チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

リタイアの準備(6)ハードルが高いけど向いている人には不動産投資は有力な選択肢。

こんにちは、チンギスハンです。2017年9月8日(金)

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前回までで、リタイア後は投資の量と質が大きく差をつけるというお話でした。今回は、不動産を考えます。

不動産投資は常に魅力がある。

もうすでに高すぎるとか、人口が減る日本では難しいとかもいわれますが、それはすべての投資に当てはまることです。ベストのタイミングとか環境とかは常にあるわけではありません。今現在が適切でなくても、数年内にはチャンスもくるでしょう。

金利も低く、通貨価値も安定している(相対的に、かつここしばらくは)日本では、もともとそんなに有利な投資が転がっているわけではありません。

その点、不動産投資は、確かに金額も張るし、数々のスキルや能力や経験を必要とするのでハードルは高いですが、それをクリアした少数の人にとっては、「打ち出の小づち」であり続けます。

不動産投資のいいところ

1 値動きがゆっくりしている。

 株式よりも値動きが小さいです。また景気の影響を受けにくいとされています。株式が景気の先行指標なのに対して、不動産は景気に遅行します。リーマンショックでも、2012年ごろが底だった。下は米国の住宅価格ケースシラー指数。海外投資データバンクより。理由は家賃の動きは遅れるからと言われています。

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2 ステータスが高い

 戦後、土地は値上がり続けて、大都市では、垂涎の的となりました。そのせいもあり、不動産を所有しているというのは憧れです。株と違っておおっぴらに話すこともできます。結婚などでもプラスの材料とされます。リタイア後の生活手段としても、上位のランクです。

3 子供に引き継げる

 税制面でも有利です。不動産そのものも引き継げますが、ノウハウも伝えられます。

4 融資が受けやすい

 他の投資と異なり、大部分または全額を、融資でまかなえます。銀行には不動産に対してのノウハウや伝統があり、比較的容易に資金を融資してもらえます。投資金額の一部分の自己資金でOKなところは大きな利点です。

5 インフレに強い

 日本も数年後、数十年後にはインフレ懸念があります。不動産はインフレに最上級に強い資産です。家賃収入は引き上げられるし、反対に借り入れ金は実質的に目減りします。

 

不動産投資の難しいところ

1 高いノウハウが必要なこと

 不動産は世界に2つと同じ物件がありません。少し離れただけで、条件が異なります。「見極め」は他の投資に比べて難しいです。

買う点だけでなく、運営にも多くのノウハウが必要です。テナントを入れる工夫、修理のタイミングや業者選定、出口戦略としての売却。

不動産投資はノウハウの塊と言えます。

2 流動性が大きくないこと

 株式と違って、ネットで簡単に売買というわけにはいきません。特に不人気物件は、いくら値段を下げても売れないそうです。

3 手数料や税金が高い

 様々な税金をとられます。収入に対しても高い税金がかかります。早くから法人化するのがいいそうです。

素人にできるか?

他の投資のように、片手間で簡単にというわけにはいかないようです。しかし、近年、先駆者たちが、賃貸経営を実行して、本とかブログで発信しています。

不動産業者の営業の一環として、セミナーや講演会もあるようですが、こちらは十分に警戒すべきです。「自分は家賃で月に500万達成」とかいっても、実態はわからないからです。セミナーに数回出席したくらいで、ノウハウが身につくことは決してありません。またそんなに有利な物件が転がっているはずはありません。そんなに有利なら当の業者が買うでしょう。

素人不動産の方のブログを見るととても参考になります。

リフォームや掃除は出来るだけ自分たちでしている人が多いです。土日は、掃除をしたりリフォームをしたり、物件を見て回ったりと忙しいです。行楽地や温泉に行くよりもずっと楽しいのでしょう。リタイアしても「自分探し」や「時間つぶし」に困る心配はなさそうです。

ペンキ塗りなどは慣れればできますが、資格が必要な「電気工事士」などは持っておくと役立つと感じます。

ノウハウと経験の積み方

ブログを見ていると、有利なのはやはり不動産業界にいる人たちです。情報の量と質が違います。すでに十分な不動産を所有しながらも、不動産会社に勤めている人もいました。曰く、「情報が得られる」。

米国の不動産を研究しましたが、米国では、物件の売買履歴、その近辺の売買価格などの情報を誰でもネットで閲覧できます。素人が参入しやすいといえます。

法定耐用年数が木造で22年と短く、年ごとの下落が激しい日本では、物件の見極めはより高度になります。(米国では中古の方が好まれ新築よりも高いことも多い。築50とかでも十分に価値がある)

逆に一旦、ノウハウを獲得し、経験を積んだ方には、参入障壁になりますから、有利な物件に出会いやすくなります。不動産経営をされている素人の方が、どんどん所有物件を増やされるのもそんなところに理由があると感じます。

不動産業界とは縁のない業界から入った方も多くいます。熱意なのでしょう。

イメージとしては、株式などの投資より、「起業」に近いと感じます。

勉強するのはタダですから、興味のある方は、少しづつリテラシーを蓄積されるといいと思います。地域ごとにかなりの特性があるようですから、特定の地域に詳しくなれば競争力が増すようです。(〇〇市しか手掛けないという方も多いです)「えっ、こんなに地方で」というようなマイナーな地方限定の人もいて驚きました。

(今後の見通し)

