 最新版】「インデックスファンド」コスト比較ランキング!信託報酬・実質コストがもっとも安いファンドは?|投資信託おすすめ比較[2017]|ザイ・オンライン

(10)これらを組み合わせて上記の世界経済インデックス投信と同じ組成にすると年間経費は0.22%となり少し安くなります。

補足 手数料の差はとても小さくなったので、お気に入りのブランドを中心に投資するのも便利です。お薦めは

三菱UFJ国際投信 eMaxis Slimシリーズ eMAXIS Slim

アセットマネジメントoneたわらシリーズ 

たわらノーロード | ファンド情報 | アセットマネジメントOne

(まとめ)

投資、特に「海外投資」と聞くと面倒に感じます。詳しい人に聞いても、専門用語や細かな違いを言われてわけがわからなくなってしまいます。

手数料の違いは小さくなりました。上位の投信であれば違いはほとんどありません。

(1)わからなかったら、まずは「世界経済インデックスファンド」をお勧めします。若い方は株式シフト型を。そのうちに好みが出れば、下の単品を買えばいいですから。

(2)毎月15日に定額を積み立てると思いのほかたまります。

(3)上がったり下がったりしますが気にせずに持っていると、15年~20年では2倍になる計算です。(リーマンからはずいぶん上がったが、ちょっと出来すぎだと思う)

日本円で投信に投資するメリット

(1)ドルに替えなくていいから抵抗がない。

(2)買うのが簡単。手数料も不要。

(3)売るのが簡単。税金の計算も特定口座なら不要。

(4)為替は、円高の時が有利です。円高の時は安く買えます。

以上、熟達者の方にはくどい内容でした。また、上から目線で失礼しました。

それでは皆様のよい投資を!

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失敗しない初めての海外投資(2)債券のメリット、債券の比率はシニアでも同じでいい。

 

投資家の皆さまこんにちは、チンギスハンです。2017年9月26日(火)記

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昨日の続きです。上から目線の感じになり失礼します。

債券の性質

債券とは、国が発行する国債や、会社が発行する社債などがあります。ちょっと変わったところもありますから確認したいと思います。

1 信用度が高い方が利回りは低い。リスクが高いと利回りが高い。

 これはギリシャ危機でご存知の方も多いでしょう。ギリシャ国債とドイツ国債ではギリシャの方が破たんリスクが高いので利回りは高いです。ちなみに返せなくなることをデフォルトといいます。ギリシャ国債10年物で5.6%ほどです。ドイツは0.5%、米国が2.3%ほどです。日本は日銀の政策により0%に固定しています。国債10年物の金利を普通長期金利と言い指標になります。

2 同じ国や会社では、残存期間が短い方がリスクが少なく、したがって金利は安い。

3 価格は利回りで表す。利回りが低い方が価格は高い。一番紛らわしいところです。NHKのニュースでは、わざわざ両方言っています。「債券が値上がりし利回りは低下しました。」と言う具合です。

海外債券を組み入れることのメリット

1 地域分散になる。日本国債以外の投資は地域を分散します。

2 株式と逆の動きをするので、不況時に強い。

 不況時には、株式は下落しますが、投資家が資金を債券に移し替えるので、債券が値上がりします。しかし株式の値下がりの方が大きいので株式と債券を半々で持っていた場合、全体としては値下がりします。しかし株式100%の時と比べると不況時の抵抗力はあります。

考え方 

債券でのリターンは物価上昇率+アルファです。

従って、大きな上昇は株式に任せて、バランスを取る役目をしつつ、自分も利益に少し寄与するイメージです。

(債券の例)

ⅰ 信用の高い先進国債券の例

ウエルスナビにも採用されている米国ETFでAGGiシェアーズ・コア米国総合債権市場 分配利回り2.44%、経費率年0.05%

時価総額5.5兆円、平均残存期間8.2年チャートは10年です。グーグルファイナンス

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10年で10%ほど上昇しています。平均して年1%ほど上昇。リーマンショックは債券相場も一時急落させるほどのものすごい危機だったことがわかります。サブプライム問題は、債券に関する危機だったので、国債を中心とした構成のこのETFも疑心暗鬼で売られたのでしょう。しかしすぐに回復しています。

ⅱ 信用力の低い新興国債券の例

EMB iシェアーズJPモルガンエマージングマーケット債券ETF

分配金利回り 年4.49%年間経費0.4%時価総額1.2兆円

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10年で15%ほど上昇しています。年1.5%の上昇。分配金利回りも年4.5%ですから、上記と比べると年2.5%ほど得になっています。しかしリーマン時の下げ率は強烈で、しかも回復まで1年ほどかかっています。

新興国債券の比率はほどほどに。利回りは少し得だが、リスクはその分高い。

もともとリスクを避けるために債券を組み入れるのですから、そこでリスクを取りすぎるのは得とは言えません。多くても先進国:新興国=2:1くらいが限度でしょう。

債券の組み入れ割合は?

