チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

まだ意外と下がってない、機械的に買おうと思う!

コロナショックと大騒ぎだがまだそんなに下がっていない

定点観測から見ると

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今回の上昇の起点となった2019年1月4日(金曜)のパウエル発言後の初めての市場1月7日(月)で買った定点観測用日本円建て投信の上昇率を確認すると

◇意外にも全部プラスでした。その結果は下の通り、上昇率の高い順に並べると

配当込

3,2 上昇率
米S&P500 19.6
全米株式 18.7
先進国株式 17.7
オールカントリー 15.4
全世界株式 13.8
米高配当株式 9.3
先進国債券 9
新興国株式 8.5
日経平均 7.8
新興国債券 7.2
ひふみ 5.9
日本債券 2.5
日本株TOPIX 2.3

 ◇米S&Pは起点から20%ほど上方にいる。

◇全世界株式も15%ほど高い位置にいる

◇一番弱いとされる新興国株式も8.5%高い位置にいる

◇トピックスの弱さが際立っている

◇債券が好成績を上げている。現在さらに上昇中

◇すべてに負けているひふみを買う理由はない

 

→ここから見える結論は

(1)大幅下落、暴落というが速度は早いが幅はまだ小さい

(2)ショックというにはまだ下落幅が小さすぎる

目安は少なくとも新興国株式がマイナスになるあと8.5%の下落が必要か?

(3)順張りなら現在上昇している海外債券になる。しかし高値更新中で知れば知るほど買いにくい→知らない、気にしない人は気楽に買えるかも、ただし円高注意

(4)「安い」という理由で買いに入るのは要注意。そんなに安いわけではない。

→長期計画の一環なら問題なし。

 

凡人らしく考えずに機械的に買おうと思う

「どこまで下げるんだろうか?」なんて考えていると買えそうもないですね。

そこで最高値から20%とか下がった点に「長期の買指値」を置くことにしました。

実はもう金曜から実践してうまくー20%で買われた方もいらっしゃいました。

よくコメントいただくkakaさんです。その内容は下にコメントを貼っておきますね

いやー大したものです。

 

♣最高値を基準にする理由

動かない地点である必要があります。200日平均線なんかだと動きますので直近高値を基準にします。それに一番最後に「強気の市場の意思」が織り込まれた地点ですから。

1 買候補を整理してみた

下落率が小さい順に並べました。

  現在値 高値からの下落 200日線 200日線からカイリ RSI
  3,2 3,2 3,2 3,2 3.2
NEE 252.76 -10 226.27 10.5 35.6
JNJ 134.48 -12.1 135.43 -0.7 19.5
VPU 136.46 -12.5 138.5 -1.5 21.2
VOO 271.7 -12.9 277.84 -2.3 19.6
QQQ 205.8 -13.2 197.9 3.8 27.3
VGT 235.65 -13.7 225.56 4.3 28.9
MSFT 162.01 -14.7 145.17 10.4 37.8
V 181.76 -15.1 180 1 29.8
MA 290.25 -16.1 283.03 2.5 30
UNH 254.96 -16.4 255 0 29.6

(1)やはりディフェンシブな銘柄やETFが上位に並びますね。

NEE電力、JNJ、VPU(ヴァンガード公益ETF)といったところです。

(2)VOO、QQQ、VGTは標準偏差ほどの差がありません。

標準偏差シグマはVOO12QQQ15VGT16ですが、下落率は微差です。

ハイテク大手の下落が小さいことを表しています。

→QQQやVGTを買おうと思っている。

(3)高成長個別株の下落幅が大きいがこれは上昇も大きいので仕方ないです。

UNHは3,3のスーパーチューズデイの民主党の結果次第でさらに売られる可能性あり。

サンダースが民主党の指名候補になりそうなら売られそうです。国民皆保険を目指していますからね。そうなるとUNHは会社消滅の危機にさらされます。同時に米国の資本主義も滅びそうですね。