日本の人口減をリスクにあげる人が多いですが、「人口の都市への集中化」は世界的な傾向です。都市に限れば需要は有り続けると感じます。

郊外の空きアパートも問題になっています。日本の空き家800万戸のうち約半数が貸しアパートだそうです。これらは今後賃料がダンピングされ、とても元金が回収できないでしょう。業者の家賃保証という甘言に乗って安易に投資した結果と言えます。

すべての投資はリテラシーがすべてです。その中でも、不動産は特に当てはまります。ノウハウや経験を積む努力なしに、「投資はありえない」ということを教えてくれる典型的な例(当事者の方には気の毒ですが)といえます。

現時点では「高すぎる」「タイミングではない」という意見が多いようです。しかし、タイミングがきてから勉強を始めても遅いです。不動産は誰でもに向く投資ではありませんが、「向く人には向きます」。熱心で辛抱強い人にはチャンスがあります。

他の投資と比べて、投資額が大きくハードルが高いですが、勉強しておけば10年以内に投資のチャンスがくるように思います。

以上です。みなさまのよい投資を!

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リタイアの準備(5)お金の準備、リタイア後の生活は今後、資産運用の量と質が差をつけるようになる。

こんにちは、チンギスハンです。2017年9月7日(木)記

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米国在住の米国株専門家の広瀬隆雄氏は10月にはダウで17900ドルまでの下落をダイアモンドザイで予想されていました。

私は、下げても10%までだと思っていますが、9月、10月、11月が下落の底だろうと言う点では同じです。下落で買えるように準備しておきたいです。

欧州の緩和の速度を緩めるテーパリングについてもトーンダウンしているようですし、金余りの基本的な構造は変わっていません。

しかし、市場は心理に大きく動かされるので、多くの人が「下がる」と思えば、少しの出来事で、思いのほか下落することも考えられます。

北朝鮮の問題は、米国の武力行使なら、一気にけりがついてプラス。話し合いなら、結局は、「限定条件付きで、核容認」に落ち着くと思います。長い時間がかかりそうですが。どちらにしても、世界経済への影響は限定的だと見ています。(私見です)

リタイアの準備(5)

リタイア後の生活費と収入は千差万別

前回までに、リタイア後についての雑誌や本の記事は対象が限定されていないので、意味がないと書きました。

日本の年金制度では、収入は現役時に比例する。

国民年金の月額5万程から、大企業や公務員の30万超まで大きな幅があります。これを、「リタイア後の生活設計」というくくりで、論じるのは無理です。

自分で準備するのは当たり前。

現在でも、国民年金だけの人は、年金だけでは足りません。だから個人的に年金をかけたり、いろいろな工夫をしているわけです。

年金だけで、余裕のある生活ができて、しかも貯金までできていた今までの方が異常だっといえます。リタイア後に貯蓄額が増えているのは日本だけです。多くの人が、自分のお金を使いきれずに亡くなっています。

自分の老後は国任せという、今までの異常事態があったために、一時的に現在の混乱があると思います。

国の制度はフルに活用すべきだ。

イデコとかニーサとか、税のかからない制度が拡充されるようになりました。金額については全く不十分ですがそれでも限度いっぱいは使うべきです。

「年金は当てにならない」という考えには根拠がない。

「年金が当てにならない」という話をよく聞きます。でも、数々の欠点があるとはいえ、国の制度です。今後どうなるかわからないという点では、日本円も同じことです。年金制度は信用しないが、日本円は信用するというのは矛盾しています。

円資産で持ちたがるのは、今までの成功体験が大きいか

海外資産も増えてきているとはいえ、まだ圧倒的に円資産の割合が大きいです。これは

ⅰ 今まで円高傾向が続いてきた。

ⅱ 日本がデフレ傾向で、円通貨の下落が少なかった

という点が大きいと思います。つまり、円を持っていた人が、うまくいったという成功体験が生きているわけです。

円資産の中でも現預金の割合が高い。

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したがって多くの人が、円資産で、そのうちの20%ほどが投資です。海外資産は、この中で、株式と投信の一部ですので直接的には3~4%ほどと考えられます。間接的にはもっとあるでしょう。

もっともこれは、金融資産なので、不動産を含めれば、投資の割合はぐっと増えると思います。

リタイア後の格差が拡大する傾向が見える。

現在でも、現役時の立場、収入によって年金額が6~7倍違います。しかしこれに、資産運用を加えるとさらに差は拡大します。

ピケティ氏は「21世紀の資本」によって、投資によって、経済成長以上のリターンを得られること、格差がさらに広がることを警告しました。

格差はリタイア後の方が大きい。

現役時は、だれしも収入があり支出がありますから、差のつき方は限定的です。それに収入が多い人は例外を除き、自分のパフォーマンスを維持する、向上するために多くの経費を惜しみません。

リタイア後は、収入は年金で差があるのに加えて、投資による(家賃収入を含めて)収入には極端な差があります。ゼロと数百万、数千万です。さらに上は考えたくない!