人気のバランス型投信では、株式:債券=50:50が基準になっています。

しかし多くの本やファイナンシャルプランナーの意見では、シニアは債券の比率を高くするよう勧められます。株式:債券=25:75くらいでしょうか。でも私はこれに異論を持っています。

シニアでも債券の割合は同じでいい。

と考えています。意地を張っているわけではありません。理由は

(1)50:50が最適解なら、シニアが例外になるのはおかしい。

シニアはリテラシーが低くまた判断力がなくリスクが取れないだろうというのは人によります。本人が、債券を好めばそうすればいいだけの話。基本は同じでいいと主張します。

(2)もう一つは遺産相続の問題です。

有価証券を残して死んだ場合、2通りの相続が考えられます。ⅰ 売って分ける。ⅱ 売らずにそのまま相続する。どちらも相続税が必要な点は同じです。私は、売らずにそのまま相続した方がいいと思うのです。その方が財産として残りやすいです。

しかし、相続する有価証券がシニア向け仕様になっていると相続する人は戸惑います。標準型とは違うからです。相続する人は原則的には一世代若いはずですから、その人たちの好みもあるはずです。標準型で残しておけば、比較的修正措置は取りやすいです。

欧米の富裕層は何世代にも渡って財産を増やしてきました。相続税がない、または軽いこともあり財産の継承がやりやすい点はあります。相続していく財産形式は、事業を除けば、不動産:株式:債券を等分にというのが一般的です。彼らは当主が年寄になったからといって株を売ったりしなかったから富豪でいられたのです。

誰もが多額の現金をうまく扱えるとは限らない。

売って分配した場合、相続者は多額の現金を手にします。多額の現金が人を幸せにしないことは、宝くじが当たった人がうまくいっていないということでわかります。

年寄は自分の幸せだけ考えて、楽しく暮らして、それでいい、という主張もありますが私はこれは違うと思います。智慧を出し合い、助け合ってこその家族だと思うからです。自己中が嫌われるのは、若者の世界だけではありません。

長くなりましたが、最後にシュミレーションをしてみます。

Aさんが65歳でリタイア時に3000万円を投資します。相続時には6000万くらいにはなっています。これを奥さんとお子さん2人で分けると、奥さんが3千万、お子さんが1500万ずつ。何年かして、奥さんが亡くなり、お子さんがそれぞれ1500万を相続します。さて2回の遺産相続を経てお子さんの金融資産はいくらでしょう?

計算上は3千万はあるはずです。しかし現金の場合は、たぶん家のローンを完済したり、車を買ったり、・・・でほとんど残っていない可能性大です。

一方、有価証券で相続した場合は少なくとも3千万以上にはなっているはずです。

有価証券で渡された場合、それが気に入る、いい商品なら、そのまま保有するのが自然です。売る人もいるでしょうが、割合としては残りやすいです。受け継いだ人は、投資を考える必要もなく、タイムラグもなく、ムダもなくそのまま増え続けます。

ですから、シニアは「自分に合った」を考える以上に「次世代の人に好まれるか」を考える必要があります。

以上が私が、シニア向けの特別な組成は問題ありと考える理由です。

次回は具体的な商品について研究したいです。長くなり失礼しました。

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失敗しない初めての海外投資(1)海外投資の必要性、有利性、ショックへの対応

投資家の皆さまこんにちは。チンギスハンです。2017年9月25日(月)

自分の反省を込めて、海外投資のまとめを書きます。特にこれから、海外投資を始められる方や、シニアの方にわかりやすいよう頑張ります。

そのうち、はてなブログの枠が余っているので、新しく専用のブログを作って、そちらでも見れるようにしたいと考えています。

今までの記事との重複もあります。くどいところは熟達者の方は飛ばし読みしていください。また偉そうに上から目線で書いていますが、初心者というより自分に言い聞かせているつもりです。

リテラシーゼロでもできる海外投資。

Ⅰ 海外投資が必要な理由

 「日本に住んでるんだから、日本だけで十分じゃない?」

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世界的にも強力な日本経済ですが、世界でのシェアは6.4%しかありません。

これから日本のシェアは低下の予想。

少子高齢化の進展や、人口の推移から、日本のシェアは低下が予想されています。日本だけで考えるのはリスクが高すぎるといえます。

Ⅱ 海外投資ってドルに換えるの?

