チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

【米国株暴落】市場に過剰に振り回されるのはやめよう→買いで問題なし(ほんの一部ですが)

2020年6月12日(金)

起きてびっくり大幅下落

実は昨夜は指値をして寝たんですよ。

通信のVZと電力のDUKとSOです。

 

今回はTはチャートが弱かったので外しました。

結果VZの-2.76%に対してTは-6.13%でした。

やはり弱いのから売られますね。

ちょっと上げすぎていたのもあるけど。

 

プレマーケットがかなり下げていたのでVZは-3%DUKはー3.5%SOは-3.5%に指値をして寝ました。

結果はVZだけは出来ず。

DUKは際どく刺さりSOなんかは-5.25%ですから1.75%も余裕を残して刺さりました。

なんか損した気分ですね。

 

何事もなければずっと債券の代わりにずっと保有の予定です。

より有利と思うのでチャートをチェックしてOKなら今晩も買いを入れる予定です。

 

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戻しが大きかった出遅れ銘柄の下落が大きい

このところ上昇が大きかった航空、レジャー、カジノ、不動産が大幅に下落しました。

ラッセルは-7.6%の大幅下落です。ダウがー6.9%、S&Pが5.9%、ナスダックがー5.3%

です。

大きく下げたようですがナスダックなんかは8営業日前に戻っただけです。

下はQQQの一目チャート(リクエストも合ったので一緒に使い方を慣れようかと)

f:id:tingisuhan:20200612100013j:plain

◇緑の9日線を一気に割り込んで赤の26日線の少し上にあります。

◇水曜まででRSIが75と加熱していました。

 

この大幅下落にどう対応するか?

みなさんも長くて面倒なのは嫌いでしょうから私の結論から言いますね。

もちろん私は「素人中の素人でその中でも凡人」です。

 

私の見方は

「単に下げる時期に来ていた」というものです。

その理由は

1 コロナの第二派の懸念があるという意見には

昨日急にこの懸念が起きたわけではないです。

米国全体での感染者は下がって来ています。

ただテキサスとかカルフォルニアとかフロリダとかの州で増えています。

しかしそれならなぜ昨日下げたのでしょうか?

その傾向は以前からありました。

だから急に第二派が意識されたというのは後付に思います。「もみあげ」さんのブログにもありますが「下げる理由にされた」感が強いです。

S&Pのチャートで見ると、3月23日の底以降です。

f:id:tingisuhan:20200612101630j:plain

◇緑の9日線を窓を開けて下に突破しました。

赤の26日線にタッチしています。

→今後赤の線を下に突破すると深い調整もありえます。

 

しかし私は心配していません。

それは

◇それ以前になぜこうも上げていたのか? 

○まだ出来てもいないワクチンで「解決したかのように上げたり」

売上が全く上がっていない航空などの分野で「全開」状態のような株価上昇したりとかなり不自然だったです。

第一航空の分野などでは「再開期待」だけで実際の売上は立っていません。

 

つまり「上がるから買う」マネーゲーム状態だったと言えます。

ならば出遅れ組が「売られた今回」も特に理由がなくてもいつかは起きていたと予想できます。

過剰な期待感の部分が修正されただけ。

と見れるからです。

 

2 FEDの姿勢に落胆したという説

これはもみあげさんに詳しい記事があります。そちらを御覧ください。

 

市場が最高値を更新している時期にFEDからさらに「ご褒美」を期待するほうがどうかしていると思いますが、市場的には過去、そうやって下げてきました。

だからFRBが原因という説はある程度説得力があります。

 

しかしさらなる応援はなかったかも知れないですが「金融緩和の確認」は合ったわけで逆風ではないです。

 

プロ以外はこの程度のことは関係ないと思いますね。

保有株を売るわけじゃあないですからね。

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だから私の結論は

永久保有の株については一部買いまし方針

です。

「もう少し、2,3日様子を見たほうがいいんじゃあない?」

という方が多数派だと思います。

 

その理由は「さらに下げる可能性も高いよ」

というものでしょう。

 

しかし3月の底以降についてはこういう調整を経ながら進んでいくほうが自然です。

鉄板のような状況ではないからです。

 

だまし絵のように見方によっていくつもの見方がされて時には「超楽観」に時には「悲観」に振れているように見えるからです。

 

株を売買する場合はそれらの感情の揺れは大きな要素かも知れません。

 

しかし永久保有する場合はむしろノイズに感じます。

そのような「悲観論」にとらわれても「仕込めない」という事実が残るだけだからです

 

もちろん私の見方が間違っていて、来週から本格下落が始まれば「そら見たこっちゃーない」「あれほど注意しろと言ったのに」「年寄りの冷水でしょ」・・・

と言ってもらって結構です。

 

しかし、今日買った私が長期的にみて損をするわけでもなく、見送った人が得をするわけでもないです。

これが「今でしょ!」の根拠です。

 

