<緊急投稿>「どにゃるどさん」のブログGOOGLの罰金制裁の記事を受けての修正です。
米国株投資家の皆さまこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
2017年6月18日(日)
今日米国株ブログで、貴重な記事を見つけました。いつも見ている「どにゃるど」さんのブログに、EUによるGOOGLの巨額罰金等の内容が詳しく説明されていたからです。元記事は
【激震】グーグルの年間売り上げの10%が消失する!: シーゲル流米国株ポートフォリオでアーリーリタイア
です。とても助かりました。来週からレーティングの引き下げを受けて下げているところを少しずつ買うつもりだったからです。私は全く知りませんでした。不明をお詫びします。この記事を受けて、昨日のGOOGLのレポートを修正します。まず10年チャートです。
次に2年チャートです。
(1)制裁が巨大なので影響は大きいでしょうがどの程度なのかは今は見当がつきません。わからないときはうかつには動けません。
(2)欧州は、「アンフェア」なことに厳しいですから、簡単には終わりそうにありません。
(3)マイクロソフトの時もそうでしたが、「独占」をかさにきての「横暴」と取られても仕方ない面はあったと思います。
(4)グーグルのサービスは私たちには1日も欠かすことのできないインフラなので、「つぶしてしまう」わけにはいきません。どこまで「懲らしめる」のかが焦点です。
(5)市場は「訴訟」を嫌いますから、(政治的な意図が絡んで不透明だから)大幅下落は避けられないでしょう。特に今回は相手が欧州です。欧州当局も簡単には引かないでしょう。トランプを巡って、米欧はいがみあっていますから。
(6)しばらくは静観して底を見極めるしかないと感じます。200日(52週)の長期移動平均線で止まるかどうかがとりあえずの目安になると思います。
(7)一旦落ち着けば、長期的には仕入れたい会社です。「出る杭は打たれる」で、どこかでは出る問題だったでしょう。「早目に出て良かった」とプラスにとらえたいです。
(8)気長に仕入れ時を探りたいと思います。
以上です。「どにゃるど」さんには感謝です。氏の記事を見逃す方がいらっしゃるといけないと思い、緊急に修正の投稿をしました。
皆様のよい投資を!
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将来の下落も意識しながら買いを進めるにはどうする?
米国株投資家の皆さまこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
2017年6月17日(土)記
三人の魔女の金曜日もダウは最高値更新でしたね。めでたしメデタシ。とばかりは言ってられません。ここまでくるとおよそ割安に放置されている株は見当たりません。
しこたま、買いこんでおられる方は、「含み益」も大きいでしょうから、「しばらく見物」ということもできます。私のように参入して日が浅いものはそうも言ってられません。リスクを取って買っていくしかありません。まず全体を見てみます。S&P500です。10年のチャートです。
最近は
RSIは60と高いですが高原上の時ですから、当てになりません。チャートからは上昇トレンドにあるということしかわからないように思えます。そして、今後50日線に向かって押したとしても、それが「上昇トレンドでの一時的な押し目」なのか、「下降トレンドの入り口」なのかがわかりません。
全体としてどのくらいのリスクが取れるのか?
現在は少しプラスですが、このまま買い進めて行ったときに、どのくらいの下落が精神的に嫌かを考えました。ー30%はちょっとこたえます。まあー20%はOKでしょうか。海外資産の割合を増やすのが第一目標ですから。そうすると、今のプラスを吐き出して、マイナス20%というとまだかなり大丈夫みたいです。
下落に対する備えは2種類ある。
将来下落があるとして、それに対しての対応は2通りだと考えます。
(1)1つ目は素直に下落幅が少ない銘柄、高配当の銘柄です。かなり長期にわたる下落でも、高配当をもらえば、それなりに納得がいきます。
(2)2つ目は、リカバリーが早いと思われる銘柄。ワイドモートのビザやグーグル、ボーイングなどは、上げてきた分下落に入るとかなり大きく売られる可能性があります。しかし、立ち上がりも速いです。高値づかみしても、長期的には安心感があります。
(1)ではVZべライズンが私の有力候補です。
VZ46.63ドル予想PE12.85配当4.95%(SBI証券)
今の米国株では珍しいくらいのPE12台です。配当も約5%と文句なしです。今までかなり売られてきました。底を打ったといっていいでしょう。全体が下げる時はもちろんそれなりに売られるでしょうが、下げ幅は限定的と見ます。46ドル台で買いましたが、買い増し検討です。
(2)のワイドモート銘柄では、V、GOOGL、BAどれも魅力的です。
Vビザ94.17ドル予想PE32.16配当0.7%
GOOGLアルファベット958.62ドル予想PE28.29配当0%
BAボーイング 196.44ドル予想PE18.64配当2.9%
数字的にはBAです。しかしBAは高値更新中で精神的にちょっと抵抗があります。これを乗り越えるのが私の課題です。
GOOGLは、レーティング引き下げのレポートも出て下げました。(稼ぎに限界がある・・・)バッドニュースはグッドニュースですので、買いやすいです。チャート的には上げ、下げどちらともとれるように思います。とりあえず少しずつ買う方針です。
Vビザも珍しく少しだけですが下げています。買い安心感はあります。
長くなりますので他は明日レポートします。
それでは皆様のよい投資を!