→理想は高いが結果は飢えと貧困と囚人が増えた共産主義みたいです。

(4)RSIで現在の人気度がわかります。

S&P<QQQの構図が見て取れます。

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2 高値からの下落率で機械的に買うことにすると 

  現在値 高値 高値から    
  3,2   -15%   -20% -25%
NEE 252.76 283.3 240.8   226.6 212.5
JNJ 134.48 154.5 131.3   123.6 115.9
VPU 136.46 156.4 132.9   125.1 117.3
VOO 271.7 311.6 264.9   249.3 233.7
QQQ 205.8 237.4 201.8   189.9 178.1
VGT 235.65 273.7 232.6   219 205.3
MSFT 162.01 190.7 162.1

 ◯

152.6 143
V 181.76 214.1 182 171.3 160.6
MA 290.25 347.2 295.1 277.8 260.4
UNH 254.96 306.7 260.7 245.4 230

 ◯はすでにその水準に到達したことを表す

下4つは-15%には到達していますね。

<やり方>

1 ◯がついていないところを長期指値します。

2 数量は限定します。

3 以下5%刻みで買い増します。

4 永久保有目的です。

3 現在の投資指標は

コロナで下方修正が濃厚ですがとはいえ参考までに予想PERと配当は

  現在値    
  3,2 予想PER 配当
NEE 252.76 28.1 2.2
JNJ 134.48 15 2.8
VPU 136.46   2.8
VOO 271.7   1.9
QQQ 205.8   0.8
VGT 235.65   1.1
MSFT 162.01 28.3 1.3
V 181.76 29.6 0.6
MA 290.25 32.4 0.5
UNH 254.96 15.5 1.7

◇予想PERに不満はないですがこれからどれだけ下方修正されるかが不明ですからこの数値を当てにして買うのはまずいと思っています。

 

現在の強さ基準について

まったく個人的な見方でまとめますと

1 地域で見ると

新興国<先進国<米国

は変わらないと見ています。

2 さらに細かく分けるとコロナの影響の強い順に

東アジア新興国<東アジア先進国<その他先進国<米国

新興国に置ける中国の比重は大きいです、さらにインドも加えると大きいです。

3 米国の中では

中小企業<大企業

従来企業<高利益企業

 

 

最後にkakaさんのコメントを載せさせてもらって記事を終わります。

kaka     
私は、VOO、QQQのETFは永久保有、個別株はロスカット設定する派になると思います。 個別株は投資金額と含み益にもよりますが、動きが激しいのでストレスに感じるから‥。 私も基本は凡人路線ですが、取引ツールで指値、逆指値を使って試したい派です。 金曜日、VOOはMA200より-5%の263.9、VGTはMA200の225.4、MSFTは最高値から-20% の152.1でラッキーにも購入できました。 しかし、QQQは底堅くMA200の197.9まで下落 せず上昇に転じてしまい買えずじまいでした。 残念‥。 コロナ感染者数のピークが過ぎるタイミングまで、今後数ヶ月は株の低迷が続くと予想。一時 上昇局面もありかと思いますが、底値を抜けたと勘違いして買い急ぎしないように注意したい と思います。 2番底もあるかも‥。 今後の運用方針、マイルールを考えました。  -VOO、QQQ をメインに、200日移動平均水準、さらにそこから-5%、-10%、-15%水準   にて指値を入れる。 購入は数口と少な目に押さえる。  -個別株(MSFT、V)は、最高値から20%下落付近で購入できたので、さらに25%、30%  下落水準で指値を入れて待つ。 もし、買えたらラッキーと思える価格ですね。  -ローソク足で下ヒゲの長さ、連続性を見て底打ちと思えたら計画的購入に移行する。  チンさんの解説通り、金曜日のMSFT、QQQのチャートは良い形で終了でした。 記事のネタが尽きないチンさんに、感心しております。 YouTube も面白いし‥。

 

<ご返事>

私の立てた計画と同じでしかももうすでに実行されていることに感心しました。心強いですね。私も負けないように実行したいと思っています。

コメントありがとうございました。また経過を教えて下さい。

 

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ながら聴きにもご利用ください。

https://www.youtube.com/channel/UCwkX4TPq0Iwrzbi6UhU0riw/

 

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