富裕層だからと言って、医療費や介護費が膨大なわけではないので、富裕層は、豪華客船やら、ななつ星やらの贅沢旅行をするくらいしか使い道がありません。

「お年寄りは弱者だから」という形の一律の社会保障は、実は、高齢者の格差を拡大する政策だということになります。早期の撤廃が求められます。

現在:年金格差・・・→今後:年金格差+資産運用格差

年金がさらに増えないとすると、資産運用の割合が大きくなります。今後は、資産運用の、「量と質」がリタイア後の生活に大きな差を生む要素となります。

具体的な対策は次回の予定です。

以上です。

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北の核ミサイルの脅威で、バブルが回避され、世界の株価は緩やかな上昇軌道が続く。

こんにちは、チンギスハンです。かわいいにゃんこです。2017年9月6日(水)記

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2017年の8月は高く終わりましたが、休場明けのNYもすっかりリスク警戒モードです。保有株の下落を見るのは不愉快ですが、違う面から見てみました。

バブル軌道に乗る確率は減った。
<バブルの条件>

経済が復調しているのに、金融緩和が日欧で継続していること。お金が供給され続けている。

景気に力強さがなく、失業者、賃金、物価の上昇が思わしくない。

長期金利が上昇しない。

緩和縮小ができにくい状況がありました。その間隙をついて、リスク資産がバブルになりやがて、崩壊するというシナリオの確率はかなり高かったと思います。50%くらい。私見です。

<北朝鮮の問題は抜本的な解決が難しい>

1 北朝鮮は降りる理由がない。

2 ロシアはかき回せば利益が広がる。

 経済では全くいいところがないロシアも、存在感を示せます。シリアのアサドを初め、ロシア(プーチン)には独裁国家を支援して利益を得てきた歴史があります。今回も、もめれば、もめるほどロシアの利益は増大しますから、石油や技術を送って、火が消えないようにするでしょう。

3 中国は動けない

 習近平は、自分が独裁者になるのに手いっぱいで、北朝鮮のことを構えません。しかし降りればロシアにとってかわられるので苦しい立場です。

4 米国も決定的な解決策が難しい。

 盤石の体制でも難しいのに、トランプ政権ですから、予想がつきません。

5 韓国の文大統領は理解不能。日米韓も一枚岩ではない。

 当事国なのに、「軍事力は使わない」と宣言して米日韓同盟の足を引っ張っています。米国が軍事行動をとった場合は、米韓の間に断絶が起こると思います。感情的なトランプ氏のことですから、敵視する可能性は高いです。

上記は私の素人の判断ですが、プロにも今後の予想がつきにくいと考えます。

かつての冷戦時のように緊張した状態が何年にもわたって続く可能性も高いです。

<バブルにはなりにくい>

いつ戦争が始まるかわからない状況は、投資家にとっていい環境ではありません。したがってバブルになる可能性はうんと低くなったと思います。逆に片が付いてしまえばバブルの芽は吹き返します。

<実体経済への悪影響があるわけではない>

 心理的には大きいですが、経済の回復傾向は変わらないので、今回のように緊張が高まるたびに、冷やされて、結果としては、長期の上昇軌道が続く可能性が高いと考えます。

株価の上昇が緩やかであれば、金融正常化はさらに緩やかになる。

金融正常化に伴って、中央銀行の引き締めすぎによる、景気腰折れが過去には多く起こってきました。しかし、株価が適度に調整しながらの緩やかな動きだと、引き締めを急ぐ理由はありません。他の、物価や賃金、長期金利の伸びは低いからです。

中央銀行の引き締め過ぎによる、景気の腰折れの懸念は減りました。

<気分的には最悪>

私たち日本にとっては、隣国の独裁者から常に核ミサイルで狙われているというのは最悪の気分です。

日本に米軍基地がなくて、日本が軍隊を持っていなければ、北の標的にはならなくて安全だという意見もあります。デモもしていました。

歴史的にはこの意見は無謀です。過去の独裁者で、相手の助命を約束しながら武装解除してから、「皆殺し」した例は数多くあります。私の知っている限りでは、十字軍でのイギリス、リチャード一世(獅子心王)、日本の織田信長の長島一向一揆殲滅、チンギスハンの西方遠征、等です。いずれも独裁者が追い詰められた状況で起こっています。

金委員長が、過去の独裁者とは違い、非武装者を絶対に攻撃しないという思想を持ち、しかもどんなに追い詰められても、絶対にその意思を曲げない、そして北朝鮮軍の隅々までその意思が徹底されている場合だけに当てはまります。非現実的です。他の国にも独裁者はいるでしょうし。

まとめ

北の核開発やミサイルは不愉快極まりないです。しかし、バブルになりその崩壊を迎えるとなると、被害も大きいので、それがなくなったとしたら悪いことばかりではないかなとちょっと無理やりですが考えました。

以上です。今日はちょっと感情的な記事になったかもしれません。お許しください。

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リタイアの準備(4)ライフスタイルと友達はお金では買えない。

こんにちは、チンギスハンです。

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ダイヤモンドザイをみていたら、「老後貧乏からの脱出作戦」なる記事がありました。失敗した人の体験談もありました。お金の話でした。

お金の優先順位は1位ではない。

と思うのです。その理由は、お金があっても解決できない問題があるからです。それは今日のタイトルですが、「ライフスタイルと友達」です。これが一番だと思います。

ライフスタイルをどうするかで、いろんなことが決まってくる。

メインの仕事から解放されたわけですから、どこで、だれと、どう過ごしたいかは、主要なテーマです。明確に決まっていないなら、それはそれで大丈夫です。

今の生活をがらりと変える場合。

以前取り上げた、「田舎暮らし」とか「沖縄暮らし」「海外暮らし」「離島暮らし」「海辺で暮らす」などはこれに入ります。

これらの場合の問題は、1 パートナーはどう考えているか? 2 その土地で友達は出来るか? 3 今いる友達は訪ねてきてくれるか?