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シニアこそリスク分散は米国株だけで大丈夫と考える理由。
米国株投資家のみなさまこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
2017年6月16日(金)
FRBはことのほか強気ですね。資産縮小をこの9月にも開始すると発表しました。現在4.5兆ドルある資産を時間をかけて3兆ドルほどに圧縮するそうです。リーマン前の0.8兆ドルに戻るわけではありません。トランプ政権の迷走もあり、やれるうちにやるべきことはやっておこうという強い意志を感じます。
さて、毎日読んでいるバフェット太郎氏の先日の記事に「世界株への分散投資をやめて米国株に集中投資しよう」というのがありました。理由はパフォーマンスが優れているからだそうです。元記事はこちら
世界株への分散投資はやめて米国株に集中投資しよう! : バフェット太郎の秘密のポートフォリオ(米国株配当再投資戦略)
考えさせられる記事でした。私たちはつい「分散投資」を金科玉条のように義務としてとらえています。先日郵貯銀行の投信担当の方と話す機会があったのですが、シニアには、「分散型」「バランス型」が安全度が高いニーズに応えてよく売れるとおっしゃっていました。セゾン投信のバンガード・・・とかも人気があるそうです。
確かに、「やはりここはリスク分散を考えて、世界中のそして、株式と債券のバランスも大事ですよ」とか言われると、つい「そうですね」と答えてしまいそうです。シニアは特に安定志向が強いそうです。
シニアこそ、そんなにリスク分散は必要ないと考える理由。
リスク分散の意義は、将来が見通せないことにあります。だから、「あれもこれも」と多方面に投資しておくわけです。
シニアの場合は、将来と言っても期限が限られます。私の場合はあと25年で90ですから、まあ20年後まで見通せれば十分です。そうするとあと20年ほどで起こり得る事態に対応できれば十分です。北のミサイルなどもあってやっかいですが、経済に的を絞ると、先日の記事にも書きましたが、最優先は日本円以外の資産を持つことです。日本のインフレは20年以内に十分起こり得るからです。
その中身については、①最大に増やそうとする方②インフレ率がカバーできればいいと考える方では違います。しかし、リスクという点ではそんなに神経質になる必要はないと考えます。
株式に絞ると、リスク分散ができていると思われる順に
a世界株式>b先進国株式>c米国株全体>d米国S&P>eダウ>f 個別銘柄
一方パフォーマンスは、逆の順番でしょう。(最後の個別株は選び方による)しかし、20年というスパンに限ってリスク面を考えると、どれも大差ないように感じます。ダウ30銘柄がほとんどこけて、S&Pの他の会社がほとんど残ることはないからです。同じように、米国だけがだめになる可能性も考えにくいです。
ジャンルトップの5銘柄で十分と思える
そう考えると、極端に言えば、優良銘柄JNJ1社の保有でも大丈夫だと思います。
でもさらに安全を見込めば、5銘柄で十分です。私が考えた業界トップは
①JNJヘルスケア 133.04ドル予想PE20.25配当2.53%
②PG日用品 89.38ドル予想PE16.88配当3.14%
③BA航空機 195.45ドル予想PE18.34配当2.95%
④Vビザ 94.17ドル予想PE32.55配当0.69%
⑤GOOGLグーグル 960.18ドル予想PE28.55配当0%
⑥MCDマクドナルド151.17ドル予想PE23.59配当2.50%
⑦WLMウォールマート78.91ドル予想PE18.30配当2.55%
⑧KOコカ・コーラ45.25ドル予想PE25.19配当3.27%
(青字はバフェット太郎氏採用銘柄、⑥⑦⑧でもOK)あとは配当が多い方がいいか、成長が高そうな方がいいかの好みの問題です。この5社が20年の間にダメになる確率はとても低いと見ます。どの株値も現在高いですが、長期的に見れば問題ないと思います。
あとは気持ちの問題?
