暴落時は投資指標では買えない!自分なりの基準で買う!
2020年4月4日土 記述
最近ブログあげられない日がありごめんなさいです。
理由は
1 最近仕事を頼まれて結構時間がない
2 最近、他のブロガーの方が充実して書く内容のすきまがない
3 自分の健康、時間を優先している
です。
今回のコロナからの不況は今後の世界を変えるのでは?と思っています。
どう変わるのか?と言われたら難しいですが、今まで常識とされていた会社や学校に行って仕事や学習をするという常識も変わるかも知れません。
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以前は林先生で有名な東進衛星予備校という通信型の地域での教室を運営していました。収益という面では厳しかったですが当時私の地域では学力が高くない子どもたちが行く予備校がなかったからです。
しかし導入すると予想とは逆に「有名校特に医学部志望のできの良い子どもたち」に対しての効果が抜群だったのです。特に数学ではすごい効率化を達成していました。
これは考えてみれば当然で数学では人によって理解は10倍くらい違うので一斉授業の効率は甚だしく劣ります。
例えば5問をやってくるように言われていても、最初の1問がわからなければあとの4問は自動的にわかりません。
♣といっても私は小学生を中心に担当していたので大学受験は全くわかりません。
一つづつ問題を解決していける→効率が格段に上がる
だからまず最初の問題を完璧に理解することがカギになります。
それができるのは個別指導もしくはビデオ授業、ネット授業になります。
一つひとつを完全に理解してから次のステップに進むことができるからです。
東進が東大を初め合格者のシェアを増やしているのには理由があるのです。
「もし全く新しい国が教育システムを導入するとしたら、いわゆる座学の部分はビデオ授業に置き換えたほうが効率が格段にいいだろうな?」と感じていました。
しかし既存の国ではどの国でも現職の先生たちや「教職員組合」が猛反対するので難しいだろうなとも思っていました。
本当は先生の役割は対面の指導として仕事はむしろ増えるのですがそうはとらえられないでしょうからね。「巳之助のランプです」
しかし今回のようなことがあると「遠隔教育システム」がある国では教育にそんなに影響がありませんでした。
本人の「やる気」さえあれば動画授業の方が格段に効率がいいのはみなさんも「ユーチューブ」で体感されていることでしょう。
無駄話が長いユーチューバーの動画なんかだれも見ませんからね。
編集で途中の間合いをカットして見やすくしている人も多いですね。「えーと」とか「いちおう」とかね。
世の中が大きく変わる→産業も変化する
下げが大きい会社は要注意!買わないほうがいいと思っている!
下落が大きいほうがリバウンドが大きく利益が大きいと思いがちです。
実際そういう面もあります。だからトレードとしてはOKです。
しかし長期投資なら株式投資は将来の会社の利益に投資するものです。
今回の景気交代を機にその産業、会社は低迷するかもしれません。
それをすべて調べるのは大変な作業です。
しかしとりあえず業績が低迷しそうな株は下げが大きいので、それらを買わなければ自動的に避けることができます。
金融とか、不動産とかは難しいと見ています。
買い物、消費行動が今後変わる可能性があるからです。
そうなると商業施設の不動産にも影響しますね。
先日記事にした不動産リートの【IYR】なんかは戻りが遅いです。
今後の変化を織り込むのには時間がかかりそうです。だから買うのはかなり先でもいいと思っています。
買っていい会社=将来求められる会社
反対に例えばMSFTなどは会社の合理化のために必要な会社です。
だからますます需要が増える可能性が高いです。
下落率も低いです。
だから「割安感」が少ないですが、私はこういう会社を買い増そうと思っています。
ヘルスケアも影響はないですね。
JNJ、PFE、AMGNの買い増しは予定しています。
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株価は将来の業績で動く、PERが参考にならない
リーマン時もそうでしたが混乱期は投資指標が使えなくなります。
業績が大きく落ち込むと、PERが100を越えたり赤字になったりするからです。
日本ではPBRの1倍割れでみたりするそうですが米企業ではPBRはあまり意味を持ちません。
→結局私達が「買いと判断するかどうか」だと思います。
つまり絶対音感みたいな感じですね。
「分散」を心がけようと思ってます。関心を持つためにも買う予定の分野や株は少額、最小単位でもいいのでとりあえず買っておこうと思っています。
具体的には
1 金、金鉱山、原油、石油会社関係
金の現物はもっと先でもいいかなと思っています。円高もあるでしょうから。
