(コメントへのご返事)海外投資はドル建てでも円建てでも実質は変わらない。
こんにちは、チンギスハンです。
9月2日の、「ドル建ての海外資産についての記事」について「Rさん」よりコメントをいただきました。ありがとうございます。例によってブログにコメントの返信がないので、別に立てさせていただきました。
チンギスハンさんこんにちは。 私も米国株に投資をしている20代のものです。あなたの記事をお読みして少し気になったのでコメントさせて下さい。既にご存知の事であればご容赦下さい。 お知り合いの方のお話ではドルで資産を持つことは危ないということですが、投資対象が同じであればドル建てか円建てであるかは関係がないと思います。例えばダウ30に投資する商品はドル建てでも円建てでもありますが、違いは為替レートを乗じて表示しているかどうかだけです。損益に関わるのは為替レートの変動ではなく、投資対象の価格変動です。円高になればドル建てだろうと円建てだろうと損失が生じることになります。 円建てで取引するメリットは為替取引をする必要がないという一点のみになるでしょうか? もちろん、ドルの信用が失われ紙くずになって取引に使うことができなくなれば話は別ですが、流石に考えにくいですね。 投資をされている方の中でもよく勘違いされている方がいらっしゃるのでコメントさせて頂きました。長文失礼致しました。
1 おっしゃる通りです。表記の仕方が違うだけで同じです。
2 私の書き方が良くなかったのだと思います。その方の懸念は、ドル円の為替変動の激しさが、リスクだとおっしゃりたかったのだと思います。海外投資を否定されたわけではありません。
3 為替リスクを負ってまで、海外投資をするのは気がすすまないということだったのでしょう。
(追記)
1 円建ての海外資産を持つ場合のメリットとデメリット
メリット・・・①ドルに換える必要がない。為替手数料が要らない。(含まれている)
②夜に市場から買わなくて済む。
③ドル円相場を気にしなくていい。毎日のNHKでの為替相場が気になる人が多い。
④円評価なのでわかりやすく親しみやすい。損益が計算しやすい。
⑤確定申告が簡単。見るらんが少なくて済むという意味で。遺産相続が容易。
⑥外国課税をされない。
デメリット
①商品が限られる
②手数料がやや高め。
③ETFでは、売買高や資産総額が日本では小さい。・・・値動きが荒い。多額だと売れない。
(まとめ)
日本での投信の年間維持費も大きく下がりましたから、投信での運用は、特にシニアでは便利だと思います。
東証での米国ETFは取引高などをみると、NYでの方が安心です。
長年、円高で苦しんできた日本では、為替アレルギーの人も多い。実質は同じことでも円建てなら、精神的負担が少ないのでしょう。
NYでドルで直接ネットで株を注文するなんて夢にも思わないことでした。若い方は、ドルでの取引が当たり前で、抵抗がないのでしょう。
シニアの方で円建ての海外資産をお持ちの方は実は多いです。ドル建てでの保有が少ないだけです。円建ての方が安心感があるのでしょう。単に気分の問題ですが。
以上です。今後もご指摘やご意見をお願いします。
皆様のよい投資を!
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