 確かにドルに換えておけば、その分リスク分散にはなります。しかし

 どの通貨も長い間には価値が下がる性質がある。

 幸い日本の円は、世界的に価値の下がりにくい通貨です。ですから気づきにくいですが、長い間には価値は下がっていきます。年に1%下がっても10年では10%の下落です。

価値が下がらない、または上がっていくものもあります。

株式や不動産が代表です。株式投資は実際に活動している会社に投資してリターンをもらうことです。

まずは株式投資がやりやすいです。また日本円のまま投資することもできます。

Ⅲ 投資に適した国は?

 これから発展する国がいいです。でも、わからなければ、世界の株式の時価総額の割合で投資することもできます。成長する国や企業はどんどん時価総額が増えていきますから、全体も比例して増えます。どこが増えるかわからなくても平均的なリターンを得ます。

伸びる国や会社に集中的に投資する方がいいのでは?

そういう方法もあります。うまく増やす人もいますが、平均を超えるのは、プロでも難しいことが統計的にわかっています。

世界の株式の時価総額は (2017年my index様より、浮動株調整後)

 

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米国が半分以上を占めています。日本も2番手につけています。先進国で大部分を占めています。中国やインドや台湾などを新興国と言います。10%くらいです。

※浮動株調整後 親会社や創業者の持ち分のように市場に出回らない株を除いたものです。一般に新興国は浮動株比率が少ないです。従って市場の時価総額とは異なります。浮動株をそのままにした統計もあります。その場合は新興国の割合がもっと高くなります。

Ⅳ 米国の割合が大きいけど大丈夫?

 米国のGDPは人口増や企業の活力からさらに増えることが予想されています。株式の成績も他の先進国を上回っています。個々の会社でも、アップルとかアマゾンとか魅力的な会社も多いです。ですから、問題はないと思われます。米国の今後のGDPの動きについては、たぱぞうさんにピッタリの記事があります。

アメリカのGDPの特異性 - たぱぞうの米国株投資

また米国の過去の株式の成績は 

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下落もありますが長期的には大きく上昇しています。2001年の下落はITバブルの崩壊、2008年はリーマンショックです。でも4年ほどで元の上昇軌道に戻っています。またリーマンショックの時は日本や他の国の下落幅の方が大きかったです。

Ⅴ リーマンショックみたいなのは今後も来ますか?

 景気はどうしても変動するし、それによって株式は大きく動きます。リーマンショックは100年に1度と言われましたから、もうしばらくは大丈夫でしょうが、20~30%くらい大きく下落する可能性はあります。

でもこわがって投資しなかった人よりも、投資していた人の方が、最終的には大きな利益を得ています。「春の来ない冬はない、朝の来ない夜はない」という気持ちで持ち続けることがコツだと思います。

大幅に下がる前に売るのが得なのでは?

はい、そのようにうまく立ち回って大きな利益を得る人もいます。でもものすごく難しいこととされています。売るタイミングを知ることはそして実行することは超難問です。

下落時に売るのが最悪の選択

売るタイミングを間違えると、相場の底で売ってしまうことになります。

一般に素人はかなりの熟達者でも、相場が荒れているときの売買は苦手とされています。自分の損得に直接響くので、感情の方が、特に下落時は恐怖心が支配するからです。

パニック時には「何もしない」のが一番です

たいてい上から数えて2つ目にいい選択です。

景気変動に備えた方法がもう一つあります。株式と逆の動きをする債券と組み合わせる方法です。字数が来ましたので次回にします。

以上です。毎回読んでくださっていらっしゃる方には「退屈な内容」でした。それでは皆様のよい投資を!

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なぜリテラシーの低い人ほど難しい投資をしたがるのだろう?

投資家の皆さまこんにちは、チンギスハンです。2017年9月24日(日)記

リタイアして暇なはずなのに、時間が貴重だという意識がなくなり、時間を無駄遣いしています。何で人間は、望んだくせに手に入ってしまうと大切にしなくなるんでしょう。えっ?パートナーのことを言っているのではないですよ。

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今日は彼岸で田舎にあるお墓参りに行ってて遅くなりました。栗畑があるのですがイノシシが踏み荒らしていました。それでもなんとか栗を拾ってきました。

イノシシの被害を避けるために、近所の田畑には厳重な囲いがしてありました。電流が流れるそうです。動物との共存というのは思いのほか難しいようです。

さて、昨年の10月から米国株投資を初めて1年になろうとしています。去年を振り返って思うことは、「何と自分はリテラシーが低かったんだろう」「それなのに、難しい投資をしようとしていた」ということです。

