2月の下落は良い下落、3月からの上昇につながる。下落=悪の考えリセット
2月8日月曜日記述
昨日は小幅下落
あーあまた下落か?とかため息ついてませんか?
そのため息間違ってますよ!
下落=悪の考えをリセットしよう
「常に上昇希望」では常に「彼女募集」と同じで資産運用で生き残れませんよ!
この2月の下落は良い下落なのです。
「下落に良いも悪いもあるもんか、下がるのは全部悪いに決まってんだろ!」
とお怒りかもしれません。
しかしここは冷静になってください。
健全に上昇するためには時には下落して調整することが必要不可欠なのです。
そして今はまさに調整が必要です。
バリエーションを調節して、整理しています。
また今後2年間の利上げやQTを織り込んでいます。
普通は半年くらい先を予想して株は動くのですが、ナスなんかはもっと先まで見込んで売られていますね。
2月の下落は良い下落
将来の利上げやQTなどの不利な材料をできるだけ織り込んでしまえば3月の利上げ後は相対的に売りの材料は減ります。
また過去の例では利上げ後は上昇しているのでショートもしにくくなるので需給的にも上昇しやすくなります。
そのためには3月のFOMCまでにマイナスをしっかり織り込んで置くことが必要です。
今上げの材料はないです。せいぜいショートの買戻で力弱く戻しているだけです。
下はS&P500のSPYの日足チャートです。
出来高は減少の一途です。つまり積極的な買いではないです。「もう嵐は去った」と勘違いして買出動しないでくださいね。今後はせいぜいよくてボックス、レンジ相場でしょう。私の今週の予想はやや下です。
■過去の例では2ヶ月連続の下落はその後の上昇につながっています。
しっかり悪材料を織り込むことが必要なのです。
2018年の秋からの下落は悪い例 悪い上昇
2018年の引き締めの下落(長期金利3%越え)の場合は良くない例です
10月に7%下落も11月に1.8%上昇と戻しました。そのため多くの素人が「戻った」と勘違いして買ったあと12月はクリスマス・イブまでに13%の大幅下落になりました。調整はおわっていなかったのです。下はその時の週足です。騙しあげの典型ですね。
だから今回もし、可能性は少ないですが2月に上げる時期があると危険です。しっかり織り込んでもらいたいです。上げる要素はありませんから不自然なのです。
「じゃあショートすればすむんじゃねえ」とおっしゃる方はどうぞですが今後は一直線の下げではなくて揺さぶりもあるでしょうから難易度は高いです。
レバナスはヘッジも有効
ショートと言えばコメントで「レバナス持ってるけどきつい」というのをいただきます。私自身はレバは持ってなくて通常型です。
2倍の幅で下落するのはつらいですよね。
ヘッジで売りも検討されたらいかがでしょうか?
ヘッジの仕方は【SQQQ】が一番シンプルなのですが日本では買えないので代わりに【TECS】を使うとか、先物やCFDを使う方法もあります。
株式とはカテゴリーが違うので損益は合算できませんがヘッジにはなります。
下落すればその分レバナスはマイナス、ヘッジはプラスでトントンですが、その後レバナスが戻ればヘッジ分が実現益になります。
ナス100のCFDは楽天証券にもあるようですから(SBIはダウだけみたいですね)割と開設をすればいいだけですから簡単でしょう。
レバというデリバティブを使うのですからショートのツールを使うのは割と自然でしょう。
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