今までの暮らしで築いた、人とのつながりは大きな財産です。大切な友達や知り合いとの関係は、維持できる方が望ましいです。

現在の住まいはそのままにして、年の内何か月かをそんな場所で暮らす方法もあります。費用は余計に掛かりますが。私はこれを考えています。

または、今までの関係が維持できるくらいの距離に移る。

これが一番抵抗が少なそうです。

住居の問題を考える。

お金の面で一番費用が掛かるのが住居費です。

ⅰ 賃貸の場合。

 都心に住む必要はないので、家賃が安くて、住みやすい、買い物や、病院が多い、郊外に住みかえればOKです。

ⅱ 所有の場合

 そのまま住み続けてもいいし、賃貸に出して、郊外に借りるのもいいと思います。郊外に新しく買い換えるのは問題ありと感じます。その理由は、たとえ建物が新しくなっても、値下がりは大きいと思うからです。

世界的に都市に人口が集まってきている。

傾向があります。日本はまだ、都市への集中がそうでもないですが、これから進むと考えられます。そうすると、中心部の至便なロケーションの物件はたとえ築古でも、価値は下がりにくいです。また賃貸需要は常にあるので、賃貸料が得られれば大事な収入源になります。

一方、郊外や地方都市では、一戸建てにしろ、マンションにしろ、新築の価格はかなり下落することが予想されます。土地さえ安ければ、日本では新築が好まれるからです。所有するのはリスクが大きいと感じます。

※当方、地方住みで、東京などの不動産事情はわかりません。あくまで大まかな話ですので、ご自分でお調べください。

現役時代との費用の比較は意味がない。

週刊誌やマネー雑誌でのリタイヤ後の費用で、現役時と比べています。「これだけ生活を落とさなければいけない」「生活のレベルはなかなか変えられない」・・・

現役時は、仕事で最高のパフォーマンスを発揮するために多くの経費が掛かります。それは、住居費、交通費、光熱費、衣服費、飲食費、交際費・・・すべてにわたります。ケチるのは得でないことも多いです。

リタイア後は仕事をしないのですから、比較は無意味です。どれだけの費用をかけるかは、自己の判断だけです。ほとんどの費用は不要です。

今かかっている、35万円をどうやったら25万円に減らせるか?とかは意味がありません。

どれだけかかるかは、経費を足し算すればわかります。引き算ではありません。

一番費用が大きい住居の件は触れました。次に大きいのは「自家用車」です。ですから、車の要らない郊外が最安になります。地方では車がないと何もできないので必需品です。

まあ工夫すればいくらでもできるものです。

本当に必要か考えてみる。

よく雑誌では、「葬式をどうする」「戒名料をどうする」「墓をどうする」などを必要経費に入れています。

でも、こんなものは、法律に書かれているわけでもなく、単に心の問題です。個人的には全く不要と考えます。私は仏教徒ですが、葬式もしないし、墓も不要です。遺言で明記しています。この程度のことで、迷ったり悩んでいるようでは、せっかくのリタイア生活が楽しくないと考えるからです。だから

お金の問題は、実は大したことない。

と考えます。また公的扶助という制度もあります。住居に始まり、医療、食費と扶助してもらえます。

セーフティネットですから、使わないに越したことはありませんが、制度としてあるのですから、必要以上に我慢する必要もありません。

つまり、必要以上に恐れる必要はないと思います。

お金の準備については次回にしたいと思います。

では、皆様のよい投資を! 

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(コメントへのご返事)海外投資はドル建てでも円建てでも実質は変わらない。

こんにちは、チンギスハンです。

9月2日の、「ドル建ての海外資産についての記事」について「Rさん」よりコメントをいただきました。ありがとうございます。例によってブログにコメントの返信がないので、別に立てさせていただきました。

チンギスハンさんこんにちは。 私も米国株に投資をしている20代のものです。あなたの記事をお読みして少し気になったのでコメントさせて下さい。既にご存知の事であればご容赦下さい。 お知り合いの方のお話ではドルで資産を持つことは危ないということですが、投資対象が同じであればドル建てか円建てであるかは関係がないと思います。例えばダウ30に投資する商品はドル建てでも円建てでもありますが、違いは為替レートを乗じて表示しているかどうかだけです。損益に関わるのは為替レートの変動ではなく、投資対象の価格変動です。円高になればドル建てだろうと円建てだろうと損失が生じることになります。 円建てで取引するメリットは為替取引をする必要がないという一点のみになるでしょうか? もちろん、ドルの信用が失われ紙くずになって取引に使うことができなくなれば話は別ですが、流石に考えにくいですね。 投資をされている方の中でもよく勘違いされている方がいらっしゃるのでコメントさせて頂きました。長文失礼致しました。 

 1 おっしゃる通りです。表記の仕方が違うだけで同じです。

2 私の書き方が良くなかったのだと思います。その方の懸念は、ドル円の為替変動の激しさが、リスクだとおっしゃりたかったのだと思います。海外投資を否定されたわけではありません。

3 為替リスクを負ってまで、海外投資をするのは気がすすまないということだったのでしょう。

(追記)

1 円建ての海外資産を持つ場合のメリットとデメリット

メリット・・・①ドルに換える必要がない。為替手数料が要らない。(含まれている)