チャート的には待ちが正解

チャート的には上記の一目均衡で言うと、赤色の26日線でサポートされるのを確認するのが安全です。

 

しかし「買いまし」を怠っていて「最高値」での買いを覚悟していた身としては「特に待つ理由」はないです。

 

仕入れ値が少しでも安いならウェルカムだからです。

 

そのような買いまし銘柄としては「本命銘柄の中で」

QQQ、VOO、VGT、MSFT、V、MA、UNHになります。

 

以下自分勝手ですがチェックします。

1 QQQについては上記に出しました。

買って問題なしでした。

2 VOOはQQQよりチャート的には劣ります。したがってどちらかを選ぶならQQQ

3 VGTもQQQとほぼ同様。

したがってETFとしては優先順位は

QQQとVGTが同列次がVOOですね。

 

個別株では

まず鉄板のMSFTです、底以降です。

f:id:tingisuhan:20200612103053j:plain

◇鉄板ですがチャート的にはQQQに劣りますね。

とはいえOK

 

V、MAもほぼ同様です。

 

悩ましいのはUNHユナイテッド・ヘルスです。

f:id:tingisuhan:20200612103632j:plain

◇底以降赤線、26日線を割ることなく順調に上昇してきました。

◇今回は赤線を大きく一気に割り込んでいます。

◇私が知らないなにか政治的なニュースがあったかも知れません。

知ってる方は教えて下さい。バイデンさん有利が理由かも。オバマケアを充実させると言ってたから、皆保険が警戒されたかも。

→過去の政治的問題時は買いどきだった。

→今度も当てはまるとは限らないけど、ちょっとギャンブルだけど、UNHを安く買えるチャンスは政治問題時以外はないので少し冒険してもいいかも。

 

TとVZではVZがチャート的には安定か?

くどくなるのでチャートは省略しますが

1 Tが赤線、26日線にタッチしているのにVZはまだ緑線を少し割っただけ。

2 Tが雲の中の下限なのにVZは雲にタッチした状態。

昨日の下落はTが-6.1%VZが-2.8%と大きな差がついている。

→チャート的に安心なのはVZです。

昨夜ー3%と最も小さな幅で指値したにも関わらずわずかに刺さらなかったので今日買います。

 

→同じ業界なのにかなりの差があります。最初に買った時にはTのほうがチャートの形は良かったですが8日ほどで逆転しました。

 

→Tは今回はパスです。

予想PERでもサイトによりますがTが割安とも言えません。配当は断然Tですが「配当主義」ではないので判断に影響せずです。

 

DUKとSOではDUKがチャート的には安定か?

TとVZほど顕著ではないですがDUKとSOでも同じ感じです。

SOが割安とも言えないので買い増しはDUKにします。

昨夜は両方買いました。

 

→債券代替銘柄についての見方+今回の下落について

どんどん成長して利益に貢献するということは望んでいません。

しかしこれらの会社は安定的に稼いでくれて配当も4%以上あるので債券より優位にあると見ています。

今回のように全体につられて売られる時期は「チャンス」というほど大げさではないけど、「買い場」と見ています。

この辺りならアバウトにOKだからです。各指標は

    予想PE 株式益 配当 実現PER 予想PE
6,12 現在値 SBI 年利回 SBI VIZ VIZ
T 30.17 14.1 7.1 6.5 15.8 9.3
VZ 56.45 12.2 8.2 4.5 12.5 11.4
DUK 87.08 16.1 6.2 4.5 16.9 15.7
SO 56.09 17.5 5.7 4.7 17.1 17.2

◇現在の金利水準が2022年まで続くとFEDが明言していますから「割高」には私には見えません。

だってこんな利回りの債券なんてないでしょうから。

配当だけ見ても債券より有利です。

 

♣機関投資家が債券にこだわる理由→個人は自由だ!有利だ!

こんなに有利な投資が「放置」されているのは機関投資家が「債券」のくくりでの保有割合があるからだと見ています。違っていたら教えて下さい。

日本の年金基金も「海外債券」の割合は決められていますね。

だからいくら電力株が債券に近いと言っても年金基金が債券の枠を越えて買うわけには行きません。

その点個人はそんな窮屈なしばりはありません。

成長が低い電力と言えども人口が増える米国の電力は日本よりは有利と見ています。

燃料の輸入もないですしね。

 

♣私は「高配当株」投資は目指していませんが、今の状況だとこのような高配当、高利回りの投資は「債券枠」では有利と考えています。

♣株式のカテゴリーではQQQに劣るかもしれませんが、ハイテクばかりに投資したくない立場の方、債券も組み入れたい方には有望と思うのでオススメです。

自分が買ってるから勧めているだけで職業として薦めているのではないので判断はご自身でお願いします。

♣私が薦めたからといって相場には影響しないですから利益誘導のつもりはないですよ。お仲間が増えたら嬉しいなと思うのです。

 

おやおやまた長くなりました。

それでは皆様のさらなる投資の充実を願って記事を〆ます。

 

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