チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

仕事やめるにはいくらお金があれば大丈夫?

こんにちは

リタイアの年齢がどんどん伸びる風潮があります。

65歳はもはや「早い時期」と言えるかも知れません。

アーリーリタイアを考えている人も含めて「どのくらいあれば仕事やめても大丈夫か」は大きな問題です。

 

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私なりの結論としては「あなたの考え方しだい」だと思います。

1 とにかく仕事を早くやめたいのならそんなにお金は要らない。

ストレスで病気になりそうだったり、体調が悪かったり・・・の理由で仕事を辞めることが自分にとってプラスと言えるならお金はそんなに要りませんから早く仕事は辞めたほうがいいです。自分はこのタイプ。

具体的には「年金がどれだけもらえるか」それでたいていは暮らせます。

だから年金がもらえるまでの期間の生活費があれば大丈夫です。

可能なら年金受給を先延ばしすれば年金が毎月0.7%ずつ増えますから手元のお金を先に使うほうがいいです。

理由は年金額はインフレ調整があるので柔軟性がある。手元のお金は上手に投資しないと目減りする。また減りやすい。

リタイア後に特に多くを求めなければお金はかかりません。自分の感覚では住居費を除けば現役時の半分くらいが目安。

仕事しないで景色を見ているだけで幸せを感じられるのなら早いほうがいいです。

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2 緊急性がなければ会社のメリットも多い。

「働かされている」という意識が強ければ仕事は嫌になりやすいですが、客観的に、世界的にみれば日本の会社員は恵まれた立場にいます。

それは年長者は尊敬されるという儒教の影響がまだわずかながら残っているからかも知れません。

最も年長者にあぐらをかいて嫌われている退職間際の人も多いらしいですが。

(1)日本の制度では会社から解雇はできにくい。

大手の会社では原則できません。これは世界的には一般的ではないです。

(2)退職間際でも給料が大きく減らない。

再雇用では大きく減額しますが、60までは増えるところが多いです。米国とかでは年齢に関わらず最低賃金の職種も多いです。

(3)会社がコミュニティーを提供している。

会社での忘年会などの飲み会を嫌う若者が増えているそうです。それだけ濃厚な会社の団結があるということでしょう。

自分も米国に若い時に行った時に「専攻」は聞かれましたが大学名は聞かれたことはなかったです。職業も会社名を言われたことはあまりないです。「技術者」とか職名ですね。

日本だと、学部より先に「慶応です」とかの大学名が来るし、技術者というより「日立」です。とか会社名が優先します。

会社を退職すると「会社のブランド」を失うので「居酒屋」でも肩書がなくなり寂しい思いをします。日本では「元技術者」には敬意は払わないからです。

「自分は会社によりかかかってはいない」とほとんどの人が思っていますが、自分の年上の人と話すとほぼ70%くらいの人が「元〇〇会社の総務部長で辞めた」と「私の履歴書」を語ります。

世間が認めるくらいのステータスのある会社や勤め先なら「お金のメリット以外のメリット」も加味してうまく利用することも考えられます。会社で少し我慢する戦略です。

3 リタイアしてリッチな生活は必要性はない。

現役時代は付き合いもあり経費は膨らみます。リタイアしたら「凡人」になるわけですから劇的に経費は減るはずです。

それなのに現役時代と同じくらいの収入を望むのは「過剰」だと感じます。

時間が貴重で効率重視の現役時にはのぞみのグリーン車が必要だったかも知れません。

しかし時間がいっぱいあるリタイア者は「ジパング倶楽部」の割引でこだま、かひかりで十分です。(のぞみは使えない)

リッチな生活を望む場合は経費は現役時と変わらないでしょう。

また派手にしていると何かと出費も増えます。家族からも当てにされます。

雑誌で「リタイア後も経費はかわらない」とかの例で出ているのはこのタイプだと思います。

4 結局はあなたとパートナーの考えしだい

リタイアして「軽く見られたくない」ならなるべく現役でがんばることです。

また、なるべくストレスから開放されて自由な暮らしを送りたいなら「リッチさ」や「見得」は諦めることです。

これはパートナーとの話し合いで決めることであなたが一方的に決めると溝ができます。

5 将来のインフレリスクに対する備えも必要。

一人3千万必要とか5千万は要るとかお金の額で語られることが多いです。

しかし例えば日本円で5千万の価値は20年後には相当目減りするでしょう。

一方先進国株式で5千万なら逆に増えるでしょう。

とはいえ、退職時に5千万のお金を一気に外国株に替えるというのもリスクが高いです。

だから金額もさることながらその資産構成も重要です。

すでに海外株式で5千万あれば将来のインフレリスクにも対応しています。

リタイア時には退職金が入ることが多いですからそれまでに有利な投資が進んでいる方が有利です。

6 投資リテラシーが一番重要。それに節約リテラシー

しかし新規に投資するのも投資を維持するのも「投資リテラシー」が必要です。パートナーもです。またリタイアして夫婦して「勝手に使って」いては少々のお金はなくなります。だから二人の気持ちが合っている必要があります。

よく「夫婦の仲がいいのがお金を貯める秘訣」と言われます。

リタイア後は特にそれが重要でしょう。なにしろ稼ぎで挽回ができませんから。

節約の第一歩は固定電話をなくすことだと思います。電話がなければ「オレオレ詐欺」にもかからないで済みます。携帯だと発信者の名前が出ますからね。

まとまりがありませんが以上です。

それではみなさまの良い投資を!

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