②夜に市場から買わなくて済む。

③ドル円相場を気にしなくていい。毎日のNHKでの為替相場が気になる人が多い。

④円評価なのでわかりやすく親しみやすい。損益が計算しやすい。

⑤確定申告が簡単。見るらんが少なくて済むという意味で。遺産相続が容易。

⑥外国課税をされない。

デメリット

①商品が限られる

②手数料がやや高め。

③ETFでは、売買高や資産総額が日本では小さい。・・・値動きが荒い。多額だと売れない。

(まとめ) 

日本での投信の年間維持費も大きく下がりましたから、投信での運用は、特にシニアでは便利だと思います。

東証での米国ETFは取引高などをみると、NYでの方が安心です。

長年、円高で苦しんできた日本では、為替アレルギーの人も多い。実質は同じことでも円建てなら、精神的負担が少ないのでしょう。

NYでドルで直接ネットで株を注文するなんて夢にも思わないことでした。若い方は、ドルでの取引が当たり前で、抵抗がないのでしょう。

シニアの方で円建ての海外資産をお持ちの方は実は多いです。ドル建てでの保有が少ないだけです。円建ての方が安心感があるのでしょう。単に気分の問題ですが。

以上です。今後もご指摘やご意見をお願いします。

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ロボットアドバイザーのウエルスナビとTHEOに申し込んでみた。

こんにちはチンギスハンです。

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たぱぞうさんのブログを見て、ウェルスナビとTHEOに申し込みをしました。

どちらもSBI証券からです。THEOは申し込み手続きが長い道のりでした。マイナンバーカードを写真にとってたんですが、THEOでは使えず、運転免許証を撮影しました。マイナンバーカードが使えないというのはどうかと思います。改善よろしく。

たぱぞうさんのTHEOの記事は

THEOのメリットデメリット - たぱぞうの米国株投資

ウエルスナビはいくつかあるのですが

ウェルスナビで知る米国株25年長期運用の威力 - たぱぞうの米国株投資

THEOに年より向きの提案をされてしまった。

THEOは申し込むまでにいろいろ入力があり、お任せの場合の割合が出ました。

自分 株式21% 債権54% 実物25% 過去10年から見たシュミレーション4.94%

たぱぞう氏の場合 63% 26% 11%とありました。

ずいぶんと差を感じました。

ウエルスナビは開設まで何日かかかるそうです。最低30万円。THEOは10万円。

どういうプランから始めればいいのかなどは、ちょっと考えたいです。

口座をつくった動機。

現状の把握。

1 現在の株価の位置は、金利水準を考えないとすると10~20%割高。金利水準を考慮すると、妥当な水準。と考えています。

2 欧州、日本の金融緩和が続くここ1・2年はこのまま上昇すると見ています。

3 何かのきっかけで、売られてもおかしくない。さらに金利水準を加味しなければ、割高を示す数字はたくさんある。(PER、バフェット指数、PBR・・・)

4 欧州、次いで日本と金融緩和をやめれば、株高は収束に向かう。

今投資をやめると、これからの上昇を逃します。
前のめりに投資すると、下落時にあわてます。

現在の個人個人の投資状況によっても立場が違う。

ⅰ含み益が十分な方 早くから、投資を初めて、含み益を十分に持たれている方の場合、(20%くらい)はそのままホールドで問題ないです。今後の、上昇、下落がどうなっても、プラスを維持するでしょうから。

ⅱ 含み益がほとんどない自分など 
 今後の状況によっては、マイナスが出現します。しかし、その時が実は投資のチャンスです。これからの投資の行動が難しいです。

投資をやめれば、マイナスは免れますが、海外投資の割合を増やすという目的は中断します。

ロボアドに責任を押し付ける

別勘定として、ロボアドを使えば、自分が責任を負わなくて済みます。手を汚さずに海外投資が進むという目論見です。

とはいえ、ロボアドをどのように使うかは、これからなので、これから勉強します。

特に債権については、知らないし、今が債権バブルだと思っているので買う予定はありませんでした。下落局面では強いそうですが、どのくらいの割合を組み込めばいいのかまったくわかりません。

たぱぞう氏のブログをみて、自分も同じくらいの割合で組んでもらえるのかなと期待していたのですが、年寄向けを提案されてちょっとショックです。

ただ、過去10年のシュミレーションを見てみると年率利益は株式の割合が

100%・・・年4.65% 82%・・・4.80% 68%・・・4.92%
54%・・・4.97% 40%・・・4.97% 25%・・・4.94% 6%・・・4.82%

と利益にはほとんど影響していません。リーマンショックをはさんだからでしょうか。

いくら年寄と言っても、ちょっと運用が保守的過ぎるように感じるのですが。

以上です。

皆様のよい投資を!

