債券市場暴落!金利2%を織り込んで株も下落中。インデックス投資家は仕入れのチャンス!落ちるナイフはつかめ!
3月5日金曜日記述
このイラストはちょっと早いですが桜の季節には市場もこんな心理になっていることでしょう
おっと予想は前回「大外し」してますから大口は叩けませんね。
私の予想は3月1週目は上、2週目波乱もあり3週目以降は上
というものでした。
ところが実際はご存知のように月曜こそショートカバーで高かったものの火曜以降は大幅下落が続いています。
ごめんなさいです。
とはいえ私自身も「買っているので決して評論家としてあおったわけではないですよ」
水曜日に指値しておいたVTIの201.2ドルが刺さっていました。1%分です・
現在は197.2ドルですから4ドル高く買ったことになりますね。
現在のVTIのチャートはこちら
ありゃりゃ、50日線を下抜けています。
長い下ヒゲでボリンジャーバンドも軽く下に突き破っています。
ボリンジャーバンドを何日も下回るのは考えにくいので「短期的には買い場」といえます。
私の買いは1日早すぎましたね!
とはいえ全然後悔してませんよ。
売るわけでもないので10年、20年先には誤差になるからです。
ボリンジャーバンドを下に破るのは9月、10月に続いて3回めです。
過去の調整日数に近づいている
9月は15営業日の下落調整、10月は14営業日の下落調整でした。
今回は昨日で12営業日の下落調整です。
今日も先物は下げていますね。
今後も下落は続くのでしょうか?
そして私達はどうすればいいのでしょうか?
ツイッターや動画でタイトルになっているように「バブルは終わった」
「完全撤退」なのでしょうか?
立場によって見方は180度異なる
①グロースハイテク②フル投資の場合は「世の中が終わった」と思うかもしれませんね
何しろ昨日だけで8%くらいの下落の人はゴロゴロいますから。
5千万円の投資だと一晩で400万の損失ですね。
収入のない私なんかからすると気絶しそうです。
といってフル投資、グロース投資の方々を「いい気味だ」というつもりは全く無いです。むしろ逆でその胆力を尊敬しています。
理論的には上下動が大きい対象、つまり標準偏差シグマσが大きいほうが、ならせばリターンは大きくなります。右肩上がりの市場に限りますが。
そしてフル投資はこれまた最善です。
ですから有力な高P/Sの会社にフル投資するのは「最善の投資の一つ」です。
私がその方法を取っていないのは単に「度胸がない」だけの一つの理由です。
もう一つは「無理をする必要はまったくない」からです。
超長期・インデックス投資では「複利パワー」があなたの希望を必ず叶えます。
あっこのチャートだと危機感がまるで感じられませんね。
えーと、もっとタイトなのを示さなければなりません。
ちょっと思い当たらないので、そして保有の方にいらない不安感を与えても行けないので【ARKK】です。
◇ボリンジャリーバンドを突き破っているのはVTIと同様です。
◇動きが拡大コピーになっているだけですね。
◇RSIは30を割って「売られすぎ」を示しています。
とはいえこの「オシレーター系」の指標は必ず上昇するということを示すものではないです。
「反発することが多い」みたいな感じですね。
QQQはVTIとアークの中間の感じです。
長期で見ると上昇トレンドは継続している
2年の週足で見てみましょう。
VTIです。
◇9月10月の時より軽くて中心線にも到達してませんね。
◇上昇トレンドが転換したとは言えません。継続しています。
では何が起こっているのでしょう?
経済復活の過程での「金利上昇」を市場が先取り、織り込んでいる。
と見ています。
現在長期金利は1.58%と確かに上昇傾向です。
しかし市場はさらにその先の2%付近まで織り込もうとしているのでしょう。
そうすると何が起こるか?
そうです。金利上昇に弱い分野、会社が暴落します。小型ハイテクとかです。
現在起こっていることはまさにそれです。
まずは債券の暴落なのです。
みなさん株しか持ってないから気づいていないだけです。
下は長期債券ETFの代表【TLT】です。週足2年チャート
◇今年に入ってすでに9%の下落。
債券で9%はでかいです。株式の5倍位のインパクトがあります。少なくとも3倍
つまり長期債券投資家、機関投資家は「大損」をしているのです。
◇すでに大損をしているかれらが「新たな債券購入に慎重になる」のは当然でしょう。
→つまり長期債券の買い手がいないのです。
◇FRBが買うしかない ・・FRBが動くまで下落は続く可能性がある
と見ています。だってそれをやっている日本が別に問題もありませんし。(気づいていないだけかも笑い)
いわゆる「ツイストオペ」ですね。
ところが昨日のパウエル発言では債券買い入れ、長期金利を低く保つことへの言及はなかったので「失望から激しくハイテクが売られました。」
ちょっと整理して見ましょうね。
1 景気回復を見込んで長期金利が上昇中=債券が暴落
2 大損中の債券投資家に買い余力がない
3 金利上昇止まらず
4 民主党政権の大型予算
1.9兆ドル支援策+インフラ整備1.5兆ドル
があり巨大国債発行は避けられない
つまり必然的に起こっていることです。
解決策は
1 FRBが長期債権を買い入れる
2 民主党が予算規模を「身の丈にあったものにする」
3 債券の金利が魅力的になるまで上昇する
ですね。
それに合わせて株式市場では
1 ハイテクが売られつつける、P/Sが高いものを中心に
2 全体も下落する
3 再開銘柄は上がる
ことになります。
下はQQQのチャートです。
週足、2年です。
◇昨年の9月10月より溝は深くなっています。
日足では
過去の9月10月より傾きが急ですね。
総合すると
金融相場は一旦終了、リセット
金利が落とし所を見つけるまで迷走は続く
あるいはFRBが手を打つかどうかですね。神頼み、FRB頼み。
インデックス投資家は買い続けるだけで大丈夫
阿鼻叫喚、身も縮む思いの「小型ハイテク、グロース投資家」の方々には申し訳ないけど、インデックス投資家にとっては
下落は仕入れのチャンス
でもあります。
売らない、超長期投資家にとってはこれから下がろうが上がろうが「知ったこっちゃあない」からです。
もしあなたが投資が不十分なら「投資を充実させる」チャンスです。
もしハイテクの底が見えないと思うなら「VTI」なら何の問題もなしです。
市場の声に押されてFRBも政権も早晩動くでしょう。
それが昨日でなかったというだけのことです。
3月4月の上昇の見方は変化なし
3月1週目を見事に外している私が言うのもなんですが、戦略にはなんの影響もありません。
引き続き安値をひらう、押し目買いを継続します。
対象はVTIが最も無難ですね。
QQQでもいいけど若干「逆ばり」の感じですね。
ハイテク→資金流出の流れがどこまで続くかわかりませんから
「高みの見物」といきましょう。
しかしアップルやマイクロソフトなどは下落が小さくなっています。
「割安水準が意識されている」のでしょう。
あとは需給面からチャートが上向けば徐々に上昇軌道に戻るでしょう。
さらに下げることが気にならなければ個別株をやる方はこれらを仕込むのもありでしょう。
FB、GOOGLなんかはむしろ上げていますね。
FB0.9%、GOOGL1.1%
復活銘柄っぽくとらえられているのでしょうね。
以上勝手な事を書きました。
インデックス投資家の方は立場が全く違う「短期投資家」「グロース投資家」の悲鳴に気を取られることなく「着実に投資をススメましょうね!」
普通人投資家にとってはチャンスと見ています。
今回の動画はこちら→
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