チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

【配当収入確保】米国株の配当で暮らすのは最高だ、ETF編

米国株で一番人気の投資は「高配当株式投資」です

米国株を始める方で一番多いのはこれだと思います。

私は肯定も否定もしていません。向き不向きがあるとは思っています。

「リタイアに向けての資産づくり」「老後の資産確保」という立場から見ると問題も多々あります。

高配当投資について書くと「高配当派」と見られるからから、昔は大変な反発を受けましたが、最近ではすっかりなくなりました。

米国株投資参加者の気持ちが変わって来たのかも知れません。

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高配当戦略については以前も書きましたが、「新規参入」「これから始める人」「初めたばかりの人」向けに「リタイアへの資産づくり」の立場からまとめました。ユーチューブもしてるんですがその原稿にもなります。

不労所得で暮らすのは最高だ、不動産は素人には敷居が高い

とだれもが思います。不労所得の代表格は「家賃収入と配当収入」です。

家賃収入は「物件」なのでハードルが高いです。

また不動産は「出口戦略」が重要と言われますが「素人」にはこれまたハードル高しです。

資金も最低数千万から上は数億になります。信用がある人は借り入れで投資ができる長所がありますが。

 

その点、米国株は1株から買えます。数千円から数万円で初められます。

1株でも配当は年に4回受け取れます。

特定口座なら税の申告も不要です。

 

ブログを見ているとマクドから配当を6千円ゲットとかいう記事をよく見かけます。

だれしも嬉しいですよね。

 

配当が増えてこれだけで働かなくても暮らせるとなるとまさに「最高」です。

いくら年収が高い人でもみんな働いているからです。それなりにストレスやキツイ部分もあります。

 

それから開放されて全く「自由な時間」が手に入るのです。

ビーチでバカンスをしている人達のイラスト

寒い時期は日本を離れてハワイなど南の島で暮らすのもいいです。

昼間からビーチやプールサイドでカクテルですね。隣には美女、これは自分で探してください。

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配当で暮らすにはいくら必要?

世界全体をVOOとVXUSで買うと配当は2.5%ほどになります。

税を20%引かれて2%、外国税を払うと1.75%です。(外国税は申告で取り戻すことは可能)

これだと1.5億円だと外国税を除いて年300万になり、何とか暮らせるレベルです。

インデックスなので心配もありません。

 

さらに少ない資金で、あるいはさらに配当収入を求めるとなるとコレ以外の投資対象を探すことになります。

米高配当ETFのVYM、HDV、DHSはどうか?

各ETFの年間経費、配当は

VOO 0.03% 1.88% 米S&P500

VYM 0.06% 3.06% 米高配当

HDV 0.08% 3.27% 米好配当

DHS 0.38% 3.5% 米好配当

SPYD 0.07% 4.42% 米高配当

VXUS 0.09% 2.92% 米以外全世界

世界の55%を占める米国をVOOの代わりに米高配当ETFを買う戦略はありそうです。

それだと配当は3%を越えます。(税抜)

♣DHSは私は全く知らなかったですが「もみあげさん」のブログで知りました。マネックス証券の手数料無料化9つの中に入っているそうです。記事はこちら

【朗報】マネックス証券が米国ETF9種を手数料無料化!簡単リスト付! - ”もみあげ”の米国株投資-お金で幸せになる!- 

VOO、VT、VTI、IVV、SPYも入っていますので御覧ください。いつものようにわかりやすく詳しい内容です。さすが!私はもみあげ応援団、ファンの一人です。

 

さて過去5年間パフォーマンスを見てみますと

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上からVOOの52%VYMの33%HDVの24%DHSの23%です。

うーん、かなりS&Pに負けちゃってますね。困った。

そう言えばこれには配当が加味されていないので配当を5年分単純に加えると

VOOが62%、VYMが49.6%HDVが40.6%DHSが40.2%

あれ、配当を加えると差は縮まりましたがやはりS&Pに負けてます。

さらに配当が高いほどトータルパフォーマンスは悪いです。

 

とすれば

高パフォーマンスを求めるなら高配当ETFは向かない

と過去5年では言えます。過去10年でもそうなっています。

だから「最短距離で資金作りを目指す人」「資金作りに余裕がない人」にはこの戦略は向かないことになります。

 

ならそうでない人は良いのか?

そうです。余裕がある人は大丈夫です。

2億の投資なら約5百万の手取りになりますから早期リタイアも十分可能です。

 

とはいえ、そうでない方も40代、50代では難しいですが60歳では十分リタイアできますのでご安心を。60なら十分若いです。

 

またリタイアが近くなると「年金」や「退職金」「イデコの受け取り」なども期待できますからよりリタイアは容易になります。

 

オマケ 【SPYD】という配当4%越えの高配当ETFもある

2016年からのかなり新しいETFです。80社均等です。株価は現在38.83ドル

配当は4.42%とどれよりも高配当。

これも「もみあげさん」に詳しい記事があります。

不労所得で年金問題解決への最適解か?【SPYD】高配当ETF銘柄分析 - ”もみあげ”の米国株投資-お金で幸せになる!-

気になるパフォーマンスは

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ちょっと見にくいですがVOOが51.8%VYMが35.3%SPYDが28.45%

配当の差を調整すると2.5%X4=10%でVOOとの差は13%ほどに縮まります。厳密には再投資すればもうちょっと縮まるでしょう。ただしコストも掛かりますのでそのへんは微妙です。

パフォーマンスはともかく配当をたくさんもらえると言う点では注目ですね。

S&Pの500社に対して80社と少なく、均等投資な点は「分散」という観点からは劣ります。リタイア後には組入を検討したいETFです。つまり自分ですが、ハハハ

 

ここまでの結論

「リタイアに向けて資産を最大化させたい」という目的に限れば「高配当戦略」を取り入れる必然性はないです。有利とも言えません。

投資資金が何億と多ければETFの利用で「配当生活」は十分可能です。

配当収入を利用しての「アーリーリタイア」も射程圏内です。

しかしその辺は当ブログの目的と外れますので追求しません。

 

リタイアした後での高配当ETFは魅力があります。そのシュミレーションはまた別記事で

何を言っているの、個別株があるじゃあないの

と言いたいですよね。

はい、高配当の個別株はたくさんあります。

これについても適切な記事を見つけました。マネータイムズさんの記事です。

米国株(アメリカ株)の高配当銘柄ランキングTOP10!アップルの配当、「ダウの犬」投資法とは? | MONEY TIMES

「自分でも調べろよ」と言われそうですが、「利用できるものはする」「他に書いてあるなら書かない」の精神でやっております。何しろ残りの時間に限りがあるので。言い訳。

これを見るとタバコのMOアルトリアの8%とか高配当が並んでいます。(現在は株価上昇で6.7%)

米国以外でも石油世界2位のシェルのADRもNYで買えます。

【RDS.B】の配当6.6%です。これは英国籍なので外国税もゼロで二重にメリットがあります。オランダ籍の【RDS.A】もあるのでお間違えのないように。英国はブリテン、オランダはアムステルダムと覚える。

 

この記事には「ダウの犬」戦略も載っています。誰もが一度は興味を持つ戦略ですね。他に「ダウの子犬」もあります。

 

専用のホームページもあります。

ダウに負けている銘柄=高配当が多いですから魅力的です。

 

とはいえ個別株の高配当戦略を語るには字数が長くなりすぎますので今日はここまでにします。

 

それでは皆さんの良い投資を!

 

今回の動画は→https://youtu.be/tRyWfu74FnY

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バイク乗るので頭がかゆいので髪を染めなくしました。なので頭が白っぽくなりました。ご勘弁を。

 

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