個別株は、どんな優良企業でもそれなりに問題もありますから、精神的な安心を求めるなら、ETFが有力です。気にしないで済みますから。VTI・・・米国株全体、VOO・・・S&P500、DIA・・・ダウなどでしょうか。
私の方針
優先順位はとにかく海外資産割合を増やすことです。中身は①20年後も残っている会社。②成長が期待できる、リターンが期待できる会社。
がんばれるところまで、ベストイレブンを中心に個別株に投資して、能力的にしんどくなったらETF等にするつもりです。
(補足)遺産相続になった時に、現金だと生々しくて問題もあります。大金を手にすると気が大きくなってムダ遣いもします。米国株はそのまま相続できるようですから、家族もそのまま運用すればよく、無駄遣いもなくて便利だと思います。
以上です。それでは皆様のよい投資を!
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日本のハイパーインフレと米国株の暴落のどちらが先か?
米国株投資家のみなさまこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
2017年6月15日(木)
明日が6月第三金曜日でトリプル期日〆の日ですよね。それをやり過ごして来週買いを再開しようと考えています。
大前研一氏の新刊「グローバルマネーの行方」を読みました。
最後の方に、日本のインフレ懸念についての記述がありました。ハイパーインフレでは年金生活者が一番打撃を受けてきた。というところが他人事とは思えない内容でした。私も少ないですが年金をもらい始めましたのでこの問題について今日は考えたいと思います。
年金受給者や、これから受給される方には深刻なリスクです。
年金は固定額ですから、インフレは年金生活者を直撃します。まして、私のように月額10万円ほどの年金では、物価が10倍になれば、数日しか持たないことになります。大前氏は、その可能性について、「近い将来起こり得る」と書かれています。理由は私はうまく言えないので直接本をご覧ください。
氏は対策として投資を奨めておられます。収入が見込める不動産投資や、生活必需品の会社の株式などです。米国株が最適との言及はありませんでした。
同時に世界経済変調のリスクも指摘されています。グローバリズムで発展してきた世界経済が各国のナショナリズムの台頭により失速する可能性があるということです。米国については、トランプがあまりにも見かたが偏狭でやり方が無茶苦茶なので、かれの公約が全部実現すると危ない。ということでした。私はほとんど実現しないと見ています。
日本のハイパーインフレが起こる確率と、世界の株式暴落の確率を考える。
1 2042年までに日本がハイパーインフレになる確率とそのリスク。
当分(ここ5年)は心配ないと私は見ています。しかし、私が90になるあと2042年までとなると、確率はうんと上がるように思います。計算は難しいですが、過去そうならなかった国がないので、ほぼ100%かと考えます。(主観的で申し訳ありません。若い方が自分なりに期間を設定してください)
リスクは単純に生活していけなくなることです。私は地方に住んでいますが自給自足できる田畑は持っていません。庭にゴーヤを1株植えているだけです。どう安く見ても、現在の価格で、1~2万円の食費は必要でしょう。それが10倍になると、10~20万となり二人の年金はすべて食費で消えます。田舎ですが、車は保有できなくなり自転車で、活動できる範囲が自分の宇宙ということになります。
2 私が計画している、インフレ対抗策。
とにかく、海外資産の割合を100%に近づけることです。円建て、ドル建てを問いません。中心は米国株を考えて実践中です。
3 全部海外資産にしておいた場合のリスク。
(1)海外資産の凍結。
ドル→円の交換の停止はないでしょう。だから問題なし。逆はありあそうですが。ブラジルでは、給料をもらうと即ドルに換えたそうです。
(2)株式の暴落。
暴落時も配当はもらえますから問題なし。(多少配当は下がるかもしれないが)本体はいくら下がっても売らなければいいのでこちらも問題なし。
S&P500のリーマンショック少し前からの10年チャートです。リーマン前の最高値ですべて購入していたとして、最安値から4年でリカバーしています。過去がこれからもすべて当てはまるとは限りませんが、過去を参考にするとリーマン級なら大丈夫だといえます。(あれよりすごい下落となると想像がつきませんが)
(結論)
1 海外投資で配当を当てにしている分には大幅下落もリスクはほぼナシといえる。売却益を当てにする場合は、下落時には影響を受ける。
2 日本のインフレがすぐにも起こると考える人は、今全額を米国株に換えてもいいかもしれない。一時的に下がっても、20年、30年の長期では上昇するから。
3 私は5年は大丈夫だと考えるので、その間に移す予定です。(迫られて焦ると、納得のいく投資ができないと考えるので、じっくりと、着実に進めるつもりです。)
4 日本は大丈夫だと思う人も、最悪の事態に備えても損はないように思える。
5 日本がインフレでも、ドルに対してはデフレになるだろうから、月10万くらいの海外資産からのリターンがあれば十分と考える。配当でもいいし、少しずつ売ってもいいので、高配当銘柄にはこだわらない。
以上です。主観的な検証でした。違う見方や意見の方はどしどしコメントをください。よろしくお願いします。皆様のよい投資を!
