チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

米長期金利急上昇、MCD、SBUX、V、MA、MSFTはグランビルの買いチャンスの位置にある

米長期金利が急騰しています

現在1.791%で昨日比3.35%高

1年のチャートでは(SBI証券)

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昨年末の金利上昇打ち止めから一貫して下げてきましたが下げすぎの反動なのかトレンドの転換なのか9月に入って急上昇しています。現在50日平均線を抜くかどうかに注目です。

もう少し長い期間で見てみます。5年チャートです。

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2016年11月の大統領選でトランプが当選して企業減税、大型公共投資などの刺激策が好感されて株は上昇。好況を背景に金利も昨年の終わりまで上昇してきました。

昨年の暮からの上昇打ち止め、金利引下げに転換してから3%超→1.5%まで一気に低下してきました。

9月に入って上昇に転じ現在1.8%まで戻しているところです。

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今後のFRBの金融政策に影響する

現在2.0ー2.25%のFF金利の低下を10年債金利が先取りして下げてきました。

現在でもまだ長期金利の方が下にあります。

しかしその差は縮まっています。

FRBにしてみれば金利引下げを急ぐ理由は減ります。

物価上昇が予想以上

ブルームバーグの報道によると昨日発表の8月の消費者物価は高い伸びを示している

<ここ3ヶ月の米消費者物価上昇率>

6月2.1%

7月2.2%

8月2.4%

で7月、8月ともに予想を上回った。

これを鈍化させるには通常はFRBが金融引締、利上げで対応します。現在は利下げ中なので「利下げはなし」も可能性が高まります。

物価が上昇するとGDPの70%を占める消費に影響が出る

平均時給の伸びは対前年比で6月3.1%、7月3.2%、8月3.2%と高い伸びです。

しかし消費者物価が上がると実質の手取りはその分少なくなり消費に影響します。

対中国関税も消費者物価を上げる要因、トランプの判断は?

9月から始まったさらなる関税は数字には入っていません。

また10月15日からの2500億ドル分の積み増し関税も計算には入っていません。

これらが今後は統計に現れることになります。

このまま物価上昇が続けばFRBは金利引下げは中止するしかなくなります。

つまり

A 対中貿易戦争をこのまま続けて物価上昇→金利引き下げなし→景気腰折れ

B 対中貿易戦争集結→物価上昇を抑えて、消費堅調→株価上昇

の2者択一をトランプは迫られています。

これは政治なので予測がつきにくいですが常識的には「貿易戦争集結」が最善に見えます。

とりあえず追加関税の10月1日→10月15日の延期が投資家ののぞみをつないでいます。

貿易交渉の行方は、中国は頭がコチコチに固く「勝ち負け」でしか判断しないので米側にかかっています。

金利低下で上昇してきたディフェンシブ高配当株にも影響するか

米金利上昇は①円安②債券安③高配当株安につながります。

現に米長期債券ETFは、保有のある「超秘密銘柄」のVGLTです。

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9月から下落して50日線を試す展開です。

下げ止まれば=長期金利の上昇が止まれば買い増す予定です。

ドル円はこんな感じ、現在108.23円

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米長期金利低下で円高基調でしたが反転しています。

円安を背景に日経平均も21965円で205円高と好調です。

ヤフーのゾゾ買収も好感されています。

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MCDとSBUXとNEEはグランビルの買いチャンス②にある

こちらも保有のMCDです。2年チャートでは

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金利上昇で伸び悩んでいた株価も金利低下で順調に上昇してきました。

しかし今週は下落しています。

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先週末に220ドルで買い増ししましたが今週大幅下落しました。

うインディーズとの朝食の競合が嫌気されました。

昨日は0.93%上げてどうやら下げ止まったようです。

チャート的には買いチャンスに見えますので買い増しをしようと思います。

ディフェンシブ株への影響は限定的→個人の見方です。

低金利になると高配当株は相対的に有利になります。

また景気後退が意識されるとディフェンシブ株は注目されます。

 

「超秘密」の銘柄群では

MCD2.14%NEE2.27%SBUX1.53%とそんなに高配当ではないです。

だからこれらはディフェンシブな面で買われています。

なので金利上昇の影響は軽微と見ています。(ただし個人の見方です)

うインディーズの競合の悪影響はまだわかりませんがそれを除けばチャート的にはグランビルの買いのチャンスの②に相当します。

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株価が下げ止まったということは競合の影響は一応織り込んだとみて買い増しをしようと思うのです。

SBUXもチャート的には同様の買いチャンスの場面です。

ただしスタバは先週2020年の成長率を10%以下に下方修正しました。

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それで一時的に下落しましたが回復しました。

今回のうインディーズとの競合でも下落しましたが早くも回復しつつあります。

何とも人気がありますね。

今回少し買い増して残りは10月の本決算でさらに詳しい発表がされるでしょうからそれを見てからでもいいかなと考えています。

決算で前回のように上昇してしまうことも考えられますがそれは仕方ないです。

 

以上です。自分の保有株、「超秘密の銘柄群」に偏った内容で失礼しました。

それではみなさんの良い投資を!

今日の記事の動画は→https://youtu.be/U-4FhHpI3Wo

 前回上げたのが音声がなかったと教えてもらったのでやり直しました。失礼しました。

 

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