【経常収支】は2018年で20兆円の黒字、そのうちの大部分が投資収入
こんにちは、どうもです。
財務省が発表した2018年の経常収支は19.9兆円の黒字でした。
そのうち貿易収支は1.2兆円の赤字です。
黒字の大部分を占めるのは海外投資です。
直接投資が10.3兆円・・・投資額は185兆円 利回り5.6%
債券投資が9.9兆円・・・投資額は473兆円 利回り2.1%
観光収入も増えており以前の輸出で稼ぐ構図から変化していることがわかります。
投資で稼ぐ国になりました。成熟した国は投資で稼ぐようになるといわれますが日本もうまく適合したと言えます。
スポンサーリンク
個人レベルではまだ海外投資の余地が大きい
上記の大部分は国や会社によるものです。
しかし家計資産はまだたくさんあります。
2018年1Q時点での日本の家計の金融資産は1800兆円です。(日銀)
この中で69%を60歳以上が持っています。(2017年)
高齢者は為替の変動を嫌うので海外への投資は消極的です。
この1割が海外に投資されると180兆円でそれによる儲けは10兆円になります。
消費増税による税収を上回ります。
潜在能力は高いと言えます。
個人レベルでは海外投資へのハードルはまだ高い
円高に対する恐怖心が大きいと思います。
しかし5%超の運用率なら10年すれば50%の円高が進んでも大丈夫です。
さらに一時的には円高が進むとしても長期的には少子高齢化の日本は円安の可能性が高いです。過度に円高を恐れる必要はないです。
時期をずらして投資することで為替リスクを減らすのが対応策になると思います。
シニア層といえども人生100年時代になるのでリスクヘッジとして海外資産を持つ意義は大きいと思います。
とはいえ、今のシニア層がそう簡単に海外投資にかじを切るとは思えません。
これから時間をかけてゆっくりと海外資産への移行が行われるのでしょう。
リスクを考えると半分は海外資産がいいと思う。
世界のGDPに対する日本の割合は2017年で6%ほどです。
株式では流動株調整後で8%です。
その日本にすべての資産を集めるのは分散ができていません。
シニア層でも半分は海外資産が妥当だと思います。
若い方は割合通りに92%が海外投資でいいと思います。
リタイアするまでの期間が長い方はそれだけ投資効果が高く為替の影響が少なくなるからです。
来年にも始まると予想されている「景気後退」に伴う円高局面は「海外資産」に投資する絶好の仕込み場になると見ています。
以上です。
お知らせ 保存型のブログチンギスハンの安心の資産運用
があります。御覧ください。
お願い 読者登録をお願いします。また下をクリックして応援していただければありがたいです。よろしくおねがいします。
スポンサーリンク