投資リテラシーはどこまで高めればいい?○○まで!
2020年5月24日(日)記述
昨日のブログ記事が消えちゃいましたのでユーチューブで御覧ください。
「リタイア後の理想のすみかはどこ?」
というタイトルで記事を書いたのですが、上げる前に電源が落ちて復旧できませんでした。なのでユーチューブには上げましたがまだブログは書いてません。
時間があれば書き直しますがとりあえずユーチューブで御覧ください。
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>さて今日の本題です。これは私の勝手な記事ですのでご自由にスキップしてください。
投資の勉強ってどのレベルまですればいいの?
って考えたことありませんか?
普通はどこまでやったらどのくらいの成果とかが目に見えますよね。
しかし投資はその時の相場環境に大きく支配されます。
だれにでも簡単な時もあればだれにとっても難しい時期もあります。
投資が好きな人や趣味なら問題ないけど忙しい人がほとんどなので「めんどう」ですよね。
だからつい「プロに丸投げしよう」となり証券会社や銀行のカモになってしまいまs。
どのくらいカモになっているかはそれこそ「リテラシーがない」からわからないわけです。
リテラシーがないと金融機関のカモにされてしまう!
「分配金や配当が高い、もらえるからいいや」と思っていたら随分リスクの高い債券を買っていたということになります。
それは平時には問題になりませんが危機になると一気に問題化して元本が暴落して初めて自分が保有していた商品のリスクを思い知らされます。
しかしそれでも担当者から「こんな時期ですからどの金融商品も下落していますよ」と言われて「そういうものか」と納得してしまう人も多いでしょう。
そうなると自分がカモになっていることにも気づかないピエロ状態です。
むしろ金利はつかなくても預金で運用していたほうがはるかに手堅くへる心配もありません。
妙に投資に色気を出したばかりに「マイナスリターン」になってしまうわけです。
この時期何のリスクもなしに「5%とか10%とかのリターンがある」と思うほうがどうかしているでしょう。
しかしプロが運用すればそのくらいの利回りはできるのでは?と思うところがリテラシーのなさの悲劇です。
だから
第1段階 利回りの良い商品などないことを知る
もしあれば相当なリスクがある!
先進国債券では5%以下です。新興国債券はそれ以上のもありますが手を出してはいけません。そう言えばアルゼンチンが何回目かのデフォルトをしていましたね。
また、ハイイールド債は今回のようなことがあると激しく下落します。
→安全で利回りが高い商品など存在しない
ことを理解するまでが第一段階です。
第2段階 株式の期待利回りを知る
長期でみれば株式の方が有利です。
しかし有利さを実感することはなかなか難しいです。
株価は時期により上下するからです。
だから長期の間の平均をとった期待利回りで考えるしかありません。
しかしここでも時代により利回りはかなりの変化をします。
金利が5%以上あった過去の時代と米国の金利がゼロの現在では株式の利回りも当然影響を受けます。
それなのに根拠もなく「今の米国株は割高水準だ」とかいう記事や動画があふれています。それらはアマばかりでなくプロでさえおっしゃる始末です。
そしてその根拠は今だに「米国株の過去の平均水準はPER15だから20を越えている現在は明らかに割高、近いうちに暴落して調整するだろう!」という論理なのです。
信じるのは勝手ですが、そんなことを信じていたら買えるのは「暴落の底のほんの一瞬」しかないです。しかも暴落の底付近は素人・プロともに近づくな、ダメ、絶対の場面です。
私なりの基準はPER17から20は適正水準というものです。
年間利回りに直すと5%から5.8%に当たります。
これには将来の成長期待は含まれていません。
現在はS&PでPER21くらいですからより割高に振れていますね。
これは企業業績がコロナで落ち込んでいるので仕方がないことだと思います。
どちらにしても「株式益利回り」の適正水準を知ること、自分で定めることが第2段階と思います。
投資対象の選定はその後の話です。
そんなことは気にせずにマイクロソフトがコカコーラが、あるいはVOO、QQQと投資していてもとりあえず問題はないですが「何を軸にして投資しているかが不明」な状態になります。
つまり「株価が上がるだろうから買っておく」という「当てずっぽう」の投資になります。
順調に上昇が続く間はなんの問題もないですが、下落に転じるとどうすればいいのか自分でもわからなくなります。
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配当を投資の基準にしてしまう
配当に期待するのはインカムゲイン投資で何も悪いことではありません。
レベルの高い投資法です。
しかし「配当だけを追いかける」のは相当にヤバいです。
なぜなら「配当」は非常にレベルが高い段階での問題だからです。
期待リターンで見るなら企業毎の個体差、経営方針の違いは知らなくてもいいのに対して、配当で見るなら企業をさらに1段階掘り下げて知る必要があります。
「お前の話はわかりにくくていかん!」まったくそうですよね!気をつけます。
たとえば人気のコカ・コーラKOは株価が45.03ドル予想PER23.3 配当3.6%です。
年間益利回りは4.3%で配当性向は84%です。
ベライズンは株価54.1ドル、予想PER12.0 配当4.6% 年間利回り8.3%配当性向55%
VZの年間利回りは随分高いですね。最近下落気味なのはなんででしょう?
さて配当だけにフォーカスするともちろん両者ともに優秀です。
配当性向については会社の伝統や経営陣の方針で決められます。
これはとても高度なことです。
つまりレベルが高いのです。
会社の益利回りを追いかけるだけも相当な苦労なのにさらに配当を追いかけるのは普通の素人には「過負担」でしょう。
そんな苦労をいとわない方だけが配当戦略に対してキチッと向き合えます。
「なんとなく高配当を」という方がうまく行かないと言ってるんじゃあないですよ。
しかし順番としてです。
第3段階 インデックスの優秀さを知る
素人でも「インデックスを越えるのは簡単だ」という方もいらっしゃいます。
だからこれは統計的な話です。
プロにも多用されているので「レベルが低い人用の」ツールではありません。
グロース派の方もバリュー派のシーゲルさんも半分はインデックス、ETFでの運用を推奨しています。またバフェットがS&P500押しなのは有名です。
反面、そんなに重視しない人もいます。
グロース派の人は「インデックスでは効率が悪い」と思い高配当の方は「配当が十分でない」と考えます。
結果個別株中心になります。
それが良くないとは思いません。
うまく行っているなら全く問題なしです。
だからインデックスとは無縁に過ごされる方もいるでしょう。
しかし普通の人にとっては
「一部あるいは全部をインデックスやETFで運用したい」となるのが自然に思います
それを実感するのが第3段階です。
インデックスやETFの長所はリターンがいいことだけじゃあないです。安心感もあります
第4段階 全財産を投資できる
質から量に拡大ですね。
これがいい、あれがいいというのは簡単ですが
「なら全財産かけれる?」と言われればまだ利益を出してないサースやワクチン関係はためらいます。
一方、VOOとか先進国インデックスとかだと全く問題ないでしょう。
資産の多寡にかかわらず「全財産投入」がゴールだと思いますね。
「お前やったのか?」と言われるとタジタジですが、昔中国株やってた時は全財産投入してましたね。
その後はないですね。
今後少しずつ割合を増やしたいと思っています。
以上、誠に勝手に書きました。それではみなさんの投資の充実を願って記事を〆ます
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