チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

リタイアの準備(4)ライフスタイルと友達はお金では買えない。

こんにちは、チンギスハンです。

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ダイヤモンドザイをみていたら、「老後貧乏からの脱出作戦」なる記事がありました。失敗した人の体験談もありました。お金の話でした。

お金の優先順位は1位ではない。

と思うのです。その理由は、お金があっても解決できない問題があるからです。それは今日のタイトルですが、「ライフスタイルと友達」です。これが一番だと思います。

ライフスタイルをどうするかで、いろんなことが決まってくる。

メインの仕事から解放されたわけですから、どこで、だれと、どう過ごしたいかは、主要なテーマです。明確に決まっていないなら、それはそれで大丈夫です。

今の生活をがらりと変える場合。

以前取り上げた、「田舎暮らし」とか「沖縄暮らし」「海外暮らし」「離島暮らし」「海辺で暮らす」などはこれに入ります。

これらの場合の問題は、1 パートナーはどう考えているか? 2 その土地で友達は出来るか? 3 今いる友達は訪ねてきてくれるか?

今までの暮らしで築いた、人とのつながりは大きな財産です。大切な友達や知り合いとの関係は、維持できる方が望ましいです。

現在の住まいはそのままにして、年の内何か月かをそんな場所で暮らす方法もあります。費用は余計に掛かりますが。私はこれを考えています。

または、今までの関係が維持できるくらいの距離に移る。

これが一番抵抗が少なそうです。

住居の問題を考える。

お金の面で一番費用が掛かるのが住居費です。

ⅰ 賃貸の場合。

 都心に住む必要はないので、家賃が安くて、住みやすい、買い物や、病院が多い、郊外に住みかえればOKです。

ⅱ 所有の場合

 そのまま住み続けてもいいし、賃貸に出して、郊外に借りるのもいいと思います。郊外に新しく買い換えるのは問題ありと感じます。その理由は、たとえ建物が新しくなっても、値下がりは大きいと思うからです。

世界的に都市に人口が集まってきている。

傾向があります。日本はまだ、都市への集中がそうでもないですが、これから進むと考えられます。そうすると、中心部の至便なロケーションの物件はたとえ築古でも、価値は下がりにくいです。また賃貸需要は常にあるので、賃貸料が得られれば大事な収入源になります。

一方、郊外や地方都市では、一戸建てにしろ、マンションにしろ、新築の価格はかなり下落することが予想されます。土地さえ安ければ、日本では新築が好まれるからです。所有するのはリスクが大きいと感じます。

※当方、地方住みで、東京などの不動産事情はわかりません。あくまで大まかな話ですので、ご自分でお調べください。

現役時代との費用の比較は意味がない。

週刊誌やマネー雑誌でのリタイヤ後の費用で、現役時と比べています。「これだけ生活を落とさなければいけない」「生活のレベルはなかなか変えられない」・・・

現役時は、仕事で最高のパフォーマンスを発揮するために多くの経費が掛かります。それは、住居費、交通費、光熱費、衣服費、飲食費、交際費・・・すべてにわたります。ケチるのは得でないことも多いです。

リタイア後は仕事をしないのですから、比較は無意味です。どれだけの費用をかけるかは、自己の判断だけです。ほとんどの費用は不要です。

今かかっている、35万円をどうやったら25万円に減らせるか?とかは意味がありません。

どれだけかかるかは、経費を足し算すればわかります。引き算ではありません。

一番費用が大きい住居の件は触れました。次に大きいのは「自家用車」です。ですから、車の要らない郊外が最安になります。地方では車がないと何もできないので必需品です。

まあ工夫すればいくらでもできるものです。

本当に必要か考えてみる。

よく雑誌では、「葬式をどうする」「戒名料をどうする」「墓をどうする」などを必要経費に入れています。

でも、こんなものは、法律に書かれているわけでもなく、単に心の問題です。個人的には全く不要と考えます。私は仏教徒ですが、葬式もしないし、墓も不要です。遺言で明記しています。この程度のことで、迷ったり悩んでいるようでは、せっかくのリタイア生活が楽しくないと考えるからです。だから

お金の問題は、実は大したことない。

と考えます。また公的扶助という制度もあります。住居に始まり、医療、食費と扶助してもらえます。

セーフティネットですから、使わないに越したことはありませんが、制度としてあるのですから、必要以上に我慢する必要もありません。

つまり、必要以上に恐れる必要はないと思います。

お金の準備については次回にしたいと思います。

では、皆様のよい投資を! 

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