<補足>大前氏の本は、シリコンバレーの現在の状況など読みどころが多いです。日本のハイパーインフレのくだりはほんの一部です。どうぞ、本もご覧ください。
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自分にとっての「ベストイレブン」を選びました。
米国株投資家の皆さまこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
2017年6月14日(水)
米国株は依然として高値圏にあります。昨日まで、リーマン以降の値上がり上位銘柄を調べてきました。今後の私にとっての「ベストイレブン」の銘柄を選びました。
<現時点でのベストイレブン>予想PEはSBI証券
ディフェンス | 5月20日 | 6月14日 | 現PER | 予想PE | 配当 | |
1 | MOタバコ | 70.9 | 74.95 | 10.13 | 22.83 | 3.24 |
2 | PMタバコ | 114.74 | 118.69 | 26.26 | 24.34 | 3.44 |
3 | KO | 43.9 | 45.03 | 31.49 | 25.21 | 3.23 |
4 | JNJ | 127 | 132.02 | 22.19 | 20.1 | 2.61 |
5 | MCD | 149.82 | 26.42 | 23.25 | 2.48 | |
6 | NEE電力 | 139.95 | 17.07 | 20.39 | 2.77 | |
補欠 | WMT | 79.52 | 18.07 | 18.15 | 2.57 | |
オフェンス | ||||||
7 | Vビザ | 96.15 | 95.08 | 38.03 | 31.93 | 0.69 |
8 | GOOGL | 996.12 | 953.4 | 33.34 | 28.37 | 0 |
9 | BA | 180.76 | 191.09 | 23.42 | 18.11 | 3.03 |
10 | HD | 153.99 | 23.05 | 21.03 | 2.32 | |
11 | UNH | 181.05 | 23.18 | 19.41 | 1.65 |
(1)現在高値圏なので、下落に強いデフェンシブ銘柄を多く入れています。
(2)特に配当は追求していません。配当の平均は2.5%です。
(3)これらの銘柄の中から、割高感が薄れたもの、長期的に上昇が期待できる水準での買いを目指します。
(4)HDホームデポ、UNHユナイテッドヘルス、MCDマクドナルド、WMTウォールマートは今まで研究したことがないので、これから順番に研究します。
(5)具体的には、ディフェンス銘柄では引き続きMOアルトリアを狙っています。
(6)オフェンス銘柄はほとんど保有がないので、買えるチャンスになれば順次仕入れるつもりです。これから買い場があると期待しています。
<今までの保有銘柄等も引き続きチャンスがあれば買い増します。>
今のところは、VZ、IBM、GE、NVDAの買い増しを狙っています。
以上です。
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リーマン後に戻って投資したら。私のベストテン。
米国株投資家の皆さまこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
2017年6月13日(火)
今回の上昇は2009年の1月のリーマン後の最安値を起点としています。1ドル95円くらいでした。その時に戻って投資できるとしたらあなたはどうしますか?