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リタイアの準備(3)リタイアの時期を決めるのは、自分の意思であるべきだ。

こんにちはチンギスハンです。

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定年の延長が社会的な取り決めになりそうです。

民間に加えて公務員も65歳にするそうです。

おもな理由は年金制度が破たんしそうなので、支給を遅らせたいことのようです。

これには2つの問題点があると思います。

社会的な問題と、個人的な問題です。

<社会的な問題>

1 年金の問題

 日本の年金制度が、存続が厳しいので、支給開始を5年遅らせたい。

 年金制度の持続は大きな社会問題です。年金を計算に入れてリタイア後の生活設計をするからです。5年遅らせると確かに、当面の破たんは先送りできそうです。

蜃気楼のように、支給開始が先にずれる。

しかし抜本的な解決ではないので、少しずつ先に延びる可能性が大です。人生設計大狂いです。

日本の年金は賦課制度に特徴があります。現役の人が年金を負担する制度です。この制度は人口が増え続けることを前提にしているので、現在の先進国の実情には合致していません。

米国ではレーガン大統領の時代に、自分の払ったお金を受け取る制度、(確定拠出金年金401K)に切り替えました。自己責任で運用してくださいと言うことです。大きな抵抗が予想されましたが、大幅減税とセットにして提案したので受け入れられました。

日本が現行の制度を続ける限り、受取年齢の先送りと、年金不安は続くでしょう。

2 若い人の活躍の機会を奪う。

(1)昨日の記事で、高齢者の労働が賃金上昇を抑えているという指摘がありました。さらに制度としてしまうと、高齢者が居座り続けて、組織の活力を削ぎます。

(2)年よりは若い人の邪魔をしないで自分の活躍の場を広げる必要がある。

3 年功序列・終身雇用の弱点が強調される。

4 企業の固定費が増大する。

 事実上解雇ができない日本では、人件費は固定費となります。それが増大することで、経営の硬直化を招きます。儲かった時も、不況時を意識して保留することになり、株主には回ってきません。日本株に投資できない理由が1つ増えます。

<個人としては>

1 リタイアの時期は自分の生き方として決めるべきだ。

私の好きな五木寛之氏の「林住期」で有名な古代インドの4つの期があります。

1 学生期 ~25 2 家住期 25~50 子供を育て仕事に打ち込む

3 林住期 50~75 子供が独立した後、林に住み瞑想にふける。

4 遊行期 住まいを捨てて放浪し、解脱を目ざす。

時代が違いますから、年齢は多少ずれるとして、リタイアは林住期の開始と言えます。現在が60~65です。終わりはやはり75でしょう。

私は65で今年リタイアしましたが、早すぎたとは思いません。むしろ少し遅かったかなと感じます。それは、「したいこと」の制約が体力的・気力的にかなりせばまっていると感じたからです。

2 自分の理想のリタイア時を決めるべきだ。

75歳から逆算する。

リタイア時の決め方は今でも難しいです。一旦リタイアしてしまえば、後戻りは難しいです。でも、遅れれば、過ぎ去った時を取り戻すことはできません。

人間の1年の感じ方は、今まで生きてきた年の逆数で表されるそうです。つまり20歳の時は20分の1、60歳なら60分の1。3倍速く感じられます。

つまりそうでなくても、早く感じる年月です。このあたりの1年は貴重だといえます。

やりたいことが多くて、それを10年楽しみたいのなら、65ではリタイアしておかなければいけません。15年なら60です。もちろんパートナーの理解は不可欠です。

3 社会のムードに流されやすい。

 自分の理想を貫くのは簡単ではありません。日本では「働くこと」は美徳とされ、「趣味や遊び」は必要悪ととらえられてきたからです。

自分が60でリタイアと決めても、社会的に65歳が一般的になり、周りもほとんどが働いていると、60でやめるのは勇気が要ります。ピンピンしているのに、「〇〇のため」に一般より早くやめるのは抵抗があります。ムードの怖いところです。周りを気にしないとしても、パートナーの理解を得るのは相当大変です。

まとめ

リタイアの時期が後ろに少しづつずれる傾向が続きそうです。充実したリタイア後を送るには「相当の準備と覚悟」が必要です。

お金を含めたしっかりしたプランがないと、パートナーや家族の理解が得られないでしょう。

次回のリタイアの準備は「住むところと、お金の準備」を予定しています。

それでは皆様のよい投資を!

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日経マネー10月号を読みました!充実の内容でした。

こんにちは。チンギスハンです。

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バフェット太郎氏のブログにあったので「日経マネー10月号」を読みました。

「海外株の魅力とは」と特集されていました。編集部としても「押し」の感じで米国株の買い方も2ページに渡って書かれていました。

3人の投資家が登場します。1人目が「バフェット太郎氏」2人目が「たぱぞう氏」3人目が「Hiro氏」。3人とも私がブログを愛読している方々です。

毎日読んでいるのに、知らないことも多く新しい発見がありとても有意義でした。

記事を楽しみにされている方の邪魔をしてもいけませんから、内容には触れませんが、3人の、米国株を始めるきっかけと、投資の姿勢が書かれていて興味深かったです。

デービッド・ハックル氏のインタビューが、必読だった。

次のページにあった、インタビューが興味深かったです。これも詳しくは本をどうぞですが、簡単に要約すると。

1 現在の投資環境

 金利が安く投資家はリスクの高い株式や債券に投資せざるを得ない状況に追い込まれている。

金利が上昇しない間は、資金流入はこれかたも続く。(あと1、2年)

長期金利が2.0%~2.5%の間にあり、米国株のリターンがそれを上回っている間は株式に資金が流入する。

2 欧州株と欧州ハイイールド債がいい。欧州株は割安だ。

 欧州の景気はすでに回復している。しかし市場はまだ織り込んでいない。

 ECBが依然として金融緩和を続け資金を供給している。

3 アジア新興国・オーストラリアは中国しだい。

中国の失速はコンセンサス。問題はその度合い。筆者はソフトランディングと見ている。・・・→中国が深刻な景気後退には至らない。→中国やアジア新興国の株式市場の急落はない。

