セブン社員、ノルマに追われて無断発注、こんな日本でいいのか?
あのセブンイレブンで社員がオーナーに無断で発注をしていたことが発覚
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自らの売上を伸ばすために24時間営業をオーナーに強制していた悪役のセブンイレブンがもっとやらかしてました。
何とオーナーに無断で勝手に発注を繰り返していたそうです。
今日の新聞各社によるとその実態は常態化しておりオーナーの不在を狙った計画的かつ意図的な違反のようです。
動機はノルマ達成
本社の売上達成を成し遂げるためだそうです。
無理に発注した品は当然余り、破棄され、オーナーの経営を圧迫するとともに資源の無駄にもなります。
ウインウインの関係ではなく不信感でストレスが溜まる
まさに「自分さえよければいい」の姿勢で「信頼関係」もへったくれもあったもんじゃあないです。
日本を代表する高利益の優秀企業がこんなんでいいのか?
という心配がわきます。
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さらにオーナーからしてみれば、自分の留守に勝手に発注されるという不信感はストレスの塊になります。
体にもふところにも非常に悪いです。
私もフランチャイズをしていたので他人事とは思えない
業種も会社も違いますが私も数年前までフランチャイズをしていました。
こんなアコギな目には会いませんでしたがそれでも、本部側は「売上げ」さえ上がれば儲かる仕組みは同じです。
同業、同ブランドの加盟店が近くに作られることのストレスは半端ないです。
後発のほうが資本力も経営力も優れているからです。
被害が出ないうちに撤退を決意して、翌年撤退しました。
新規営業ができないので5百万ほどの損失を出しました。
しかし同業者では数千万の赤字を出してオーナーは入院、破産というケースもあったのでまだマシと言えます。
コンプライアンス違反に甘いのは日本の得意技か?
私のところでも私に管理義務がある情報を了解無しで持ち出されたことがあります。
撤退が認められなければ訴訟の準備もしていました。
本社のエリア担当責任者が私の意図をウチの関係者から聞いてとたんに態度が変わり、丁寧に下手に出てすぐに「廃業許可」を出したので、そして被害も出なかったので、訴訟はしませんでした。
友人に話すと「ふんだくれるチャンスだったのに」と悔しがります。
確かに米国ではこのようなコンプライアンス違反は私の場合でも数億、セブンなんかでは数百億、数千億の賠償責任になると思います。
しかしセブンでも、発覚しても担当者はクビにもならず、移動で済んでいるそうです。
裁判を起こしても米国のようにはならないでしょう。
コンプライアンスに甘いことは日本の成長を遅らせると思う
今米国が、中国に対して知的財産の管理強化、ノウハウ移転の強制を辞めさせるように貿易を通じて圧力を掛けています。
これを聞くとほとんどの日本人が「中国が悪い」「遅れている」「卑怯だ」と思うことでしょう。
しかし当の日本のやっていることは関電にしろセブンにしろ日産にしろ、外からみたらひどいもんです。
「国ぐるみで隠蔽体質がある」「旧軍部と体質は本質的に変わっていない」と思うでしょう。
予想ができないレベルだからと無罪になった東電幹部も鉄柱で家を壊した千葉のゴルフ練習場経営者が許されるのも同じ構図のように思います。
東電は株価が2千円から2百円に十分の一になった。私は650円で何とか売った。ストップ安の商いなしでそれまで売れなかったのだ。
なのに経営陣はお咎め無しで莫大な退職金をもらうんですからおかしいです。
結局は日本の発展を妨げているように思いますね。
だから現在でも日本の株を保有する気にはなれません。
無駄な出店競争で人手不足を招いてもいる
都会に行くと同じセブンとかファミマが通りを挟んで向かい合っていたりします。
本部の戦略としては売上が増えるので間違っていません。
しかし近隣に同系列ができれば当然売上は減りオーナーは打撃を受けます。
またバイトを奪い合うので、バイトの確保にも苦労します。
本部ウイン、オーナールーズの構図で一方的な関係です。
まさに太平洋戦争前の地主と小作の関係ですね。(田舎出身なので例えが田舎)
しかし多くの人が指摘しているようにコンビニが必要以上に増えてもそんなに利便性が向上するわけではありません。
歩く距離が少し短くなるとか深夜に便利とかだけです。
本部は儲かるけど、オーナーは儲からないコンビニが増えても日本の国力アップにはつながらないように思うんです。
さらにそれで人手不足で外国人を受け入れるというのは「将来の問題を抱え込む」
だけのように思います。
コンビニオーナーさん、あんまり拡張せずに早くリタイアして一緒にリタイア生活を楽しみましょう!
今日は以上です。自分の恨みがこもって感情的な記事になったかも知れません。
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