チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

【好調米ハイテク大手】凡人が取り入れる方法は?トランプ以降で検証

米大手ハイテクが好調です

今年からの景気後退が遠のいたのが大きいと思います。

さらにはFRBの金融緩和の月600億ドルが効いているでしょう。これは6月までの措置ですが事態によれば延長もありえます。

じゃぶじゃぶのお金は実体経済を支えるためのものですが株式市場にも流れ込みます。

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時価総額で見て大きいところに流れるのは当然の成り行きです。

12月の時価総額上位は

1位AAPL、2位MSFT 3位GOOGL 4位AMZN 5位FB 6位バークシャー7位アリババ8位テンセント9位JPM10位JNJです

上位はハイテク大手が独占しています。

獅子舞に頭を噛まれる人のイラスト(男性)

トランプ政権誕生時からの上昇率を見てみると

2016年11月にトランプ政権が発足しました。

選挙前に下がり、選挙後も下がって上げた経緯があります。11月は荒れたということですね。

トランプ発足以来の3年1ヶ月の上昇率を見てみると

データとしては12月1日を起点に見てみます。最後が上昇率

  2016,12,1

2020,1,5%

VOO 205.31 296.24 44
MA 103.25 300.43 191
AAPL 115.82 297.43 157
MSFT 62.1 158.62 155
V 78.02 189.6 143
AMZN 767.66 1874.97 144
VGT 121.5 246.72 103
FB 115.05 208.67 81
GOOGL 809.45 1361.52 68
       

まずS&PのVOOを一番上に置いて比較としました。

あとは上昇率が高い順です。

VOOでも年率15%ですから十分なリターンです。

あとは目もくらむような上昇率ですね。

 

アップルがマイクロソフトより上位にきているのが目を引きます。

アイフォーンの一本足打法なので敬遠されていましたがバフェットさんの見る目は正しかったことになりますね。

ちょっと待て!配当が入っとらんじゃあないか!フェアじゃあないぞ!

なかなかチェックが厳しいですね(笑)

確かにハイテクは配当が少ないとはいえそれは当然です。またとんでもないPERだと対象になりませんね。

ということでそれらを加味するとじゃ~ん

3年分の配当を加えました。

VGTの予想PERの欄は11月末の実現PERです。(SBI証券)

2020,1,6 成長率 予想PER 配当%
VOO 50 19.6 1.88
MA 193 38.8 0.53
AAPL 160 22.7 1.02
MSFT 159 29.5 1.27
V 145 30.6 0.63
AMZN 144 91.2 0
VGT 106 26.6 1.11
FB 81 31.7 0
GOOGL 68 29.3 0
NEE 98 30.7 2.09

MAなんか3年でほぼ3倍ですからすごすぎます。

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「じゃあ3年前にMAマスターカードを全部買ってたら楽勝だね!」

「今からだと何がいい?」

という方も多そうですね(笑)

 

しかし3年前にMA一本買いができたかというと特別な達人、熟達者、あるいは無謀者にはできたかも知れませんが凡人の私にそんなことができたとは思えません。

また皆さんにも失礼ながら無理だったと思います。

 

次点として上位5社を単品買いするのも素晴らしいですがやはり素人・凡人のできる域ではありません。冬山登山の領域です。

 

できないことを考えても、たとえシュミレーションとしても意味はないので現実的なことを考えましょう。これからのために。素人・凡人専門のブログなので。

半分はインデックス+ETFを入れて実現可能なプランを考えると

さらに1銘柄が25%を越えない自己ルールを取り入れます。(インデックスは別です)

  上昇率 配分
VOO 50 25
VGT 106 25
MA 193 10
AAPL 160 10
MSFT 159 10
V 145 10
NEE 98 10
総計 115 100

VOO+VGTでは83%です。

このポートフォリオだと115%のリターンを上げました。

NEE電力はハイテクではありませんが通常の株としては高いリターンを上げているので載せました。

この辺が素人・凡人の上限だと感じますね。

とはいえ、プロでもこのリターンを上回っている人は少ないでしょう。

 

アマだと上位1%に入るんじゃあないでしょうか。

 

もっと言えばVOO+VGT連合軍の83%で素人だと上位2,3%に入る気がしますがどう思われますか?