4 米国経済は失速懸念がある。すでにその兆候がある。また南米への投資はやめた方がいい。

5 コモディティーは中国次第なので、リターンは低い

6 投資の分散が大切

(1)現在投資のリスクが高まっている。

(2)すべてが割高な状態。

(3)個別株→インデックス投信へ

(4)株以外の資産にも投資を分散・・・国債など・・・下落局面に強い

(5)複数の資産クラスを所有し、さらにその中でも分散を図る

(6)現在は「ニューノーマル」なので、リターンは低い。過去とは違う。期待リターンを見直すべき。 

7 日本の賃金が上がらない理由は高齢者にあり。

 失業率が2.8%と非常に低いにも関わらず、賃金上昇が鈍い。

 高齢者が、お金以外の目的で働きたがることで賃金の上昇を抑えている。欧州の移民の役割を日本では高齢者が果たしている。

(私の感想)

私は仕事をしていませんが、リタイア後もいろんな形で仕事や仕事みたいなことをしている人は確かに多いです。

夫婦で家にいると、言い合いになるので、私がパートに出て収まった。という人もいます。また、パートに行くと、話し相手がいて楽しいという人も多いです。

政府は、公務員の定年を延長したりして、高齢者を働かせようとしていますが、実はデフレの原因になっているとしたら、皮肉な話です。

以上です。ハックル氏の話は考えさせられる内容でした。

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リタイアへの準備(2)「ドルで米国株とはあまりにもリスクが高いだろう」と言われた件。円建て投信一覧。

こんにちはチンギスハンです。2017年9月2日(土)記

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シニア向けの投資について書こうと思っています。

今日たまたまリタイア者の先輩の方とお話する機会がありました。まだ名前を知らないのですが、たまたま散歩の途中でいろいろな話をしました。

元エンジニアの方で、形ばかりの理系卒業の私にはまぶしく感じられました。それこそ様々な話をしたのですが、投資の話もしました。

投資経験も長いそうで、私と同じく中国株の経験もおありでした。テンバーガーをいくつも達成したとのことでした、相当な腕前なのでしょう。

日本株についてはよく研究されていました。ただ保有は少ない。日産自動車などの高配当株を中心に、配当やら、優待を楽しみにしているとのこと。

私は、「日本円ですべてを保有するのはリスクが高いので米国株を買いはじめた」と正直に言いました。

意外なことに、米国株にはかなりの難色を示されました。曰く、「今はバブルだろう」「ドルで持つとかリスクが高すぎる」という2点が主でした。

気になったのは、それだけの投資経験があっても、為替には抵抗が強いという点です。シニアになってからの海外投資の入り口は、「まず円建てが基本」と感じました。

急いで円建ての投信の例を調べました。まず退職金をもらったあとのリタイア者の資産構成として私の理想像を考えました。私の現実ではありません。

海外株式 40%
海外リート 10%
日本株式 5%
日本円 45%

海外株式の内訳は、先進国35%新興国5%

ⅰ海外資産の割合が50%です。

ⅱ退職金をもらった時なので、日本円の割合が多いです。

ⅲ日本リートについては現在下落中です。日銀が金融緩和をやめると大きく下がる可能性がありますのでとりあえず外しています。

<参考>円建ての投資信託おすすめ各ジャンルで上位2を調べました。

(数字等はHPでご確認ください。また調べた範囲での例です。採用基準は①年間手数料が安い②資産残高が多い③運用会社の実績がある。※さらに有利な投信がある可能性もあります。またここにないから良くないという意味ではありません。)

順位 種類 対象 ブランド 年報酬 時価総額
1 株式 全世界 三井住友DC 0.25% 46億
1 株式 先進国日本除く たわら 0.225% 130億
2 株式 先進国日本除く eMAXISslim 0.2% 15億
1 株式 日本TOPIX ニッセイ 0.18% 514億
2 株式 日本TOPIX eMAXISslim 0.18% 5億
1 株式 新興国 i-Free 0.34% 8億
2 株式 新興国 eMAXISslim 0.34% 6億
1 リート 世界日本以外 ニッセイ 0.27% 41億
2 リート 世界日本以外 たわら 0.35% 17億
1 リート 日本 ニッセイ 0.25% 77億
2 リート 日本 たわら 0.30% 11億

円建てで、全世界株式とか買っていると、海外投資の実感がなくてやりやすいのではと思いました。米国のETFの手数料がとんでもなく安いので、安く感じられませんが、ずいぶん下がっています。10年で2,3%ですからね。

以上、円建てでも十分に海外投資ができるということを示したかっただけです。投信についてはとりあえず調べたものです。ひいきの会社でいいものがあればどうぞそちらをお使いください。

みなさまのよい投資を!

