チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

どれも魅力的なVGT、MGK、QQQ、VIG、さてどれにする?

こんにちは

2019年7月11日(木)記

パウエルさんの証言も順調で米株は高値を推移しています。

「押し目待ちに押し目なし」ということわざはまさに今の米株に当てはまります。

どうしても欲しければ安値を待たずに買わないといけないし、安く買いたいなら安易に飛びつくべきではないです。メリハリが要りますね。自分に言いきかせてます。

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さてコメント、ご質問をいただきました。

ぽんぽこ さんより 7月10日
こんにちは。 VOOのトッピングとしてQQQ、VGT、MGK、VIGの購入を検討しています。 それぞれ一長一短あって迷います。 特にVGTなのですが、成長が特に期待できるハイテクセクター特化は良いとしてアップルとマイクロソフトの割合が多すぎるのではと考えてしまいます。 特にアップルは停滞期入りしているのではと思えます。 余り気にしないほうがいいのでしょうか? またVIGですが連続増配銘柄は長期的にはS&P500をアウトパフォームしていて良いかなと考えますが、一方、非成長産業安定企業の組み入れが多く今後はSP500に置いて行かれるのではと思ってしまいます。 ご意見をお聞かせ願えれば幸いです。
 
ご返事
コメントありがとうございます。
ETFはいくつも魅力的なのがあって迷いますよね。
それぞれ一長一短あります。とりあえず表にしました。

 

経費率

0.03

経費率

0.1

経費率

0.2

 

VOO

比率

VGT

比率

QQQ

比率

1

MSFT

4.12

MSFT

15.66

MSFT

11.16

2

AAPL

3.4

AAPL

14.34

AMZN

10.45

3

AMZN

3.18

V

4.52

AAPL

9.89

4

GOOGL

2.91

MA

3.99

GOOGL

7.9

5

FB

1.84

CSCO

3.98

FB

5.16

6

BRK

1.61

INTC

3.44

CISCO

2.87

7

JPM

1.48

ADBE

2.29

INTL

2.33

3年リターン

14.06

 

26.82

 

20.9

5年リターン

10.81

 

18.75

 

16.14

0.2

経費率

0.07

 

0.06

比率

MGK

比率

VIG

 

11.16

MSFT

9.42

MSFT

4.41

10.45

AAPL

7.37

V

4.35

9.89

AMZN

7.35

PG

4.17

7.9

FB

4.2

WMT

4.09

5.16

GOOGL

3.25

JNJ

3.83

2.87

V

2.8

CMCSA

3.67

2.33

MA

2.28

MCD

3.01

20.9

 

16.9

 

13.7

16.14

 

12.75

 

10.72

1 どれも1位はMSFTです。2 VGTにはAMZNは入っていません。3 QQQはナスダック上位100社なのでVやMAは入りません。4 MGKは時価総額上位を選んだETFです。140社ほど。5 VIGは増配企業です。次に過去5年の比較チャートではf:id:tingisuhan:20190711203121p:plain 上からVGT119%、QQQ100%、MGK72%、VOOとVIGは50%でした。<私の感想>1 最近はハイテクサースでもNYSEへの上場もありハイテクを網羅するならVGTが適している。

2 VIGはリターンはインデックスと同じくらいだが不況に強いと言われておりその意味で利用価値はある。

3 MGKの活用については自分にはアイデアが浮かびません。経費も安く魅力的ではありますが。

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<ご質問に対しては>

1 MSFTやアップルの比率が高すぎることへの懸念ですね。

MSFTについてはクラウドの伸びの中心プレーヤーですから適切と考えています。

アップルについてはハイテクと言うより製造業っぽいです。成長率もそんなに高くないし将来性も不透明です。反面PERも低いです。17ほどと何とS&Pを下回っています。配当も2%以上出しており、自社株買いも過去には10兆円規模でやりました。ハイテクらしくないことを除けば株主を裏切っているわけではないです。

投資家に対してマイナスの要素は少ないと考えています。尖った投資を求める方には不満も残るでしょうがその場合は個別でできます。

2 市場別に分けるのはわかりにくい。

ナスダックはハイテクの割合が多いですが、バイオなどもあります。またNYSEも営業努力によって新興ハイテクの取り込みをしています。なのでQQQでの投資はハイテクを網羅するには不向きです。経費的にも有利ではないので自分はVGTを押します。

ただしマイナス3倍のSQQQはヘッジとしての利用ができます。プロも多用しているので流動性も多いです。持ち株を売りたくはないが下げに対抗したい時に持ち株の3分の1の投資でヘッジが可能です。SPXSよりもハイテク株のヘッジに向いています。

3 個別株投資の基準

個別株投資のリターンが例えばVGTと同じくらいならわざわざ苦労して個別株投資をする必然性はありません。

銘柄選びやら、決算のチェックやら面倒が多いからです。

自分的には個別株のリターンはVGTの1.5倍以上を基準にしています。

 

ぽんぽこさんがおっしゃるようにVGTにはアップルなどが入っているために適正な投資なら50%増しは可能なはずです。

 

少なくともVGTを下回る個別株に投資する意味はないと思ってます。

 

不十分ですが以上です。また何かありましたらコメントください。

 

それではみなさんの良い投資を!

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