メンソール禁止予告で急落中のタバコ株は買いか?
こんにちはチンギスハンです。タバコ株の続きです。
私はMOアルトリアの保有があります。急落中ですが買えるかどうか考えました。
まず投資指標から (SBI証券)
11.19 | 株価 | 増減 | PER | 配当 |
MO | 56.78 | -0.87 | 14.2 | 5.59 |
PM | 86.33 | 0.58 | 17.15 | 5.31 |
BTI | 34.54 | -1.81 | 10.05 | 7.53 |
MOアルトリアPMフィリップモリスBTIブリティッシュアメリカンタバコ
予想PERは割安ですね。PMはそうでもないけど。配当は大変魅力的。特にBTIは。
次にチャートを、まず2年です。
今年の中盤以降の上昇を帳消しにしています。
こちらは下落に拍車をかけたような形。
ここまででの結論。下落トレンドに見えるBTIの買いはなしですね。いくら配当が高くてもちょっと持てない。メンソールの打撃も一番大きいし。
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ではMOとPMの最近のチャートをみると
発表がなされたのが先々週の金曜。それから急落中ですね。RSIは30を割りましたね。しかし底は確認できませんね。ただし先週の金曜は下げてはいますが下ひげつきで上げて終えていて引け味は悪くないです。もっとも週末のショートカバーかもしれませんので安心は禁物ですが。7月の水準に戻っただけと考えれば少しは気が楽かと。
米国内での規制ですから海外部門担当のPMには直接関係はないわけです。道連れ、とばっちりをうけただけですね。だから下げ幅もMOの15%ほどに対して5%ほどです。早くも反発に転じていますね。
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(まとめ)
まず大きく見ていくと「金利上昇の打ち止め」がほぼ確実な現状では、タバコ株などのディフェンシブ銘柄はS&Pに対してアウトパフォームが期待されます。だから大きな流れではプラス。直接関係のないPMが最も買いやすそうですね。懸念だったドル高も会計年度が替わってレパトリ減税の影響がとりあえず無くなる来年は潮目が変わる可能性大です。なので一押しはPM。
保有のMOはまず下げ止まってないので動けないですね。メンソール禁止は確かに痛いですが法制化も必要でまだ決定までは時間があります。ただしアイコスへの過剰な期待もなくなりましたね。FDAの「推奨」など期待するのは全くの方向違いですね。早く売り出して利益を稼ぐのが賢明でしょう。その点ではプラス材料。今回が「過剰反応」と見れば安値ではPER的にも配当的にも「買い増し」はありでしょう。ただし今後もFDAの規制を巡ってたびたび波乱、急落への準備は必要かと。
安い時期での買いが有利と考えると今回は「いいチャンス」とも取れます。とりあえずこの1週間の動きに注目ですね。以上です。それではみなさんのよい投資を!
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FDA規制で急落中のタバコ株を整理してみる。
おはようございます、チンギスハンです。
先週急落のタバコ株についてです。高配当株投資家の定番中の定番です。かくいう私も保有がかなりあります。MOアルトリアです。タバコ株はほとんどの高配当株投資家がお持ちなのでブログ記事も探したのですがあまり見当たらなかったので書きました。まず規制について以下はブルームバーグの記事。掲載は日刊工業新聞。
米食品医薬品局(FDA)は米国の10代の若者の間で流行している電子たばこへの対応策として、一部製品の販売を大きく制限する措置を講じる計画だ。FDAのゴットリーブ長官が15日、一連の措置の概要を明らかにした。その1つは、フレーバー付き電子たばこの大半で、販売を購入者の年齢を確認する電子たばこ専門店とオンライン販売業者に限定する。FDAはまた、メンソールたばこ禁止を立案する計画であり、最終的に多くの若者に人気のフレーバー付きたばこの全廃を目指している。
高成長の電子たばこ業界に厳しい規制を課すFDAの計画は、ゴットリーブ長官にとっては方針転換となる。同長官は以前は、電子たばこによって成年喫煙者が従来のたばこをやめる道が開けると期待を示していた。しかし同長官は15日の発表資料で、電子たばこが一部の成年のためになることを依然期待しているものの、新たな喫煙者の世代を生み出すことは許されないと説明した。(ブルームバーグ)
長官はこの人、かなりのこわもて顔、俳優でもいけそう。
とりあえず情報を整理します。2つにわけてまず<電子たばこ関係>
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1 中高生に電子たばこが蔓延している。米国では18歳以上がOK。しかも流行している。ここ一年の増加率は210万人→360万人と71%増加。中学生が48%増加。原因はフレーバーがついていて吸いやすい→FDAとしては看過できない。
2 電子たばこの現状は2022年までは認可不要の通知を2016年に出した。事実上の野放し状態。これをコンビニ等での禁止にかじを切る。
3 現在の米国での電子たばこのシェアは①ジュール73%②BTIブリティッシュアメリカンタバコ9.5%③アルトリア7.2%
<ここまでの整理>
