チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

FRB方針で今後も低金利が続く→投資方針はどうする?

室åã§ãè±è¦ããã人ãã¡ã®ã¤ã©ã¹ã
こんにちは

3月のFOMCでFRBの方針が示されたので整理しました。

 

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1 今年の利上げはしない・・・明言したのは大きい。

2 資産縮小は9月で終了

リーマン前0.9兆ドル→現在4兆ドル→9月3.5兆ドルで終了。緩和マネーの回収を諦めた。

3 GDP成長率の下方修正

19年従来発表2.3%→2.1%

20年2.0%→1.9%

21年1.8%→1.8%

FOMCが開かれるたびに下方修正してきました。今後も下方修正は続きそうです。

しかしこの程度で済めばゆるい減速で済みそうですが公式発表ですから内心はだれもがまだ下だと思っているでしょう。

ドイツは4Qはゼロ成長です。中国も発表はともあれ実質はゼロ成長あるいはマイナスに落ち込んでいると見られます。

19年の利下げの確率予想は35%です。

ここまでのまとめ

FRBは金融正常化をはっきりと断念しました。

いってみれば暴落厳戒態勢です。

金利が5%ほどのリーマン前の状態には今後もどらないことがはっきりしました。

これは大きいです。

1 リーマン以前の株価指標は基準が変わる。

金利が5%以上が標準だった時代はPERが15が適正とみられていました。年利回り6.7%。しかし今後2%台が基準になるとPERは20までは適正と考えます。

理由はPER20で年利回りは5%に達して10年国債の2倍の水準だからです。

ちなみに私の基準は

PER 17以下・・・割安

PER 17から20・・・適正

PER20以上・・・割高

です。現在はS&Pが16台でやや割安です。

♠日本の東証1部でPERが13.5とさらに割安ですが日本は成長性が乏しいので投資のリターンは低いと見ています。

すっかり減速準備モードだが。

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冷静に今回のメリット・デメリットをまとめると

1 金利の上限が示された。

☓金利差で稼ぐ金融機関にはマイナス

◯借り入れが大きい電力など公共関連は金利負担が減りプラス。→自分的に注目NEE

◯ハイテクも多額の設備投資の金利負担がないのでプラス→大手ハイテク、VGT

◯債券・・・今後も高値が続く→利回りは低下

◯高配当株も債券利回りの低下により買われやすい。

◯インデックス的にはプラス。

◯新興国株・・・資金流出の心配が減りプラス。新興国通貨もプラス。

◯ドル高是正・・・新興国からの資金流出が止まる。

円高になりやすい・・・日本株にはマイナス。

2 緩和縮小が止まったこと

◯リスク資産は上がりやすい

☓バブル化しやすい

☓中央銀行の手段が減る。

株式投資の方針は変化なし

1 今後減速を織り込んでどの市場も割安な時期があると予想。

積み立てのS&Pインデックスはこのまま継続。

今年後半には大きく下落もあると思う→コツコツ仕込む。VOO

2 来年以降の大幅下落については予測不能

もし大幅下落があれば買うつもり。しかしどうなるかは全く不明。

なのでそれはそれとして、割安時は少しずつ買っていく予定。

対象は今まで通りS&PインデックスのVOOあるいはスリム米国です。

 

今日のまとめ

バフェット氏も言っていたが「金利が低い時代の株式投資の常識は今までと同じではない」です。

その点ではマクドなど高配当株のPERは20を越えていますが割高ではないと思います。

S&Pも何もなければPERで20までは買っていいと思う。今年後半からは将来の下落を意識して現在よりも割安になる時はあるだろう。押し目はコツコツ買いたい。

最後に現在のチャートを確認

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今までの嵐は何だったの?というくらいきれいに元の軌道にもどりました。

 

以上です。それではみなさまの良い投資を!

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