アップル譲歩で5G半導体はクワルコム独占に。私達の選択肢は?
こんにちは
今日は日米でハイテク関連の2つのニュースがありました。
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1つ目は米半導体大手クワルコムQCOMとアップルAAPLが訴訟合戦をやめた
この報道を受けてQCOMは20%以上の上昇。下は2年チャート。
(1)アップルは5Gへの対応が遅れておりタイムリミットを過ぎて焦っていた。
(2)5G対応半導体からインテルが撤退してQCOMを選ぶしかなくなった。
(3)5Gに対応できる半導体の会社はQCOMとファーフェイしかない。
(4)ファーウエイは米国が国を挙げて排除にかかっているので事実上1社しか選択肢がない。
このようなのを「独占」といって教科書では「消費者が著しく不利益を被るからダメ、ぜったい」と教えられたような。
消費者の利益は無視されようとしています。
(5)パソコン時代はウインテルが独占した。5Gはアーム、クワルコム連合
PCからスマホに主戦場が移り新しく「よーい・ドン」になったはずですが結局は米国の独占になりました。アームは英でソフトバンクの保有ですが。
アームも時期をみて再上場してソフトバンクは資金を回収しさらに大金を手に入れるでしょう。
(6)アップルも損はしてない。
対クワルコムでは譲歩したけどその分高く売るので問題なしです。
何しろ日本の高校生はアイフォン一択です。
ここまでの結論
訴訟取り下げはトータルではプラスです。
米国のハイテク全体のパワーは増しました。
QCOMが保有できなくてもVGTあるいはVOOでも成長は取り込めます。
♡5Gでは中国のファーウエイが先行しているとい言われてきましたが、非常手段で米国が巻き返した印象です。かつては相手は日本だったのですが対象にもならないとは少し寂しいですね。
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2つ目はジャパンディスプレイが中国企業に安値で売却
ジャパンディスプレイは日本連合の企業体として税金が2.4兆円も投入されていrます。
役員は天下りも含めて高給をとっていたそうです。
中国への売却では「ノウハウの流出」「情報の流出」が心配されます。というか確実です。むしろさっぱり潰したほうが「あとくされ」「懸念」がなくていいと思うのですが。誰かの思惑があるのでしょう。
私達の方針・最適解は?
技術のことがよくわかっている方は、今後伸びる会社にフォーカスして投資するのが最強です。
しかし多くの方は次にどこが有望かはわかりません。
そういう方はVGTやVOOを買っておくのが無難です。
ドカーンとした利益もない代わりに外すこともありません。
♡日本が最先端を走っていないのは残念ですが、投資する立場としては割り切らざるをえません。それに日本では伝統的に技術者、研究者を大事にしてこなかった結果と言えます。何しろ大学院を出ても年収200万円ほどの研究者がいっぱいいるそうです。公務員と比べると待遇の差は天と地です。
米国では優秀な人には3億円ほどでオファーがあるそうですから文化が違います。
文化ですから数年で変わることはないです。
♡私は先進技術はさっぱりわからないのでVGTでいきます。
以上です。
それではみなさんの良い投資を!
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