インデックスETFは投資リテラシーが高くないとできない。

今思えば、昨年の時点で私がすべき投資は、実際とは違っていました。もっとシンプルなETFにすべきでした。私は個別株に投資してしまいました。でも力不足だったために、十分な投資ができませんでした。個別の会社を判断することは、力量を要求するからです。

去年の自分にその力はありませんでした。だから、素人でも十分な成果が出せる、S$P500インデックスETFを買うのがベストでした。でも当時の私はその選択をしませんでした。

もちろん個別株も、リテラシーの向上には大いに役立ちますから、無駄というわけではないですが、投資の成果としては50点くらいでしょうか。

単純に見えてインデックスETFに投資するというのは、「リテラシーが高くないとできない」とわかりました。単純なものほど奥が深いということでしょうか。

初心者程、難しいものに憧れるのは共通の心理かも知れない。

何でもそうでしょうが、初心者程背伸びする傾向があります。投資もその一つなのでしょう。

シニアに投信を売る立場で考えました。

「お客さんのような、失礼ですが投資の知識と経験のない方にはぴったりの商品がございます。インデックス型で手数料も安くて管理もしやすくお勧めですよ」

と本当のことを言うのは心理学から言うと一番の禁句のように思えます。そうすると

「投資には経験など必要ございません。社会で立派にお仕事をされてこられた実績がおありになります。そういう面で言いますと、こちらの最新の金融工学とAIを駆使しました、超アクティブファンドがお薦めでございます。」

と難しくて手数料の高い投資を奨める方が売れそうな気がします。(私は投信を売った経験はありません。ですからこれは全くのフィクションです)

自分のリテラシーにあった投資がきっとある。

投資リテラシーを高めることは重要ですが、一朝一夕にはいきません。

でも高くなくても、自分のリテラシーに合った投資がきっとあります。まずはそれから始めて、経験を積みながら、次のステップにいくという手順が面倒でも最良だと思います。

私の場合は、順序を間違えてしまいました。でもそれがわかったのは、私のリテラシーが少しは向上したせいかなとも思っています。(まだまだ自分に甘い!)

それでは皆様のよい投資を!

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生活資金と投資資金はリンクさせない。幸せとお金をリンクさせない。シニア投資の工夫。

投資家のみなさまこんにちは、チンギスハンです。2017年9月23日(土)記

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私の好きな島耕作の弘兼さんの本で男子の料理の大切さを書いておられました。私は料理が好きなのでその点だけは苦になりません。

さて、今日は、私自身へのメッセージです。

「投資は別に考える、絶対に日常とリンクさせない」

投資のお金って大きすぎると思いませんか?

5千万投資していて、2%動くと100万円になります。株価で1%、為替で1%の動きはよくあることですから、これは日常にたびたび起こることです。

一方、本業で100万円を得る機会は、とても限られています。ボーナスで超える人もいるかもしれません。でも手取りとなるとなかなか難しいと思います。

私のようなシニアになると、可能性はゼロです。

日常の生活と投資をリンクさせるのは、いい方法ではないと思います。

よく言われるように、株が上がったからと言って焼肉を食べに行ったり、温泉旅行をするのは「ちょっと、待った」なのです。

逆に投資に日常を持ち込むと、額の大きさにひるんでしまいます。感情の扉を自分で開けるのは、やぶへびです。

幸せとお金は切り離す。

幸せにお金が影響するかどうかは、永遠のテーマです。必要条件ではありそうです。でも十分条件ではなさそうです。

幸せ=お金、という考えが強すぎると、人から反発を買ったり、損をしたときに立ち直れなくなってしまいます。なるべく表に出ないようにした方が無難です。

日ごろから、お金が十分でなくても楽しめるものが複数あるといいです。下手でも迷惑をかけないものが理想です。お金に関係しない趣味や友達は大切です。

そうすると、投資と幸せは、二つの防火壁で仕切られます。

自分の投資の目的を問い直してみる。

年金とリートの配当でとりあえずの生活は成り立っています。でもギリギリだと精神的につらいので、今ある資金を活用させたいものです。

困るのは貨幣価値が下がること、物価が上がること

歴史を見ると、大きな節目で物価は急上昇をしています。労働収入がないシニアには致命的です。したがって、シニアの私の最大の敵は「インフレ」です。そうすると投資の目的は

インフレに対抗できる投資

色々ありますが、研究の結果、私は海外投資を選択しました。海外の株式や不動産リートや債券はインフレ以上の上昇をするからです。

大して違わなければ、シンプルな方がいい。

個別株で出発した米国株投資ですが、シンプルさと言う面では、ETFに魅力を感じています。国内の海外投資信託も候補になります。手数料が、以前と比べてうんと下がったからです。0.2%というのは許容範囲です。