という設定で1回目に高配当8銘柄とワイドモートの3銘柄を検討しました。今回はもう少し範囲を広げて、と言っても、当時の私が投資できる範囲でと言う意味です。だからもっと優れた上昇を演じた株は多く存在するでしょう。(AMZNなど)
<2009年1月に戻って投資したときの上昇率ベストテン>
2017・6・12 | ||||||||
現株価 | 2009 | 2008 | 対前 | 対後 | 配当 | 予想PE | ||
S&P | 2431.8 | 750 | 1500 | 1.62 | 3.89 | 1.86 | ||
1 | V | 94.56 | 12.5 | 20 | 4.73 | 9.08 | 0.69 | 32.63 |
2 | UNH | 181.46 | 25 | 55 | 3.3 | 8.71 | 1.65 | 19.68 |
3 | GOOGL | 970.12 | 150 | 350 | 2.77 | 7.76 | 0 | 29.5 |
4 | HD | 152.96 | 25 | 37.5 | 4.08 | 7.34 | 2.32 | 21.13 |
5 | BA | 190.03 | 35 | 100 | 1.9 | 6.52 | 3.2 | 17.86 |
6 | MO | 75.46 | 16 | 22 | 3.43 | 5.66 | 3.5 | 23.06 |
7 | WFC | 53.8 | 12 | 38 | 1.42 | 5.38 | 2.89 | 12.99 |
8 | GE | 27.94 | 8 | 40 | 0.7 | 4.19 | 3.5 | 19.07 |
9 | JPM | 86.96 | 25 | 48 | 1.81 | 4.17 | 2.35 | 13.05 |
10 | PM | 120.12 | 35 | 52 | 2.31 | 4.12 | 3.66 | 24.69 |
合計 | 26.45 | 62.93 | 23.76 | 213.66 | ||||
平均 | 2.65 | 6.29 | 2.38 | 21.37 |
注 UNHユナイテッドヘルス健康保険最大手、WFCウエルズファーゴ銀行大手
HDホームデポ、住宅関連ホームセンター最大手、「リョウスケ」氏に紹介記事あり。世界最大の住宅リフォーム小売チェーン「ホームデポ(HD)」を分析してみた!地味だけど凄い・・・ - リョウスケが米国株で億万長あ者を目指す
対前・・リーマン前高値に対する倍率。対後・・・リーマン後安値に対する倍率。為替調整後。青字の太字・・ 対前、対後両方でベストテンにあるもの。
(感想)
(1)金融UNH、JPM、WFCなど売り込まれたものの上昇率が高い。さらに売り込まれた銀行もあるが、安全第一で、つぶれる心配のないJPM、WFCへの投資とした。BAボーイングも売り込まれた分上昇が大きい。CEOが交代して大幅上昇のGEも大きく売り込まれた反動で上昇率が大きい。
(2)GOOGLへの投資は当時は踏み切れていないと思う。→今後の課題。
(3)配当も含めれば平均で7倍の投資になっている。当分暴落はなさそうだが、大幅下落時には、大きく下落した銘柄への投資は有力だ。銅鉱山などさらに売り込まれるものもある。
<リーマン前高値に対する上昇率ベストテン>
現株価 | 2009.1 | 2008 | 対前 | 対後 | 配当 | 予想PE | ||
S&P | 2431.8 | 750 | 1500 | 1.62 | 3.89 | 1.86 | ||
1 | V | 94.56 | 12.5 | 20 | 4.73 | 9.08 | 0.69 | 32.63 |
2 | HD | 152.96 | 25 | 37.5 | 4.08 | 7.34 | 2.32 | 21.13 |
3 | MO | 75.46 | 16 | 22 | 3.43 | 5.66 | 3.5 | 23.06 |
4 | UNH | 181.46 | 25 | 55 | 3.3 | 8.71 | 1.65 | 19.68 |
5 | GOOGL | 970.12 | 150 | 350 | 2.77 | 7.76 | 0 | 29.5 |
6 | MCD | 151.48 | 55 | 60 | 2.52 | 3.31 | 2.48 | 23.71 |
7 | PM | 120.12 | 35 | 52 | 2.31 | 4.12 | 3.66 | 24.69 |
8 | NEE | 140.24 | 45 | 70 | 2 | 3.74 | 2.78 | 20.51 |
9 | BA | 190.03 | 35 | 100 | 1.9 | 6.52 | 3.2 | 17.86 |
10 | JNJ | 131.53 | 50 | 70 | 1.88 | 3.16 | 2.65 | 19.64 |
28.92 | 59.4 | 22.93 | 232.41 | |||||
平均 | 2.89 | 5.94 | 2.29 | 23.24 |
NEEネクストラ電力
(感想)
こちらの方が現在高値ですから参考になるかも知れません。
(1)電力やマクド、JNJなどのデフェンシブ銘柄が入っています。タバコはどちらにも入っています。
(2)9年間で平均3倍になっています。今回の上昇の大きさがうかがえます。
(3)今後大幅下落や、あるいは暴落が来ても、気長に保有していれば十分報われることがわかります。
(補足)当時私は対象にしなかっただろう銘柄をご参考までに。
現株価 | 2009.1 | 2008 | 対前 | 対後 | 配当 | 予想PE | |
AAPL | 145.42 | 20 | 25 | 5.82 | 8.73 | 1.69 | 16.71 |
MSFT | 69.78 | 18 | 38 | 1.84 | 4.65 | 2.21 | 28.3 |
ORCL | 44.85 | 16 | 23 | 1.95 | 3.36 | 1.69 | 21.58 |
AMZN | 964.91 | 55 | 80 | 12.06 | 21.05 | 0 | 146.27 |
ORCLオラクル、データベースソフト最大手、
AAPL,MSFT、ORCLはリーマン時の下落も少ないです。
(まとめ)長期投資家が暴落に出会う確率は100%と言われます。しかし、100年に1度と言われたリーマンショックでも、パニックになって売ったりしなければ、長期投資で着実に利益を得られています。暴落をむやみに恐れる必要はないなと感じました。
みなさんはどうお感じになられましたか?
