チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

失敗しない初めての海外投資(1)海外投資の必要性、有利性、ショックへの対応

投資家の皆さまこんにちは。チンギスハンです。2017年9月25日(月)

自分の反省を込めて、海外投資のまとめを書きます。特にこれから、海外投資を始められる方や、シニアの方にわかりやすいよう頑張ります。

そのうち、はてなブログの枠が余っているので、新しく専用のブログを作って、そちらでも見れるようにしたいと考えています。

今までの記事との重複もあります。くどいところは熟達者の方は飛ばし読みしていください。また偉そうに上から目線で書いていますが、初心者というより自分に言い聞かせているつもりです。

リテラシーゼロでもできる海外投資。

Ⅰ 海外投資が必要な理由

 「日本に住んでるんだから、日本だけで十分じゃない?」

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世界的にも強力な日本経済ですが、世界でのシェアは6.4%しかありません。

これから日本のシェアは低下の予想。

少子高齢化の進展や、人口の推移から、日本のシェアは低下が予想されています。日本だけで考えるのはリスクが高すぎるといえます。

Ⅱ 海外投資ってドルに換えるの?

 確かにドルに換えておけば、その分リスク分散にはなります。しかし

 どの通貨も長い間には価値が下がる性質がある。

 幸い日本の円は、世界的に価値の下がりにくい通貨です。ですから気づきにくいですが、長い間には価値は下がっていきます。年に1%下がっても10年では10%の下落です。

価値が下がらない、または上がっていくものもあります。

株式や不動産が代表です。株式投資は実際に活動している会社に投資してリターンをもらうことです。

まずは株式投資がやりやすいです。また日本円のまま投資することもできます。

Ⅲ 投資に適した国は?

 これから発展する国がいいです。でも、わからなければ、世界の株式の時価総額の割合で投資することもできます。成長する国や企業はどんどん時価総額が増えていきますから、全体も比例して増えます。どこが増えるかわからなくても平均的なリターンを得ます。

伸びる国や会社に集中的に投資する方がいいのでは?

そういう方法もあります。うまく増やす人もいますが、平均を超えるのは、プロでも難しいことが統計的にわかっています。

世界の株式の時価総額は (2017年my index様より、浮動株調整後)

 

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米国が半分以上を占めています。日本も2番手につけています。先進国で大部分を占めています。中国やインドや台湾などを新興国と言います。10%くらいです。

※浮動株調整後 親会社や創業者の持ち分のように市場に出回らない株を除いたものです。一般に新興国は浮動株比率が少ないです。従って市場の時価総額とは異なります。浮動株をそのままにした統計もあります。その場合は新興国の割合がもっと高くなります。

Ⅳ 米国の割合が大きいけど大丈夫?

 米国のGDPは人口増や企業の活力からさらに増えることが予想されています。株式の成績も他の先進国を上回っています。個々の会社でも、アップルとかアマゾンとか魅力的な会社も多いです。ですから、問題はないと思われます。米国の今後のGDPの動きについては、たぱぞうさんにピッタリの記事があります。

アメリカのGDPの特異性 - たぱぞうの米国株投資

また米国の過去の株式の成績は 

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下落もありますが長期的には大きく上昇しています。2001年の下落はITバブルの崩壊、2008年はリーマンショックです。でも4年ほどで元の上昇軌道に戻っています。またリーマンショックの時は日本や他の国の下落幅の方が大きかったです。

Ⅴ リーマンショックみたいなのは今後も来ますか?

 景気はどうしても変動するし、それによって株式は大きく動きます。リーマンショックは100年に1度と言われましたから、もうしばらくは大丈夫でしょうが、20~30%くらい大きく下落する可能性はあります。

でもこわがって投資しなかった人よりも、投資していた人の方が、最終的には大きな利益を得ています。「春の来ない冬はない、朝の来ない夜はない」という気持ちで持ち続けることがコツだと思います。

大幅に下がる前に売るのが得なのでは?

はい、そのようにうまく立ち回って大きな利益を得る人もいます。でもものすごく難しいこととされています。売るタイミングを知ることはそして実行することは超難問です。

下落時に売るのが最悪の選択

売るタイミングを間違えると、相場の底で売ってしまうことになります。

一般に素人はかなりの熟達者でも、相場が荒れているときの売買は苦手とされています。自分の損得に直接響くので、感情の方が、特に下落時は恐怖心が支配するからです。

パニック時には「何もしない」のが一番です

たいてい上から数えて2つ目にいい選択です。

景気変動に備えた方法がもう一つあります。株式と逆の動きをする債券と組み合わせる方法です。字数が来ましたので次回にします。

以上です。毎回読んでくださっていらっしゃる方には「退屈な内容」でした。それでは皆様のよい投資を!

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