ウエルスナビも大きな選択肢です。現在はまだ手数料が1%と気になりますが、それでも、税計算などの手間がないのなら大きな魅力です。(早く使ってみないといけないのだけど)

まだまだ勉強中です。最終形ができるのはもっと先でいいかなと思っています。だから現在の保有株はそのまま保有するつもりです。

あと10年で75になるのでその時までには、シンプルな形にして、奥さんが困らないようにしておくつもりです。あと10年は元気な予定です。

若い方の、アグレッシブな目標と違って私の目標は地味でパッとしませんが、皆様の何かの参考になれば幸いです。

皆様のよい投資を!

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10、11月に下げなければそのまま上昇やバブル化もあり得る。対策は?

投資家の皆さまこんにちは、チンギスハンです。

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FOMCの議事録の要約を読みました。イエレン氏の任期は来年2月です。

今後の情勢は見方によってどちらともとれます。

多くの専門家が指摘するように「金融緩和の終了」を重く見れば、今の株価は高すぎるので下落するのが当然という見方になります。しかし、私は依然としてそうならない可能性の方が高いと思うのです。

その理由は、昨日の記事の、日米欧合計では実質的に「金融緩和状態」が続くことがまずあげられます。他には

FRBは明確に「加熱」を示す数字が揃わなければ、引き締め強化を決断できないだろうこと。

イエレン議長の発言にも、過熱には対応するとあります。しかし、過熱を示す数値が明確に、しかもそろって出るとは限りません。現に、物価や長期金利については、議長も「ミステリアス」と正直にいっています。

リーマン後の新常態では、今までの学説ではわからないことも多いのです。その頃は新体制でしょうが、数値が揃わないのに、「引き締め強化」には踏み切れません。せっかくの景気を腰折れさせるかもしれないからです。そうこうするうちに、株価がそのまま上昇する可能性は大きいと見ています。

3Q決算にまずは注目。

現在の米株高は、たぱぞうさんも指摘されていましたが、業績の好調に支えられています。ですから10月から始まる3Q決算で2Q並みの好調が維持されなければ、下落は必至です。

3Q決算が好調でも、引き締めが意識されて、2018年以降の業績に悪影響があるという見方が広がれば、11月から下落します。

10・11月を乗り切れば、「心配のし過ぎだった」ということで、上昇軌道は維持されます。2013年5月の「テーパリング開始表明」の時もやはり下落論が強かったですが、その後も米国株は上昇を続けています。yahoo

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私の結論 緩和の後始末は簡単ではない。元の状態には戻れない。PER15が標準という尺度には戻らない。

<対策は>

買う時期は

ⅰ多くの方が予想するように、10・11月で下落になった場合は、50日平均線を割って下値を確認してVTI(米国全体ETF)を買う予定です。

ⅱ 10・11月に大きな下落がなかった場合は(下はVTI)

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今までを見ると1,2か月に一回は買い場があります。何とか買い場を見つけて買いたいです。

2 バブルかどうかはどう判断する?

 今後株価の伸びが、EPSの伸びを上回って伸びる場合はバブルと思います。逆に株価水準が高くても、業績が伴って伸びている場合は、単に高値の水準にあるだけです。

3 投資期間と売り時は

ⅰ 株価が上昇しても、業績が伴っていれば、健全な上昇ですから売る必要はないと思います。そのまま保有します。

ⅱ バブル化した場合は、どこかでドスンと下げてリセットしますから、一旦売った方が賢明です。この場合の売り時は今はわかりません。

4 投資対象は

売らなければいけない場合もあり得ると考えると、シンプルな方がいいです。

いくつもの投資対象があると、それぞれについて考えないといけないし、売り行動もその分だけ手間がかかります。

私はVTIを中心に予定しています。他はVEA(米国以外先進国)、VWO(新興国)

今までの保有分とは別建てで投資します。現在上記ETFは保有がありません。

バブル化した場合は、S&P3000ポイントは十分あり得ると思います。

以上です。どう動くかは今の時点ではわかりませんが、用意していないと動けません。今日は、10月以降の準備について書きました。

皆様のよい投資を!