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早期リタイアに賛成です。人生で一番大切なものは・・・と思うからです。
米国株投資家の皆さまこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
2017年6月12日(月)記
米国株で足場を築いて、早期リタイアを実現しようという、意気込みの方のブログを多くみます。私は、早期でなく今年やっとリタイアしたものです。早期リタイアには賛否両論あるようです。私は早期リタイアに賛成です。
1 私たちの人生は寿命が大幅に伸びた現在ですら100年に満ちません。人生の短いことは昔の中国の人は、「戸の隙間から白馬の駆けるのを見るがごとし」と言いました。うまい表現です。そうですタイトルの・・・はジカンだと思います。
情熱を持っていること、やりたいこと、があれば条件が許せば躊躇する理由はありません。情熱は、たいてい年齢とともに下降します。55の時にやりたいこと、実行できることも、65ではそこまでの意欲はなくなっているかもしれません。「いつか思い切り」と思っているうちに時間は過ぎていきます。私自信はリタイアが10年遅かったと悔やんでいます。
2 仕事や会社はプラスにもマイナスにもとらえられる。
仕事を生きがいとして取り組んでいる人は多いです。そんな人に「早期リタイア希望」とか言っても理解してもらえる確率はゼロです。会社が自分にとってプラスだと考えている人は、なるべく会社と一体となろうとします。「ウチではそうやってます」と言う人たちは、会社はストレスもあるけどその何倍もの、プラスがある存在なのです。そんな人とっては、会社から追い出されもしないのに、自分から辞めるなんて、「気でも狂ってる」としか思えないでしょう。
3 仕事や会社は私たちの大きな部分を占めている。
好き嫌いは別として、仕事や会社が私たちの中で占める割合は半分を越しています。時間的にも、精神的にもです。日本人では、会社関係以外の人間関係はほぼない人はいっぱいいます。それがなくなった時に代わりに何で埋めるかが問題です。「〇〇社の△△さん」というような呼ばれ方をしている人は、その前の部分がなくなるわけです。
4 株式投資も立派な仕事だ。
いきなり「無職になる」と思えば抵抗も大きいでしょう。しかし、米国株投資も立派な自営業です。世間的には「株なんて」と言われるかもしれませんが、独立して開業するよりはずっとリスクも少ないです。
独立開業となると、大変です。お金をかけて事業を始めても回収できる保証はありません。同業者のひしめく中で、仕事を確保するだけでも大変です。その中でさらに利益を上げるとなると、並大抵の努力では追いつきません。
その点、米国株なら、大幅下落時にパニクって売るとかの、愚行さえしなければ、元本は安定的に成長します。配当ももらえます。現役時とは環境ががらりと変わりますから、生活資金も相当少なくて済みます。健康のために「高級品をどっさり食べろ」なんて書いてある本も一冊もありません。粗食でいいのです。週に何回か「バイト」する手もあります。人手不足ですからどこでも口はあるでしょう。「コンビニでバイトなんてみっともない」と思う人は、リタイアしない方がいいと思います。
不動産経営も魅力ですが、私たちの地方では、空きテナントでいっぱいです。アパートも入居者に苦労しているそうです。「空き室リスク」は株どころの話ではありません。「入り」はなくても、「出ていくもの」はあるからです。また、空けておいても建物は劣化します。たまりかねて、不動産屋などに相談すると、「待ってました」とばかりに、「改築」や「化粧直し」を提案されます。どれをとっても数百万のモノ入りです。もちろん関連の業者がついています。
米国株を本拠として足場をつくり、やりたいことをやって、足りなければバイト等で小遣いを稼ぐ。私には、ストレスのないいい人生に見えますがいかがでしょう。
以上リタイアした者として感想を書きました。何かの参考になれば幸いです。
