【外貨預金】デメリットが多い。ベストはドルMMF。
こんにちは
銀行などで外貨預金を勧められて金利に釣られて利用する人が多いようです。
しかしこれはリスクが大きいのでやめたほうがいいと思うので記事にしました。
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いきなりですが外貨預金のデメリットは
1 為替手数料が高い。
(1)米ドルに替える場合の最安の手数料は住銀SBI銀行の片道4銭です。
SBI証券とはリアルタイムで自由にやり取りできます。
ちなみに他の通貨は
<対円> ユーロ片道13銭 豪ドル25銭 NZ25銭 カナダ25銭
(2)ネット証券は1ドル25銭が標準
(3)地方銀行などでは1ドル1円のとかの手数料を取る。
往復で2円。これはパフォーマンスに影響します。日本人に人気の豪ドルは片道2円、往復で4円、ほぼ5%です。2年位の金利を食いつぶします。
三菱東京UFJ銀行のネット取引では片道25銭と他のネット証券と同じです。
2 定期預金は原則途中解約ができない。(銀行により変わります)
住銀SBIで1ヶ月ものが1.6%、1年物が2.3%です。米ドル(税込み)
ソニー銀行で1ヶ月1.6%1年2.2%3年2.6%です。
しかし為替の変動は大きく3年も経てばガラリと景色が変わります。急落時に動かせないとストレスもたまります。
3 税金の計算と申告がめんどう。
利息に対する税は源泉ですから問題なしです。
しかし為替差益が出た時は申告の必要があります。
誤解が多いですが
◯申告不要の適用は国税だけ。→年末調整をする会社員は20万円以下の雑所得は申告を免除されます。しかし地方税には適用されません。申告している人は少ないだろうが
◯別件で申告した人は20万以下でも申告の義務がある。
→とてもめんどう。制約が多い。
金利は有利なのか?
それだけめんどうで制約が多い外貨預金ですが金利の方はどうでしょう?
米ドルMMFの金利は2.077%もある。
もう一つの、そして私がオススメの米ドルMMFを見てみますと
SBI証券のブラックロックの米ドルMMFで2.077%もあります。これは外貨預金の1ヶ月物より高い水準です。しかも1日でも適用されます。
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外貨MMFとの比較では
1 為替手数料はネット証券では互角。
2 金利はMMFが有利。
3 MMFは1日単位で預けられる。
4 申告が不要。
為替差益は金利と込みで特定口座で計算の対象になります。
利益が出ていれば他の株式の損との相殺も可能です。
税の心配がないのは最大のメリットです。
5 MMFはドルとの変換は自由。
手数料なしでドルとの変換ができます。
楽天証券ではドルMMFから直接米株が買えます。
6 外貨預金の1ヶ月特別の高金利に騙されるな。
一ヶ月キャンペーンで年利換算で8%とか10%の高金利を提示しています。
しかし1月だけですから0.7%とかです。為替手数料などを払うと消えてしまいます。
7 高金利通貨の外貨預金は絶対にNG
SBI証券のトルコリラMMFで金利が19.492%です。南アランドが6.05%。
高金利通貨をやるならMMFでやりましょう。
次のショックがくればこれらの通貨は半値以下になります。その時逃げられなければ今風にいうと「詰み」ます。
MMFなら逃げられます。
とはいえ為替手数料や通貨の下落の可能性を考えれば得にはなりません。これらの国は高インフレ=通貨下落が常態だからです。
スイスフランと並んで安定通貨の日本円で暮らしているので気づかないだけです。
チコちゃんにしかられますよ。
ここまでの結論
●外貨で運用するならドルMMFの一択。
●外貨預金はデメリット多くリスクが高い。・・・逃げられないのは最大のリスク。
●金利に釣られないようにしよう。MMFは金利以外「申告不要」のメリットが大きい。
●米株を売ったり、配当が入ったらこまめにドルMMFにしておこう。
楽天証券、SBI証券は1クリック。マネックスは外国株取引口座から普通の口座に移してそれから・・・とめんどう。早く改善お願いします。
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以上です。米株は上昇軌道に入ってきましたね。みなさまの良い投資を!
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