チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

【株価下落中】つい買いたくなるのはなぜ?投資拡大は危険。

年早々暴落が止まりません。昨日1/3のNYはダウが660ドル安と大幅安。

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<現況>

原因はアップルの売り上げの下方修正と言われています。米中貿易戦争の米国へのマイナス面が実際の数字となって示されたインパクトは大きいです。当のアップルは9.96%の大幅下落。ついでにハイテクは大崩れ。優等生のMSFTまでー3.68%。今日の日経も607円安とやはり大幅下落。下はダウチャート。

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12月半ばからのFRB利上げに端を発した大幅下落からのリバウンドの頭をたたかれた格好です。リバウンドも出来高を伴わない力弱いものだったし年初の時期を狙われて売り崩された感じです。

高値から16%下の水準にあります。ダウの予想PERは14台とほぼ適正水準にあると思うのでこれからの動きは需給や投資家心理や「売り仕掛け」とかに左右される展開と思います。つまり素人には参加しずらい状況です。2年でのチャートはこちら

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2017年秋の水準にあります。これ以降に米国株に参入した方は含み損を抱えています。個別株では例外はあるでしょうが。

新規投資を検討している人が多いのにビックリ

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こんな難しい状況ですが、ネットを見ると「いい投資先はないか?」「下落相場に強い投資先に投資する」という書き込みを多く見かけます。危険が大きいと思ったので記事にしました。ここからはあくまで自分の見方です。興味のない方はスルーください。

私事ですが自分は、昨年株式の80%とその他の金融資産、金を処分して現在95%以上が日本円です。正確には株式は3.5%ほど。最高値の処分とはいかなかったけど、今となっては高値のうちに入るでしょう。さらにドルも昨年12月までにすべて日本円にしました。113.65円。今となっては高値です。そして12月からは投資を縮小して下落相場に備えることを提唱してきました。しかしそんな姿勢に対してかなりの非難を受けてきました。

「ほとんど投資してないなら投資家と名乗るのはおかしいだろう」「じじいだから投資するのが怖いんだろう」「投資なんかやめちまえ」・・・

昨今こそ下落に次ぐ下落で投資家マインドは冷えてきていますが昨年はまだ「投資してこそなんぼ」「たくさん投資しているもんがえらい」という熱い風潮が支配していたのです。投資家のマインドとは変わりやすいものです。

まだ上昇相場での気分を引きずっている人が多い。

2009年から2017年まで9年も上昇相場が続きました。その時の習慣、考え方が染みついていて切り替えができていない方が多いようです。例えば

(1)株は買えば上がる。(2)お金があれば投資すべきだ(3)買うタイミングは関係ない(4)高値で売る必要はない。さらに高くなるから。(5)含み損は気にする必要はない。・・・

だいたいの場合は強気な人がリーダーシップを取ります。戦争でも株でも。だからそういう勢いのいい意見に惹かれるのは理解できます。しかし、発信した人はともかく追随した人は今頃はかなりの損を抱えて進退が出来なくなっています。そういえばアップルもバフェットが大量に保有していますね。

売れば損が確定するし持っているとどんどん下がるし。

とりあえず自分の投資姿勢を確立することが急務だと思います。株式を基本から学びなおしたい方には保存版の自分のブログチンギスハンの安心の資産運用 をどうぞ。まだ記事が4つと少ないですがていねいに作っているところです。

そして勉強しながらチャンスをじっくりと待つのです。虎やジャガーのように。これを昔から日本では「待つのも相場」と言いました。西洋ではどういうのでしょうね。

自分の見方は「買いチャンスはまだ先」

自分の見方では今はまだ絶好の買い時ではないからです。自分は先進国株で今から20%為替で20%、合計36%の下値が今から2年以内に来ると見ています。新興国はー30%。だから今はまだ下落の入り口。ただしこれは自分の見方なので違う見解をお持ちの方はご自分の相場観、ルールに従ってください。

「待つのも相場」の格言があるのは実行が難しいから。

自分のルールに従って買っている人は別ですよ。インデックス投信の定期積立とかあるいはトレード目的とかは別です。

「投資をしていたい」「株を買いたい気持ち」は人間行動学からは次のように説明されています。

「人間は現在の行動を続けたがる」

今までずっと買ってきたので、常に買いたい気持ちが勝っているのです。

バイアンドホールドの手法だとこれから勝つ確率は高くない。

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これから高値があっても新高値を更新する確率はとても低いと思うのです。現在ダウで高値からー16%にいます。一方下はー20%は可能性あります。そして今から10%高くなる確率と10%低くなる確率は下がる方が勝ると思います。短期ならともかく数年のスパンでは損の確率が高いです。つまり新規投資は損が拡大する危険があります。

そんなに有利な投資もないと思う

下落に強いと言われるデフェンシブ銘柄の検討をしています。そこで問題となるのは日本円との関係です。日本円が自分の見方のようにこれから2年以内に20%円高になるならそれに打ち勝つ投資先はないようにみえるからです。米国人ならこの問題はないのですが。ドルか債券かデジフェンシブ株かの3択になります。

補足 利上げ打ち止めで100円、利下げあるいは緩和で90円を目指すというのが自分の主張です。関連の記事はこちら

tingisuhan.hatenablog.jp

はっきりとした買いチャンス(小リーマンと思っている)までじっくりと作戦を練って待っているのがベストだと考えています。今自己ルールを今作っているところです。まとまったら記事にします。

では皆さんのよい投資を。新記事を更新していませんが新ブログもよろしく。チンギスハンの安心の資産運用

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