追伸 これまで楽天証券の米国株手数料だけがSBI証券やマネックス証券に比べて高かったのですが、9月25日(月)の取引から同じになるそうです。手数料がネックになっていましたから、これで便利になります。楽天さんありがとうございます。

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私が株がバブルになる確率は高いと思う理由。どう動く(1)

投資家のみなさんこんにちは、チンギスハンです。

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米国株は数値的には割高にみえるが

現在米国の実績PEが22.2予想PEでは19台です。(My Indexより)

数値で見ると、割高は間違いないようです。しかし米国株は上昇を続けています。今後を考えてみました。

バブル化する確率が高いと考えるわけ 私的考えです。

私は、これからは数値では説明できない領域、つまりバブルになっていく確率が一番高いと見ています。理由は3つあります。

(1)FRBの正常化は、ゆっくりとおこなわれるだろう。 WSJの記事では

 今回のFOMCで資産縮小が発表されました。4.5兆ドル→3兆ドルの縮小です。予定プログラムはFRBは08年の金融危機後に取得した債券ポートフォリオの縮小を10月に開始する。これは、満期を迎えた債券の償還金を全額再投資することをやめ、月に最大100億ドルの再投資を見送り資産を削減することを意味する。この金額は四半期ごとに100億ドル増え、来年10月に500億ドルの上限に達する。

どのくらいの効果があるかは予想の範囲を出ません。過去に例がないからです。

 もう一つの問題は、緩和マネーのかなりの部分が市中に出回らずに、FRBに預けれれているということです。具体的な数字を知りませんが、これにより、資産縮小の実際的な効果を減じることになります。

〇金融正常化と言っても、実際にはその効果はかなり限定的かもしれない。

(2)FRBの姿勢がトランプにより変わる可能性がある。

 イエレン氏はほぼ交代の見込みです。利上げ論者だったフィッシャー副議長はすでに退任済みです。トランプ寄りの人事が進めば、現在の方向が微妙に変わる可能性があります。

 トランプ氏の考えは、不動産業の出身から見て、また、過去の発言から見て、①低金利好み②緩和っぽい状態を志向、と予測されます。

〇FRBの政策がより緩やかになり、バブル対応が遅れる可能性がある。

(3)FRBの縮小分以上を欧州、日本が供給している。

 FRBの縮小分は来年末までの累計で50兆円ほどになります。そのうちどのくらいの額が実質の縮小になるかわかりませんが、半分とすると25兆円ほど。(FRBの口座に滞留している額をご存知の方は教えてください)

 欧州が現在供給しているマネーが年80兆円ほど。日銀が60兆円ほど。米欧日の合計では差引すると、100兆円ほど供給の方が多いことになります。

 欧州は米国に続いて金融正常化をしたがっていますが、来月テーパリング(増やす量を、減らす)が発表できるかどうかという段階です。うまくいったとしても、来年の縮小額は大きくないでしょう。

日本は、額ではなく長期金利でコントロールしていますので額は変動しますが、来年も60兆円前後は増えるでしょう。

〇日米欧合計では、マネー供給分の方が100兆円ほど多い

実質的には大幅な緩和状態は、来年中は続く。

投資の世界では現実よりも将来の方向性が重視されます。だからすぐにでもお金の蛇口が締まるかのような記事もあります。それだけ見ると「今後、金融はひきしまるよー、株は下がるよー」というのは説得力があります。売る人も多く出ると思います。事実、米国では、個人は5月から売り越しになっているそうです。

一方現実的には、お金は増えているので、「静かに買われていく」ことになります。

「将来の方向性」と「現実の実態」との間で揺れ動く展開が予想されます。

識者の記事を見ると、「景気循環で下降局面入りする」「当局の引き締めで下降局面入りする」等、10月以降の下降局面を予想される方が多いです。

根拠としては、米国の自動車の売れ行きが悪くなっている、消費が力強くない、などです。しかし、米国の自動車の売れ行きが悪くなったのは今年の初めからです。でも米株は上昇を続けています。

増えるお金は、いくら投資効率が低下しても結局はリスク資産に向かいます。長期金利も低めに推移しています。(株も上がっているが米債券も上がっている)

以上が、私がこのまま高値をはねのけてさらに米株を初め世界の株が上昇してバブルまで行くという根拠です。他の方よりはバブルの可能性が高いと考えています。35%くらい。

米欧日の中央銀行で一番強気なのはFRBですが、次期議長体制が現在よりも強気にはなることはない思います。欧州も、寄せ集め世帯ですから、そんなに強気にはならないでしょう。日本はむしろバブルを望んでいるようにみえます。

専門家の方は、下げる予想が多くバブルを予想される方は少ないように思います。さて、どうなりますか?10月に大幅下落すればバブルの可能性は低くなります。

以上です。バブルへの対応については以前もしましたが、より具体的に次回検討したいと思います。

それでは皆様のよい投資を!