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リーマン後に戻って投資できるとしたらどうする?(改訂版)
米国株投資家の皆様こんにちは。米国株永久投資をめざすチンギスハンです。
2017年6月12日(月)
昨日アップした、「リーマン後に戻って投資する・・・」について、ご意見をいただきました。「リーマン前からの株価も比較しないと銘柄の比較ができないのではないか」というものです。確かに、リーマン時での下落は平均では50%でしたが、金融などより下落したものと、生活必需品などのように下落が少ないものもありました。そこで、リーマン前の高値も載せたものを作りました。
(リーマンから8年のS&P500のチャート)
リーマン前高値の1500から約半値になりその後3.2倍になっています。為替を加味すると3.9倍になっています。
(配当重視の8銘柄に投資した場合)SOはサザン電力、DUKはデューク電力
配当重視 | 現株価 | 2009 | 2008 | 対前 | 対後 | 配当 |
予想 PE |
S&P | 2431.77 | 750 | 1500 | 1.62 | 3.89 | 1.86 | |
MO | 75.46 | 16 | 22 | 3.43 | 5.66 | 3.5 | 23.06 |
PM | 120.12 | 35 | 52 | 2.31 | 4.12 | 3.66 | 24.69 |
KO | 45.32 | 22 | 31 | 1.46 | 2.47 | 3.5 | 25.47 |
SO | 50.68 | 30 | 37.5 | 1.35 | 2.03 | 4.66 | 17.08 |
DUK | 85.72 | 40 | 60 | 1.43 | 2.57 | 4.11 | 18.78 |
VZ | 46.72 | 40 | 42 | 1.11 | 1.4 | 4.9 | 12.78 |
XOM | 82.13 | 75 | 92 | 0.89 | 1.31 | 3.5 | 20.18 |
RDS | 55.76 | 41 | 82.5 | 0.68 | 1.63 | 6.6 | 19.33 |
12.7 | 21.2 | 34.4 | |||||
平均 | 1.58 | 2.65 | 4.3 |
(1)2009年1月の安値。ピンポイントの最安値ではありません。チャートからみた大体の値です。
(2)2008年はリーマン以前の高値です。
(3)対前現在の株価のリーマンショック以前の高値に対する倍率です。為替調整後。
(現在とほぼ同じ為替です)
(4)対後はリーマン後の安値に対する現在の倍率です。為替調整後。(1.2をかけています。
①対前では配当分を加えると、高配当8銘柄はインデックスを上回っています。
②対後では、配当分を加えても若干下回っています。
③リーマン後に100万円をS&P500に投資すると配当込で現在約430万円になっています。④リーマン後に100万円ずつ8銘柄に投資したときは平均330万円になっています。⑤予想通り高配当銘柄は下落には強いといえます。
(ワイドモートの3銘柄に投資した場合)
プラチナ | 現株価 | 2009 | 2008 | 対前 | 対後 | 配当 | |
S&P | 2431.77 | 750 | 1500 | 1.62 | 3.89 | 1.86 | |
BA | 190.03 | 35 | 100 | 1.9 | 6.52 | 3.2 | 17.86 |
V | 94.56 | 12.5 | 20 | 4.73 | 9.08 | 0.69 | 32.63 |
GOOGL | 970.12 | 150 | 350 | 2.77 | 7.76 | 0 | 29.5 |
リーマンによる落ち込みも激しいですが、リカバリーも激しいです。リーマン後の安値からは3銘柄とも配当込では実に8倍くらいになっています。
現在は買われている最中ですが、もし売られるようなことがあれば仕入れたい銘柄です。もっとも先週の金曜日に下落しています。
11銘柄を見てきました。
次回は他の優良銘柄を見ていきたいと思います。
前回の改訂版なので、重複も多かったです
皆様のよい投資を!