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リタイアの準備(1)リタイア後田舎暮らし編。

チンギスハンです。

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ブログを書く目的

バフェット太郎氏のブログに、書く目的が書かれていました。その通りだと思います。

【日経マネー10月号】バフェット太郎が掲載されました!みんな読んでね! : バフェット太郎の秘密のポートフォリオ(米国株配当再投資戦略)

私も、昨年来ずっと読んでいますが、氏のブログにはずいぶん教えてもらいました。

私のブログを書く目的は? リタイアの準備の参考になればいい。

私はシニアです。しかもリタイアしています。その立場で投資のやり方を自分で学び実践してそれが、これからリタイアを迎える方の何かの参考になればいい。というのが目的です。特に投資に関してだけど。今日は投資以外です。

市場も、急ぎのことはなさそうなので、「リタイアに向けての準備」をまとめました。

 65歳からどうする。

早期リタイア以外では65歳が一般的です。今の私の年齢です。感覚としては「若い」けれども制約もある。と感じています。

リタイアしてから人生を終えるまで、いくつかの段階があります。

1 元気で、何かをやりたい意欲がまだ旺盛な時期。

 仕事をしていた時間がぽっかりと空きます。それをどう生かすかは、腕の見せ所です。体も元気なら相当に広い範囲の行動が可能です。

住むところ

仕事場に通える範囲という制約がなくなれば、どこに住んで何をやるのも自由です。

(1)田舎暮らし

 環境を変えるのは心がウキウキします。大きく環境を変えるのには、海外移住と国内移住があります。

 国内移住はパスポートもビザも要らないし、日本語も通じるし、テレビも日本語の番組が見られます。地域貢献も容易です。その地で働くこともできます。地方自治体も応援しているところも多いです。

「よその畑は青く見える」

とはよくいったものです。畑を手に入れて、あるいは貸してもらって、野菜などを作る楽しみは最高です。目に見えて作物は育ちます。

私も生まれは過疎地の農家でした。機会があれば野菜作りはしたいです。

初期投資は抑えること

物事は計画の段階が一番楽しいです。夢が膨らみます。そして、出費もこの時期に集中します。私はこの時期が一番危ないと感じます。

危うさの原因は、「相場観」にあります。都会で暮らしていた人には、田舎での暮らしがどんなものか、そしていくらかかるかの、「相場感」が皆無です。

都会でリフォームを見積もっても、業者の数だけ価格が違います。経験した方はお判りでしょうが、その額はビックリするほど差があります。

古民家を改築するのは、建て直すより高くつきます。だから、売値が100万とかでもリフォーム代が平気で1500万かかったりします。安いと飛びつくのは考え物です。

相場観が養われるまでは、最低限の費用で試してみる。のがリスク少。

貸してもらえる場合もありますから、古民家には賃貸で住んでみるのがお薦めです。農機具も貸してもらえるケースもあるそうです。

(2)テレビで見る田舎暮らしに要注意

テレビでの、「田舎暮らし」はウソではないけど本当でもない。

「きれいな空気」と「おいしい野菜」「親切な田舎の人々」という3点セットがよく出てきます。そして、地元の人と酒を酌み交わしながら、「いやー、ほんと移ってきて良かったですよ、東京じゃあこういう暮らしは無理ですから」・・・

そういうケースももちろんあると思います。

でもそうでないケースはもっとあります。

テレビでは語られない真実・・・

土地ごとの文化の差が大きい

その土地ごとの風習や民度があると思います。よく、東京の人が、「名古屋って」とかいいますが、その比ではないでしょう。日本の田舎、数十万か所ごとの文化があります。それは、住んでみないとわからないです。

自分がその文化に合うかどうかは、一種の賭けです。「大丈夫」と確信するまでは、出費を伴う行動はしないのが一番です。

(3)地方(過疎地)に住むことのリスク

1 病院がない。介護施設が遠い。

2 店がない。ガソリンスタンドがない。

3 物価が高い

4 民度のばらつきが大きい

「キュウリやナスはお隣からいただくんです。」とか番組で言っていますが、もともと田舎では野菜は買う人がいないので売っていないことも多いです。たとえ野菜はタダでも、日用品やガソリンやその他高いので、トータルして安くはなりません。

雪が降る地域なら、タイヤもスタッドレスが要ります。費用節約目的での田舎暮らしは簡単ではありません。

娯楽については、田舎はないです。お酒も車移動なので、基本外では飲めません。自宅にカラオケセットがあるおうちが多いです。レンタルビデオ屋も本屋もありません。

習慣については、私の今住んでるのは地方都市です。新幹線も止まります。図書館もあります。しかし、私はタバコアレルギーなのですが、チェーン店以外の喫茶店に入ると、半分以上のテーブルでタバコを吸います。イヤですが仕方ありません。

夕方には、川沿いを歩くのですが、毎日暴走族(1人~3人なので族ではないかも)がバリバリ、堤防沿いの道路を走ります。これもイヤですが仕方ありません。

田舎ぐらしは続かない人も多い

約半数の人が、短期間で都会へ戻るそうです。もし、家とか土地とかを購入していたら、その処分の問題があります。いくら何千万円かけてリフォームした家でも、その値段では売れません。持ち出しになります。リタイアして収入が限られる中での、ムダな出費は、ストレスになります。

満足曲線は時間とともに下がり、不満曲線は時間とともに上がります。少なくとも1、2年は住んでからでないと、家や土地に投資するのはリスクだと考えます。

また農業も見るほど簡単ではないそうです。腰を痛めた友人が言ってました。

結論

景色に舞い上がらずに、住んだ時のリスクを冷静に考える。その土地での暮らしや(特に冬)その土地の人とうまくやれるかどうかは、住んでみて確かめるしかない。(あなたに問題があるかもしれないし)

すべてのリスクを確認して、パートナーにも確認してから、家を買っても遅くない。

うまくいかないときも想定して、出費は最低限にすべきだ。(見栄を張らないように)

以上、勝手な記事でした。私自身の第一優先は、東南アジアでの半年暮らしを目指しています。この秋にタイ北部に見に行くつもりです。

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