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日記が続かなかった私でも続けられた、ブログを書くメリット。

投資家の皆さまこんにちは、チンギスハンです。

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バフェット太郎氏がブログのことを書いておられたので、私なりにブログについてまとめました。

結論から言うと、ブログを書くのは「とてもおススメ」です。

(書き始めたきっかけ)

米国株を始めたのが10月、ネットでバフェット太郎氏のブログを見つけて、このランキングサイトに辿り着きました。

初めは見ているだけだったのですが、バフェット太郎氏の記事で、「自分でブログを書く」ことを強く勧めておられました。ど素人で、シニアでITにうとい自分です。できるとは到底思えませんでした。

でも、ブログ村運営者のブログ作成の「むらごん」というサイトがありました。やってみたら何とか書けたので、自分に書くつもりで、日記のつもりで書きました。ブログの知識がゼロの私が何とか書けたのは、この「むらごん」のおかげです。わからない方は、このサイトを使うのがお薦めです。

(はてなブログに引っ越し)・・・ムラゴンさんごめんなさい。

現在は、「はてなブログ」という有料のサイトを利用しています。月額千円です。結構高いです。(1年なら2割引)有料ブログに移行したのは、バフェット太郎さんの記事で、ブログに広告を貼って収入を得ることができるという記事があったからです。

調べてみると、「グーグルアドセンス」を使うのが便利だとありました。ところが今年の4月の段階では、制約が厳しくなっていて、「独自ドメイン」に限るということでした。そこでいろいろ探して、料金は高いけど初心者に使えそうな「はてなブログ」に辿り着きました。(はてなブログには無料版もあるが、独自ドメインは使えない、サイト側の広告も消せない)

はてなブログの、良い点は、①ブログが10つ作れる。私は今2つ作っています。このブログと、「ガーリックトマトの料理ブログ」です。もっとも料理の方は全く更新できていません。さらにもう1つ、非公開の日記があります。これは自分Bが自分Aに困ったことを質問する形式のものです。表に出せるような代物ではありません。犯罪や不倫の内容ではないですが。

良い点②このランキングサイトで、はてなブログを使っている方が多い。

不満な点・・・コメントに対する返事が同じ欄でできない。

(広告収入を得る)

何とかグーグルアドセンスの許可をいただき広告を載せました。いろいろ調べながら、なんとかコードを貼りました。見る方には、少し見にくくなってしまいました。広告は文頭と文中には貼らないようにしています。スマホでみたら見にくかったからです。たまにスマホで文頭に広告が出るのはグーグルアドセンスの何チャラとかいうシステムです。

ブログで収入を得るとかは自分には無縁のことだと思っていましたから素直にうれしかったです。電波代とブログ代とかで5千円位になればいいなと思っていましたが、現在月に2諭吉前後です。十分すぎるお金です。皆様のおかげです。ありがとうございます。1日に300円くらいの時もあれば千円を超える時もあります。アドセンスのみです。

(ブログでのメリット)

1 他の人のブログをしっかり読むようになる。

 読んだら、何とかコメントを残したり、米国株のポッチを押したりするようにしています。ただ、私はツイッターやフェイスブックがうまく使えないので今後の課題です。

2 文章を書くのが苦痛でなくなる、うまくなる。(これで?と言われそうですが)

 文は書いた分だけうまくなるとはよく言ったものです。まだまだというのは自分でよく知っていますが少なくとも書くのが苦痛ではなくなりました。中身が浮かばないのは苦痛ですが。

3 考えが一段深くなる。結局ブログが一番整理に便利。

 考えただけでは、自分では「完結した」と思っていても、実は途中で考えが止まっています。メモでも不十分です。でも、ブログを書くときちんと考えがまとまります。

 ノートに書いていってもできます。でも、書き直しが大変です。ばーと消せません。ワードを利用してもいいです。でもファイルして整理するのは大変です。自分は整理はとことん苦手です。だから、結局はブログが一番便利です。無料のところも多いです。

非公開で、書いていくのもアリです。でも、自分のように、「他人にも甘いが自分にはその10倍は甘い」タイプでは、日記と同じ運命をたどるでしょう。

4 続くためには、公開する方がいい。

 後回し先送りは人間の常ですが、「こんなブログでも読んでくれている人がいる」という気持ちが、突然勤勉にします。

 日記は1週間以上は続かなかった自分が、ブログが続くのは不思議です。

5 ブログで気をつけていること。

(1)本音で書く

 私は、読んでくださる皆様には申し訳ないですが、基本的には自分のために書いています。自分の投資リテラシーを高めるためには、「カッコ」つけていてもしょうがありません。自分のすべてをさらけ出すことで、進歩が得られると信じています。