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リーマン後に戻って投資できるとしたらどうする?コメントをいただきました。
米国株投資家の皆さまこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
2017年6月11日(日)記
「リーマン後の安値の時に戻れたらどう投資する」という仮定で、前回配当重視の8銘柄と、ワイドモートの3銘柄(V、BA、GOOGL)について、前回書きました。
「通りがかり」さんからコメントをいただきました。このブログでの返信の仕方がよくわからないので、ここで返させていただきます。本文は
「この比較で何を言いたいのでしょうか?リーマンショック後からの比較はあまり意味がないのではないですか?高配当、特に生活必需品などはリーマンショックによる下落が少ないはずなので、リーマンショック前からのパフォーマンスを比較しないと優位性判断ができないように思います」
(返信)貴重なご意見ありがとうございます。
それぞれの株式には長い歴史があります。その中でどこか特別な点を起点にして総合的な判断するのはバランスを欠いています。ご指摘のとおりです。
高配当デフェンシブ銘柄が「投資に不適」だというつもりは全くありません。現に私の保有株はほとんどが高配当銘柄です。
リーマン後の安値の時点を起点にして、今回の8年余の長期の上昇相場で保有銘柄その他がどのような動きをしたかを数字で調べて今後の参考にしたかったのです。説明が不十分だった点はお許しください。
(具体例)下はさほど高配当ではないけど代表的なデフェンシブ銘柄のJNJの10年チャートです。
S&Pがリーマン前から約半値になっているのに対して、JNJは30%の下落にとどまっています。リーマン後からの比較では、S&Pを下回っていますが、リーマン前からの比較では配当が2.6%と少し高いですからS&Pを少し上回っています。
私の不注意で、誤解された方もあったかもしれません。お詫びします。
「通りがかり」さんのおっしゃるように、少し期間を変えるだけで、見方も変わってきます。今後ともご意見やご指摘をお待ちしています。よろしくお願いします。
皆様のよい投資を!
リーマン直後に戻って投資できるとしたらどうする?
米国株投資家の皆さまこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
2017年6月11日(日)
先週は、最後の金曜日にハイテク銘柄が急落の波乱がありました。金曜日と言えば、来週の金曜日の16日は「先物やオプションなどのトリプルの清算」があります。3人の魔女がいると言われています。この日を境に極点になることが多いそうです。現在がダウは最高値なので、極点と言えば、下がるしかないですが、今年はどうなるんでしょう。そんなわけで、先週のイベントが去ったと思えば、またイベントでうかつに動けません。
そこで今日は、リーマン後の安値の時に戻っての投資を考えます。
ちょうどバフェット氏が、「そろそろ底だよ」「早く投資しないとひばりが鳴く春になっちゃうよ」と記者会見で言ったころです。あなたならどうしますか・・?
まず基本のS&P500から
2009年の2月の750ドルから現在の2431ドルまでドルベースで3.24倍になっています。円ベースでは当時の約90円のレートからすると1.2倍して、3.89倍になっています。100万円投資したとすると、現在は配当再投資を入れると430万程になっています。
個別株へ投資したときの8年間のパフォーマン
※2009年2月の株価はピンポイントのものではありません。このくらいで買えただろうという大体の数字です。
<配当重視の8銘柄に投資したとすると>
配当重視 | 現株価 |
2009 |
為替 | 倍率 円 |
配当 |
S&P | 2431.77 | 750 | 1.2 | 3.89 | 1.86% |
MO | 75.46 | 16 | 1.2 | 5.66 | 3.5 |
PM | 120.12 | 35 | 1.2 | 4.12 | 3.66 |
KO | 45.32 | 22 | 1.2 | 2.47 | 3.5 |
SO | 50.68 | 30 | 1.2 | 2.03 | 4.66 |
DUK | 85.72 | 40 | 1.2 | 2.57 | 4.11 |
VZ | 46.72 | 40 | 1.2 | 1.4 | 4.9 |
XOM | 82.13 | 75 | 1.2 | 1.31 | 3.5 |
RDS | 55.76 | 41 | 1.2 | 1.63 | 6.6 |
小計 | 21.19 | 34.43 | |||
平均 | 2.65 | 4.3 |
まず配当重視の8銘柄で見てみます。タバコ2社は、配当も再投資するとMOが6.5倍位になりS&Pを相当上回っています。しかし他の6銘柄は配当を再投資しても、S&Pに及びません。それでも配当再投資を含めると平均で3倍強になっていますから、投資は成功と言えます。
(結論)配当重視の投資は、パフォーマンスでは平均に及ばない。配当目的との割切が必要か。タバコはここまでは優秀だったが、今後はアイコスなど不透明な部分も多い。
<ワイドモートのプラチナ3銘柄に投資したとすると>
プラチナ | 現株価 | 2009 | 為替 | 倍率 | 配当 |
BA | 190.03 | 35 | 1.2 | 6.52 | 3.2 |
V | 94.56 | 12.5 | 1.2 | 9.08 | 0.69 |
GOOGL | 970.12 | 150 | 1.2 | 7.76 | 0 |
再投資を含めるといずれも7.5倍以上になっています。
(まとめ)
1 ワイドモートの銘柄は高パフォーマンスを上げている。
2 高配当の銘柄はインデックスに及ばないものも多い。
あなたならどうしていましたか?
他の優良銘柄については次の記事にしたいと思います。
みなさまのよい投資を!
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