チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

【インデックス投信】経費限界に近づく→質の追求もそろそろ限界か?

こんにちは

新元号が決まりましたね。「令和」いい元号ですね。すぐ使いそうですがまだ1ヶ月後なんですね。

さてインデックス投信の年間管理費が下がり続けています。

ヴァンガードのVOOは改定によりとうとう0.03%と未知の領域に入りました。

下げ幅は最大でもあと0.03%しかないです。限界に近づいてます。

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主なETFの年間経費をまとめました。円建ての投信も追随すると思われます。

ドル建て 対象 年間経
VT 全世界 0.09%
VOO S&P500 0.03%
VTI 全米 0.03%
VEU 米以外世界 0.09%
VEA 米以外先進国 0.07%
VWO 新興国 0.12%
VYM 米好配当 0.06%
VGT 米ハイテク 0.10%
円建て    
スリム オールカントリー 0.142%
楽天 全世界 0.230%
スリム 先進国除日本 0.109%
ニッセイ 0.109%
スリム 新興国 0.189%
スリム TOPIX 0.159%

一方アクティブ投信では1%を越える年間経費が主流で両者の運用上の優劣は明らかです。人気のひふみ投信はカテゴリー平均の1.52%より安いですがそれでも年間1.06%

長期投資では経費的にはインデックス投信一択と思います。

つみたてNISAやイデコでは円建てでそれ以外はドル建てで。

そうするとインデックス投信を用いた自分のポートフォリオの構成はゴールを迎えます。

まず初めに自分は株式100%でいいと思っています。

理由は企業活動に基づくのでこれからもリターンのブレが少ないと思うからです。

債券は入れなくていいと思う理由

本を見るとプロが作ったPFには債券が多く入っています。

また過去のデータに基づく期待リターンのサイトでは先進国債券で3.5%から4.3%ほどと高くなっています。だからサイトを使って構成を決めると債券を入れたくなります

◇これから金利が低迷する確率が高いので債券利回りは低いだろう。

◇長期計画用にリターンとリスクの円建ての2019年最新版がJPMから公開されていまず。https://www.jpmorganasset.co.jp/jpec/ja/promotion/ltcma2019/index.html

それによると先進国債券の期待リターンは1.75%です。リスクは為替ヘッジアリが3%でナシが8%。コチラのほうがこれからの実情に近いと考えます。

つまり債券価格は高止まりして利回りは低下します。悪くは無いですがより大きなリターンを求めるなら不向きです。

ということで若い方々には株式100%がいいと思っています。

♣他に有力なのではリートもある。期待リターンが9.7%リスクが20.6%になっているが今後は正直不明だ。(My Indexより)自分は昨年中にすべて売却した。

 株式100%で考えると考えられるパターンは限定される。

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私が考える例を書きました。

A 動かさないベースの部分

長期的に投資するなら動かさずに済むほうが便利です。そうすると世界全体に投資する投信が基準になります。先進国でも80%をカバーしているのでOK。(日本を除くタイプ)→イデコやつみたてNISAなどで定額積み立てに向いています。

♡パフォーマンスはそれぞれの時期で最強ではないでしょうが、30年以上の期間では満足のいく成果になるでしょう。

B フリーな部分の投資

上記の世界型以上の成績を目指します。私なら

ⅰ 当分米国優位が続くと思うので・・・米VOO

ⅱ 当分ハイテクが優位だと思うので・・・VGT

それ以上の個別株が見つかればそれもOKです。

そして10年位経って状況が変わればこの部分は入れ替え。

いかがでしょうか。

みなさまご自身で理想の構成があると思います。

ここまでの結論

◯インデックス投信の経費率が下がりより有利になった。

◯長期投資はこれらの組み合わせでベストの構成が可能。

◯よく言われる「アセットアロケーションは素人には手に負えない」というのは違うと思う。十分可能だ。

◯質の追求はだんだん限界に近づいているように思う。

→量の追求が意味を持つと考える。

長くなるので量の追求については次回にします。

以上です。それではみなさんの良い投資を!

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