AAPLは自分には買えたとは思えない

アイフォンの比重が大きすぎて自分には無理だったです。

ただしアイフォンを使っている方は多いので(自分はあのファーウエイ、理由は値段です、笑)

みなさんには買えたと思うので載せました。

 

インデックス+ETFを中心にして個別株を選んでいく、転換していくのはできる

最初から個別株で構成するのは凡人には無理でも部分的に取り入れたり除いたりはできる可能性があります。

この間の比較チャートを見てみましょう

濃い青がVGTで基準とします

上から紫がMA、ピンクがAAPL、オレンジがMSFT、レモンがV、薄い青がFB、桃色がグーグルです

f:id:tingisuhan:20200105100408j:plain

(1)アップルは上下動が激しく持ちづらい

(2)FBも変動が激しい

ここでのポイントは

1「選ぶのがベストでなくても特に問題はなかった」点

FBを持っていた私も上下動と問題の次々とでる噴出に嫌になりました。

だけど無理をせずにVGTに転換すればよかったのです。

2 選ぶのが難しければVGTでまったく問題なかった点

有利な個別株が見つけられない時はVGTで代行しておいてまったく問題なかったのです

そしてVGTより有利な個別を発見できたら買えば、あるいはVGTから転換すればよかったのです。

そうすると暴れ馬のアップルとFBは外れ、リターンの悪いグーグルも外れます。また予想PERが300を越えていたAMZNも買いにくかったでしょう。

 

そうするとハイテク個別では

MSFT、V,MAがもっとも素人・凡人には持ちやすかったといえます。

私の「超秘密の銘柄群にも入っています」

 

→とっつきにくいハイテク大手も「VOO+VGT」を半分以上組み込んでいれば取り入れはわりと容易だ

とわかります。

 

素人・凡人には25%ルールはリスク管理で重要!

だれしものめり込むというのはありますよね。

またチャートや過去の実績をみると

「上位3つのAAPL、MSFT、MAに資金を集中すればいいんじゃないの?」

という作戦は誰しも思い浮かびます。

 

もちろんそれはOKです。

しかしこれから素人・凡人が長期的に投資に取り組むとするとそれは

「ヤリ過ぎ」「とがりすぎている」と思います。

 

現時点ではその作戦は最強ですが、それを前もって予見できた人はいないです。

 

だから彼は「売買してこの構成」を作ったといえます。

 

2019年にここまで株価が上昇すると予想している人はプロでもいませんでした。

S&Pでせいぜい7%ほどでした。むしろ下げるという予想の方が多かったのです。

それが28.8%のリターンです!

 

トレードの名手なら下落するとみれば「セルオール」して安く買い戻そうとするでしょう。

その方がより効率がいいですからね。プロもそうしています。

 

売買を繰り返す人が今までじっと持っているとはとても思えない

景気後退→株価下落の予想は昨年は度々出されました。

さらにトランプの対中強硬姿勢もありました。ちょうど今の対イランみたいに。

「動ける」「トレードの達人」がじっとしていたとあなたは想像できますか?

 

昨年8月からの下落が予想される時期に手放している確率は非常に高いです。

 

今保有しているのは「売らない」と決めている投資家だけ!

今でも将来の下落予想にビビっている人は多いです。

そんな中で持ち続けるのは

「精神力が強い人」よりも「売らないことを方針としている投資家」

の割合が高いと思います。

VOOやVGTにも保有の大きな意義がある!

どんな株も保有がなければリターンはないので、どれだけ「持ちやすかったか?」というのも大きなポイントです。

持ちやすさで言えばS&Pインデックスに勝るものはないでしょう。

次はハイテクではETFのVGTあるいはQQQ

公益のNEE電力もポイント高いです。

 

リターンではハイテクに劣る「高配当株」も十分に意義があります。

 

「持ち続けられる」という観点からは1銘柄の保有は25%以内が適正

と素人・凡人の立場からは言えます。5千万を1銘柄に集中投資しているとすると

5%の下落は250万円です。凡人には耐えられない大きさです。

 

これがVOO+VGTで5千万なら凡人にも十分耐えられるでしょう。

売らない限り損は確定しないし、どんな暴落も5年もすれば復活してきたからです。

 

さらに永久投資なら自分の時価総額の変化はほとんど意味を持ちません。

 

だから自分が耐えられる範囲で30%とか40%とかで個別株を保有すれば問題ないですね。

さらに1つが25%以下ならリスクもさらに限定されます。

♧これは自己ルールなので30%でも構いません。40%はさすがに多すぎるかと

 

ということで今日の結論は

「インデックスを軸に個別株を部分的に取り入れれば凡人にも可能だ!」

注意点は

1 長期保有を基準にする

2 1銘柄の保有は25%まで(自分に合わせて調節してください、30%でもOK)

3 市場にい続けてこそリターンが得られる

昨年は熟達者ほど市場から離れたみたいだ

4 予想が当たり続けることはない

 

以上です。

それではあなたの今後の投資が成功することを心から願って記事を終えたいと思います

今回の動画は→https://youtu.be/-ICHMbVUCN0

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