チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

競合相手を寄せ付けない強力なワイドモートを持つ会社。本命GOOGLは買いか?

米国株投資家の皆さまこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
                        2017年5月27日(土)記
 ナスダックは連日の高値更新と勢いが止まりません。私も含めてデフェンシブ銘柄、高配当銘柄投資の方には、うらやましさも止まりません。そんなあなたにはいい方法があります。それは、「まずその株を少しでいいから買うこと」です。
 昔、私が、「あの株すごいですね。どこまで上がるんでしょう?」とうらやましさで、株の達人に言ったとき、かれは言いました。「大丈夫、あんたが買えば下がるよ。」自分が持っていないから、うらやましいだけで、保有すれば立場が変わるということでしょう。シニアの私も、「ITなんてわからない」などと思わずに頑張って勉強します。詳しい方はどしどしご指摘ください。

 昨日は「高配当を捨てて、高成長を得る」ということで、Vビザが有利と検証しました。今日は、ビザよりも低配当、ズバリ、無配の会社です。ITの本命GOOGLアルファベットです。グーグルはみんな毎日使っていますよね。「ぐぐる」という言葉さえできました。どんどん私たちの生活を向上させてくれる新しいモノを出し続けてくれています。これからも、この提案は続くのでしょう。社会に必要とされる会社です。
<GOOGLのワイドモート(競合相手を寄せ付けない広い堀)は強力>
1 検索エンジンは、世界を事実上独占している。(確か中国では百度が強いです)
2 モバイルOS「アンドロイド」が世界標準になっている。
 一時期のマイクロスソフトとに近い感じですか。でもマイクロソフトは、ウインドウズは、新しいバージョンを求めていない人も多いと感じます。私も8.1ですが10にしようとは思いません。先ごろのウイルスでもXPを使っていて感染した人が多かったです。XPでも不自由はなかったということです。ということは、マイクロソフトの場合は、「求められて」ではなく、「会社の都合で」バージョンアップしていますから、本当の意味での「社会のニーズがある」とは言えない感じがします。
<GOOGLの投資指標は>SBI証券5月27日
 株価993.27ドル予想PE29.25EPS28.6ドル配当0ドル配当0%
 当然ですが平均よりPEは高いです。株価は高いですが、1株でも買えます。
<5年間のEPSの伸び。ビザと比較しました。17年は予想。四季報。単位ドル>

  12 13   14   15   16   17   5y
V 0.8 1.95 2.44 2.19 1.12 2.59 1.18 2.53 0.98 3.32 1.31 4.2
GOOGL 16.13 18.8 1.16 20.6 1.09 23.6 1.15 27.9 1.18 41.6 1.49 2.6

再掲   12年 13年14年 15年 16年17年 5年 
V    0.8  1.95  2.19 2.59 2.53 3.32  
                     2.44  1.12 1.18  0.98 1.31 4.2
GOOGL16.1 18.8  20.6 23.6  27.9  41.6
                     1.16  1.09 1.15  1.18 1.49 2.6 
 青字は対前年比、赤字は5年での比率。5年での株価の上昇率は3.31倍となっています。ビザは3.39倍。業績とそんなにかけ離れた株価の伸びではないです。
株価のチャートは、10年です。(ヤフー)

f:id:tingisuhan:20170527085234p:plain

 10年での上昇率は4.51倍です。全体としては順調な伸びです。最近では傾斜が急なところが3回あり、今回が3回目です。次に2年チャートです。

f:id:tingisuhan:20170527085459p:plain

 当たり前ですが、長期平均線を割ることはめったにないです。昨年の英国ショックとトランプ当選でタッチしています。トランプ以降30%。トランプ以前からは25%ほどの上昇になっています。6か月です。

f:id:tingisuhan:20170527085921p:plain

 RSIも高めです。現在79と高いです。800ドル台で買った人がうらやましいですが、この感じだと、そのうち「私は1000ドル以下で買ったんだぞ」「それはすごい」というようになるでしょう。4月末の窓を開けての急騰は決算発表です。
(4/28発表1Q決算)好決算でした。
売上247.5億ドル(+22.2%)
営業利益65.68億ドル(+23%)営業利益率26.5%
純利益54.26億ドル(+29%)EPS7.73ドル
<数字的検証>

widemoat   株価 株価 5年上昇率 株価 10年上昇率 予想PE 修正PE
0.5 V 95.04 28 3.39 20 4.75 32.43 16.22
0.5 GOOGL 993.27 300 3.31 220 4.51 29.25 14.63    

再掲    予想PE widemoat数 修正PE
V     32.43      0.5     16.22
GOOGL  29.25   0.5        14.63

 ビザと比較しました。昨日検証した、ビザと同程度、あるいはそれ以上強力なワイドモートを持っていると考えられるので、ワイドモートの数値を同じ0.5としました。これと予想PEをかけて修正PEを求めました。これは便宜的なものです。私たち、デフェンシブ銘柄に慣れた者に分かりやすくしたものです。「単なる数値合わせでしょ」と言われるかもしれません。でも、ないよりましです。PEが15以下なら、高いと思われたグーグルも少しは買いやすく感じられると思います。

まとめ
1 グーグルは社会が求めるものを供給している。また、新しい提案で私たちの暮らしを便利にしている。なくてはならない会社だ。→今後も伸びる可能性が大だ。
2 検索エンジンを独占しており、モバイルOSの世界標準と合わせて、強力なワイドモート(競争者を寄せ付けない幅広い堀)を持っている。
3 その強力さはVと同程度の0.5とした。(これは筆者の判断です)
4 株価は過去5年で3倍強上昇してきた。EPSの伸びから今後も上昇が予想される5 1Q決算も好調で現在急上昇している。
6 買いのタイミングはこういう株の常で難しいです。現在はRSIが79と過熱感はかなりあります。どうしても欲しい人はとりあえず1株でも保有すると気分が落ち着きます。
7 今回の検証でGOOGLもプラチナ銘柄にふさわしいと判断しました。
(補足)エクセルの表を張ったのですが、スマホで端が切れていたので、再掲をつけました。見にくくて申し訳ありません。

以上です。みなさまのよい投資を!

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