(2)自分の書きたいことを書く

 「これは需要がないかな」と思うことも、書いています。最近の例ではビットコイン、仮想通貨の件などです。一生懸命調べたので、仮想通貨の話にビクついたり、過大評価しないで済むようになりました。幅を広げるのも大切かなと考えます。

(3)根拠なしに他の人のやり方を批判をしない。

 特に投資では、自分と違う投資スタイルには違和感を覚えます。これは、日本株オンリーの人に、「実は自分は米国株をやっていて・・・」と話したときの反応でお気づきだと思います。「ふーん、もっと聞かせてくれないか」という人はめったにいません。たいていは興味を示しません。

 違うスタイルの人やジャンルから学ぶことは多いです。ですからスタイルの違いを争点にするのは有益ではないと思います。

 逆に、質問や間違いの指摘や、違う考えなどはどしどしぶつけ合うべきだと考えます。何しろ、大事なお金がかかっているのですから。反対意見に反論できないようでは、単なる「思い込み」かもしれないからです。

(4)読みやすいブログを心がける。

 自分はだらだらと長く書く癖があります。なるべく簡潔にそして結論は一番先に書くようにしています。初めだけでもブログの内容がわかるからです。

 長いのも嫌われるので、字数も2千字以内で書くようにしています。といいながら、2500字を越えましたので終わります。

ここまで長い文をお読みくださりありがとうございました。続きがあればまた記事にします。

皆様のよい投資を!

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株も債券も金もすべてが割高。割り切って投資するには。

投資家のみなさんこんにちは。チンギスハンです。

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米国株のバフェット指数も1.53と高値圏を示しています。そうかといって債権も金も高いです。すべてのリスク資産が高い状態です。ユキマツ氏のブログに詳しい記事があります。氏は定期的に割安度を示されるので助かります。米国の時価総額、過去最高額 ~2017.8月の米国バフェット指標~ - ユキマツの「長期投資のタイミング」

こんなときは、きっと「何もしない」が正解なのでしょう。投資は無理してするものでもないですし。

しかしそれでは投資リテラシーは向上しません。シニアの自分はむしろ退化します。

私は、買って永久に保持する永久投資を目指してきました。しかし、永久保有できる割安な銘柄を見つけられないでいます。

今保有の株はそのまま保有する方針は変えずに、別枠で中短期保有の条件で買えるか検討しました。候補は、

1 米国より出遅れた地域を狙う。すでにかなり買われていますが。

 VGK・・・欧州、VWO、EEM・・・新興国、東証1321・・・日経

 欠点・・・あまり利幅は望めそうにない。売りそびれたときの処置が難しい。
 結果・・・チャンスがあれば。そうでなければ見送り。

2 高成長株を順張りで買う。3Q決算で成長性を確認してから。

  株価9/16 予想PE 配当 平均 上昇%
FB 171.64 38.42 0 192.62 12.2
BABA 176.7 59.96 0 195.53 10.6
UNH 198.18 23.81 1.52 210.56 6.2
V 105.3 39.16 0.62 111.16 5.6

 FBフェイスブック、BABAアリババ、UNHユナイテッドヘルス、Vビザ
 平均・・・アナリスト予想平均株価 %は上昇余地

BABAは「どにゃるどさん」が、購入予定としておられたので入れさせてもらいました。内容はこれから研究です。他はもし売りそびれたら、そのまま保有します。

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アリババのチャートです。春から50%も上昇しています。順張りにはぴったりです。

ハイテク株ETF、VGTもいいかもしれません。

3 投資期間は、1年ほどか。

 イエレンさんも交代するようですし、これからの見通しは何とも言えません。引き締めが不十分でこのままバブル化する可能性が一番高いと思うのですが。ちゃんと引き締めて下落する可能性もあります。どちらにもいかずに中途半端が続き今の状態がだらだら続く高値安定も考えられます。全く予想になっていませんが。

 今日のどにゃるどさんに参考になる記事がありました。次の利上げから〇〇ヶ月以内に景気は後退を始める!: シーゲル流米国株ポートフォリオでアーリーリタイア

今年12月に利上げがあると2019年5月が景気後退とあります。そうすると猶予は1年半です。株価が景気に先行することも考えられます。

まとめ

株式から長く遠ざかっていた自分がちゃんと売買できるかはわかりませんが、損切りしても響かない程度にやります。何しろ売りは下手です。

ドル安を喜んでドル転したドルがあるのも一因です。通貨のまま寝かしておくのもしゃくなのでこの際利用しようと思います。

以上です。どちらにしても、20,21日のFOMCや10月の決算を見てからということになります。いささか気が早いですが、早く準備しておかないと動けないので。

それでは皆様のよい投資を!

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