金鉱山はバリックゴールドですね。ティッカーはそのまま【GOLD】
19.95ドル 予想PE27.7 時価総額35.4B 配当1.4%
10年チャートはこんな感じ
◇鉱山らしく動きが激しいです。
◇景気拡大局面では株価は低迷します。
◇3月中は金→ドルへの動きで一時売られました。
長期的には20ドルは「悪くない水準」です。
→「分散」としての投資なので「高くない」ならOK
原油は投資が難しい
金と違って保管にコストがかかる原油への投資は難しいです。
ETFの【OIL】などもありますが長期投資には全く不向きです。
長くて半年といったところでしょうか。
そういえば「PANさん」「ともさん」は3月31日に4ドルほどで買われていましたね。現在5.8どるほど4日で45%はすごいです。おめでとうございます。
私もPANさんの動画も見て検討に手間取っていたので2日に指値して寝ましたが買えませんでした。行動力の差ですね。
もっとも買うにしてもとても少額でしたので大勢には全く関係なしですが。
石油メジャーも動きが荒いですね。
私は原油価格の20ドルは長続きしないと思っています。
米国のシェール企業、メジャーの大手でコストが30ドル台ですから20ドル台で採算が合う企業はほぼないです。
だから米国経済安定のためにも35ドルくらいにはならないとまずいと思っています。
プーチン、ムハンマドは2人共ポーカーをやれば強いだろうというタイプなので「一歩も引かない」姿勢を見せていますが、「ブラフ」でしょうから一気に解決する可能性は高いと見ています。
とはいえ需要は低いままなので減産したとしても40ドル付近での低値安定ではないでしょうか。
→石油メジャーはよくわからないけど分散の一環としてなら少し買っておいてもいいかなと思います。
以前持っていたシェル【RDSB】34.45ドルあるいはシェブロン【CVX】75.11ドルあるいは【XOM】39.21ドルだけどXOMはこうなってみれば設備投資が大きすぎた気がします
2 不動産リートはまだ先か
今回の件で不動産需要が変化する可能性はあると思います。
前述のようにオフィッスも人員も小さくする流れになりそうです。
落ち着くのには時間がかかるのでわかるのは2022年くらいではないでしょうか。だから投資もそのころ
3 VOOよりQQQの方が手堅いとみている
今回の景気後退で産業の構造転換があるとすればその順番は
世界では 米国>他の先進国
企業の大きさでは 大企業>中小企業
分野では ハイテク企業>従来企業
と見ています。
高値からの下落率を見てみると
4,4 | 下落率 | |
S&P | VOO | 26.8 |
ナスダック | QQQ | 22.8 |
世界 | VT | 27.7 |
日本 | 日経 | 26.1 |
新興国 | VWO | 28.9 |
米以外先進国 | VEU | 28.2 |
情報技術 | VGT | 26 |
生活必需品 | VDC | 15.5 |
公益 | VPU | 27.1 |
ヘルスケア | VHT | 18 |
不動産リート | IYR | 36.2 |
S&Pとナスダックでは大きな差がついています。
したがって市場としては米市場ではナスダックの立ち戻りの方が早いと思います。
分野では生活やヘルスケアが強いのは当然として、情報技術のVGTの下落率がVOOと変わらないことです。変動率の指標である標準偏差もVOOの12に対してVGTは16と30%大きくなっているのにも関わらずです。QQQはシグマは15です。今回はVOOとQQQはシグマと下落率が逆転しています
これは産業構造の変化を先取りしていると思いませんか?
つまり私は今回の景気後退の初期段階ではQQQを買うほうがVOOよりもあるいは世界の他の先進国、ETFだとVEUを買うより「より安全度が高い」と見ています。
ただしこれは「より上げ幅が大きい」ということと同一ではないです。
あくまでも「安全度の高さ」です。
つまり買ってから「さらに下落する」場合の下落率が低いという意味です。
もっとも上昇率も高いのが自然ですが。
ちなみにこの見方は私が見ている「ダン高橋」さんの見方とは逆になります。
かれはリーマン以降ナスダックは8倍に上昇してきたので下落の余地がまだ大きいと動画で言ってました。
順番の問題だけですが
分散の面からはVOOもVEUも仕入れる予定なのでこれはただ順番、優先順位の問題です
つまり私は今回の混乱からの立ち直りが早い順に
米ハイテク大手>米大手優良企業>米以外先進国大手優良企業>米中小企業
と見ているのです。
ただしJNJなどのヘルスケア大手はさらに別格かも知れません。
具体的な買い方や時期については長くなったので記事を改めます。
それではみなさまの順調な投資を願って記事を〆ます。
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