チンギスハンのブログ。シニアが米国株に投資

年金月10万のリタイアシニアが米国株に投資。去年3月にリタイアした地方住み66歳です。将来への備えとして米国株に投資しています。勉強がすべてだと聞きました。一緒に勉強していければうれしいです。よろしくお願いします。

失敗しない初めての海外投資(2)債券のメリット、債券の比率はシニアでも同じでいい。

 

投資家の皆さまこんにちは、チンギスハンです。2017年9月26日(火)記

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昨日の続きです。上から目線の感じになり失礼します。

債券の性質

債券とは、国が発行する国債や、会社が発行する社債などがあります。ちょっと変わったところもありますから確認したいと思います。

1 信用度が高い方が利回りは低い。リスクが高いと利回りが高い。

 これはギリシャ危機でご存知の方も多いでしょう。ギリシャ国債とドイツ国債ではギリシャの方が破たんリスクが高いので利回りは高いです。ちなみに返せなくなることをデフォルトといいます。ギリシャ国債10年物で5.6%ほどです。ドイツは0.5%、米国が2.3%ほどです。日本は日銀の政策により0%に固定しています。国債10年物の金利を普通長期金利と言い指標になります。

2 同じ国や会社では、残存期間が短い方がリスクが少なく、したがって金利は安い。

3 価格は利回りで表す。利回りが低い方が価格は高い。一番紛らわしいところです。NHKのニュースでは、わざわざ両方言っています。「債券が値上がりし利回りは低下しました。」と言う具合です。

海外債券を組み入れることのメリット

1 地域分散になる。日本国債以外の投資は地域を分散します。

2 株式と逆の動きをするので、不況時に強い。

 不況時には、株式は下落しますが、投資家が資金を債券に移し替えるので、債券が値上がりします。しかし株式の値下がりの方が大きいので株式と債券を半々で持っていた場合、全体としては値下がりします。しかし株式100%の時と比べると不況時の抵抗力はあります。

考え方 

債券でのリターンは物価上昇率+アルファです。

従って、大きな上昇は株式に任せて、バランスを取る役目をしつつ、自分も利益に少し寄与するイメージです。

(債券の例)

ⅰ 信用の高い先進国債券の例

ウエルスナビにも採用されている米国ETFでAGGiシェアーズ・コア米国総合債権市場 分配利回り2.44%、経費率年0.05%

時価総額5.5兆円、平均残存期間8.2年チャートは10年です。グーグルファイナンス

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10年で10%ほど上昇しています。平均して年1%ほど上昇。リーマンショックは債券相場も一時急落させるほどのものすごい危機だったことがわかります。サブプライム問題は、債券に関する危機だったので、国債を中心とした構成のこのETFも疑心暗鬼で売られたのでしょう。しかしすぐに回復しています。

ⅱ 信用力の低い新興国債券の例

EMB iシェアーズJPモルガンエマージングマーケット債券ETF

分配金利回り 年4.49%年間経費0.4%時価総額1.2兆円

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10年で15%ほど上昇しています。年1.5%の上昇。分配金利回りも年4.5%ですから、上記と比べると年2.5%ほど得になっています。しかしリーマン時の下げ率は強烈で、しかも回復まで1年ほどかかっています。

新興国債券の比率はほどほどに。利回りは少し得だが、リスクはその分高い。

もともとリスクを避けるために債券を組み入れるのですから、そこでリスクを取りすぎるのは得とは言えません。多くても先進国:新興国=2:1くらいが限度でしょう。

債券の組み入れ割合は?

人気のバランス型投信では、株式:債券=50:50が基準になっています。

しかし多くの本やファイナンシャルプランナーの意見では、シニアは債券の比率を高くするよう勧められます。株式:債券=25:75くらいでしょうか。でも私はこれに異論を持っています。

シニアでも債券の割合は同じでいい。

と考えています。意地を張っているわけではありません。理由は

(1)50:50が最適解なら、シニアが例外になるのはおかしい。

シニアはリテラシーが低くまた判断力がなくリスクが取れないだろうというのは人によります。本人が、債券を好めばそうすればいいだけの話。基本は同じでいいと主張します。

(2)もう一つは遺産相続の問題です。

有価証券を残して死んだ場合、2通りの相続が考えられます。ⅰ 売って分ける。ⅱ 売らずにそのまま相続する。どちらも相続税が必要な点は同じです。私は、売らずにそのまま相続した方がいいと思うのです。その方が財産として残りやすいです。

しかし、相続する有価証券がシニア向け仕様になっていると相続する人は戸惑います。標準型とは違うからです。相続する人は原則的には一世代若いはずですから、その人たちの好みもあるはずです。標準型で残しておけば、比較的修正措置は取りやすいです。

欧米の富裕層は何世代にも渡って財産を増やしてきました。相続税がない、または軽いこともあり財産の継承がやりやすい点はあります。相続していく財産形式は、事業を除けば、不動産:株式:債券を等分にというのが一般的です。彼らは当主が年寄になったからといって株を売ったりしなかったから富豪でいられたのです。

誰もが多額の現金をうまく扱えるとは限らない。

売って分配した場合、相続者は多額の現金を手にします。多額の現金が人を幸せにしないことは、宝くじが当たった人がうまくいっていないということでわかります。

年寄は自分の幸せだけ考えて、楽しく暮らして、それでいい、という主張もありますが私はこれは違うと思います。智慧を出し合い、助け合ってこその家族だと思うからです。自己中が嫌われるのは、若者の世界だけではありません。

長くなりましたが、最後にシュミレーションをしてみます。

Aさんが65歳でリタイア時に3000万円を投資します。相続時には6000万くらいにはなっています。これを奥さんとお子さん2人で分けると、奥さんが3千万、お子さんが1500万ずつ。何年かして、奥さんが亡くなり、お子さんがそれぞれ1500万を相続します。さて2回の遺産相続を経てお子さんの金融資産はいくらでしょう?

計算上は3千万はあるはずです。しかし現金の場合は、たぶん家のローンを完済したり、車を買ったり、・・・でほとんど残っていない可能性大です。

一方、有価証券で相続した場合は少なくとも3千万以上にはなっているはずです。

有価証券で渡された場合、それが気に入る、いい商品なら、そのまま保有するのが自然です。売る人もいるでしょうが、割合としては残りやすいです。受け継いだ人は、投資を考える必要もなく、タイムラグもなく、ムダもなくそのまま増え続けます。

ですから、シニアは「自分に合った」を考える以上に「次世代の人に好まれるか」を考える必要があります。

以上が私が、シニア向けの特別な組成は問題ありと考える理由です。

次回は具体的な商品について研究したいです。長くなり失礼しました。

皆様のよい投資を!

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