【保存版】なぜ人は株が買えないのか?米国株は資産だという理解が足りない!
みなさんごきげんようです。
4月6日記述
米株は最高値です。ナスダックもしっかりあげてきました。
もっとも小型ハイテクはまだまだです。2月半ばまでは絶好調でしたが休養していた大型ハイテクとターンが入れ替わったようです。
がーファムが調子いいですね。
QQQならどっちでも問題ないです。
「うひょひょうーバクエキ」と叫ぶことはできませんが、青くなることもありません
だから淡々と買いさえすればいいのですがなかなか高いと買いの勢いも鈍ります。
「チンさん、高いけど買って大丈夫かな?」
「今年の後半から下げるっていうよ」
というようなコメントもいただきます。
「大丈夫です、一緒に頑張って買いましょう」
とお返ししています。
しかし買いにくいのは確かですね。
今日は保存版としてその原因を探り対策を練りましょう。
そして晴れ晴れと、平然と買い進めるようにしましょう。
さて前置きはそのくらいにして本題です。もう耳にタコだよという方は読み物としてかる~く流し読みしてください。
ズバリ結論から
株が買えないのは「資産」としての理解が足りないから。
株を売買して稼ごうとする方は別にして超長期で保有するなら資産です。
資産なら「買うのに適した価格なのか?」が大きな問題です。
今の米国株の割高度と年間利回りを確認して見ましょう。
■4月5日時点での予想PEと年間利回り
S&P500 予想PER23.1 年間利回り 4.3%+将来期待9%=13.3%
QQQ 予想PER 29.1 年間利回り 3.4%+将来期待16%=19.4%
★将来期待は過去10年の利回りからの平均の値です。
ちょっと高すぎると思う方は5%くらい、QQQは10%くらいで見積もりましょう。
いかがでしょうか?
資産の利回りとしては合格でしょうか?
私には合格に見えます。
これは市場での値動きに関係のないことです。
合格と感じれば「資産を買えば済む」ことだからです。
反対に「利回りが不満足」と感じれば利回りが高くなるまで、つまり株価水準が下げるまで待つことになります。
しかし相場が上昇して、利回りが低下したのに「バスに乗り遅れまいと」買いに走るのは矛盾しています。
「相場に振り回されている」といえます。
超長期投資家と自分は思っているのにトレーーダーの基準で判断していませんか?
米国株は資産である
ロバートキヨサキさんは明確に資産と負債を表しました。
資産・・・私達のポケットにお金を入れてくれる
負債・・・私達のポケットからお金が出ていく
そう考えると米国株は年間10%ほどの利回りが得られる超超優良資産です。
なのに私を含めて積極的にお金が入れられないのは、「価格が変動する」ことに原因があります。
不動産でも価格は変動しているのでしょうが刻々と変化しているさまをみることはありません。
不動産市場の電光掲示板があるわけではないからです。
動くものは人間は苦手
変動する資産だからこそ10%以上の高いリターンがあるとも言えます。
各資産の中では最高レベルのリターンですね。
人間、欲が深いので変動するなら「なるべく安く買いたい」という強欲に支配されるのです。
そして安値を狙って待ち続けます。
その差は今年の場合で1月の高値と安値、2月の高値と安値、3月とそれぞれ3%5%2.5%でした。終値ベースです。
当面の高値と安値の差ですから通常はそんなにピシピシと売買できるはずもないです。
それに25日線との差でいうとせいぜい2%ほど安く買えるだけです。
しかしそのための努力は相当なものです。
50日線に指値をしてほっとけばそれが一番ラクでしょう。
しかし毎日50日線の数値は動きます。
だからどちらにしても楽ではありません。
2%の株価の差は利回りではほとんど誤差です。
アパートに例えるとわかりやすい
以前米国株は「古びない、上がり続けるアパート」と表現しました。
たくさんの方から支持を頂いたので調子に乗って使いますね。
あなたは業者志向それともオーナー志向?
不動産の場合も売買を得意とする業者さんもいます。
かれらはアンテナを張って「少しでもいい物件情報」を得ようと神経を尖らせています。
そしてアンテナに獲物がかかるとみんな一斉に獲得に動きます。
肉食獣の世界ですね。
ちょうど株式のトレーダーと共通していると思いませんか?
この世界では「やりてとそうでない人との差は果てしなく付きそうです」
もう一つは不動産オーナーです。
三菱地所さんは明治の初めに練兵場を払い受けてからずっと丸の内界隈を保有しています。
売らなかったので今日も膨大なキャッシュフローを生み続けています。
個人でも複数の不動産を所有している方は多くいます。
米国ではテキサスとかカリフォルニアとかに限っても数千軒のオーナーが個人でいらっしゃるそうですね。
そんな方は特に「情報に毎日かじりついている必要はない」です。
有利な物件情報は勝手に向こうから、嫌というほど持ちかけられるからです。
だから同じ不動産を扱っていても、業者タイプとオーナータイプでは全くポイントが違います。
オーナーさんなら問題を起こさない限りハワイでゴルフをしたりヨットやサーフィンをしていても何の問題もありません。セクハラさえ気をつければです。
物件を無理に動かす必要はないからです。
木造住宅であっても価値が毎年増大する米国では、ロケーションさえよければですが、売らずに保有を続けることも立派な「活動」です。
なんだか株式投資と似ていますね。
あなたの株式投資はどちら志向なのでしょう?
このブログの読者さんなら圧倒的に「オーナータイプ」でしょう。
だったら業者さんの「価格敏感情報」に影響されすぎていないか注意が必要です。
長期資産なら下落情報を気にしないで仕入れればOK
だとしたらもうすでに資産の保有が「お腹いっぱい」の方はいいけど、まだの方は「まず仕入れる」ことが第一優先です。
「来年は下がるかも」という情報はトレーダーには重要でしょうがあまり重要ではないです。
もしその時に資金があれば仕入れればいいだけです。
フル投資で仕入れができない場合に「くやしい」という問題はありますね。
不動産の場合は自由に「借り入れ」で対応できます。株式は難しそうです。
レバレッジ型で短期間ならしのぐ手段は考えられます。私はレバレッジ型はしたことないのでわからないですが。
そこらへんはそれぞれの判断でしょう。
10%残しておくか、20%にするか?ですね。
かといって90%も現金で残しておいても下落時にその分買えるかどうかはわかりません。
昨年買えた方は今度も買えるでしょう。
しかし昨年フルに買った方は今そんなに現金はないはずですよね。
1年ですごく稼いだなら別ですが。
そんなわけでアパートならほぼフルに投資するでしょう。
株式は多少違うものの「多くを資産で運用」が有利なことは同じです。
超優良資産を目先の利益で手放すのは馬鹿げている
三菱地所さんは高値でも売らなかったから今でも超優良資産を保有しています。
株式でも超優良資産を差益が得られるという理由で現金化するのは馬鹿げています。
ペゾス父は現金化しなかったから2千万ほどが1兆円オーバーになったのです。
現金化の悪魔のささやきは常にあります。
創業者やその家族は家族愛でそのささやきに勝ちますが「赤の他人」では手放す人が圧倒的に多いのでしょうね。
だから規模は違えど私達「オーナー型株式投資」では
株式資産は売ってはなりません!
超バブルになったらその時考えましょう。さしあたりナスダックがPER50超えまでは大丈夫ですね。
ITバブルの時は100近くになりました。
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