今までFDAは害の多いタバコ→電子たばこ、は害の軽減になるので規制を緩めて進めていた。しかし結果として中高生がタバコを始めるきっかけになっておりかつ流行している。FDAが若年層のタバコを後押ししたことになりマズい→早急に規制の必要性。
ここまでは至極当たり前に見えます。さらに電子たばこの規制については統計を入手したFDAから予告がだされていました。大手たばこメーカーへの影響は軽微と考えます。
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<メンソールたばこ関係>
こっちが株価急落の原因ですね。タバコ販売量の30%を占めている。若年層やアフリカ系に愛好者が多い。吸いやすく、タバコ入門に適している。が理由で、禁止を検討。声明が出されたのは11/9 法制化には時間がかかるが禁止されれば打撃。特にメンソールの売り上げ割合が大きいBTIが大幅下落しています。
メンソールについてのまとめ
FDAはタバコの害を減らすための機関ですから当然の動きでしょう。従来の紙巻きたばこを敵視して他へ流そうとして、逆に大流行させたという「読み違い」ですね。読み間違うのは投資家だけではないようです。
急落のタバコ株への売買の対処は長くなりますから記事を分けます。
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相場終盤の好決算は下落の始まり?気をつけておきたいこと。
株式投資家のみなさんこんにちはチンギスハンです。
さて3Q決算ではハイテクを中心に大荒れですね。アマゾン、グーグル、NVDA・・アップルもiフォンの減産懸念から急落しています。いずれも当期の利益は良かったです。「来期の利益目標が低い」とかが売りの材料になりました。また好決算組のMSFTやVやMAもそれなりの下落をしました。
「一体どこまでの好決算なら市場は満足するんだ?」
と株主としては不満も高まります。「決算発表」というのは大きな要素です。その場で「毛を吹くようにあらさがし」をされて株価が下がるのはがまんできないところです。
その好業績は「すでに織り込まれているかも?」
と疑ってみる必要があると思います。市場は足元ではなく、常に少し先を見ているからです。そう考えると「最高益」「好業績」というのは「もうこれを越えるのは難しいかも?」というマイナスに受け取られるのはしかたないです。
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相場終盤にありがちな現象
と言われますね。「最高益」の業績発表が下落相場の起点になるのは。相場序盤では「いいところ」に注目が集まり相場終盤では「あらさがし」をしますね。個人投資家はどう受け止め、またどう対処したらいいのでしょう?
「理由は後付けでなされている」
いろいろな説がありますが一番私が気に入っているというか真実に近いと思うのは「機関投資家の都合で相場が動いている」というものです。ご存知のように彼らはこの夏以降徐々にハイテクから高配当デフェンシブに軸足を移してきました。先日の記事の通りです。つまり「アマゾン・・・の売りは既に決めていた」と考えるとわかりやすいです。機関の内情は知らないので真の実態はわかりませんけど。近いとは思いますよ。そうするとあとは下落の「理由を見つければいい」です。決算書やら電話会談のCEOの返答やら今回のアップルのように下請けの受注状況でもいいのです。それが説得力があると思うのは
彼らは「売り」で稼ぐのは得意
という事実です。最後の「一押し」が欲しいだけなのです。機関の人たちみんなが徒党を組んでいるとは思わないけど、ハーバードとかスタンフォードとかMITとかの同級生は同じ業界にゴロゴロいるでしょうから、一緒に食事をすれば雰囲気くらいは伝わるでしょう。実際はもっと露骨でしょうけどね。
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大きな流れでつかむ
方が間違いが少ないと思いますね。だいたいの話、相場の終盤にそんなにうまい投資があるとは思いません。デフェンシブは有力ですが、それこそ機関が相当買ってきています。すでに持っている人はいいけど今から買うのが「文句なしに有利」とは言えないかもです。インデックスとの比較になりますね。ついでに日本円との。下は保有があるJNJ。(SBI証券)
デフェンシブ株とはいえ今年の振幅は大きいです。いかに金利に翻弄された1年だったかがわかります。鉄板中の鉄板のJNJでさえこれですから。株式指標はJNJ145.99ドル予想PER22.76配当2.49%、PG93.82ドルPE21.22配当3.06% 高くはないけどS&PよりPERは高いので「割安」とはいえない水準ですね。
以上です。終盤になるにつれて波乱材料には事欠きません。あまり情報に振り回されないようにしたいと思っています。みなさまのよい投資を!
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決算で急落のNVDAは持ち続けて大丈夫か?
米国株投資家の皆さま今晩はチンギスハンです。
実は昨夜大変な急落が起こりました。NVDAが決算を受けて急落したのです164.43ドルー18.76%。決算の詳細については他の方の分析記事があると思うのでここでは省略です。簡単には急成長してきたが来年度は成長が見込めないということです。GEのように大幅赤字とか将来性が厳しいとかの話ではありません。しかし期待感が大きかった分、売られ方も激しいです。いくら将来性がある優良銘柄でもこんなことが起こるのだという実例を見た気がします。さらに私はこの8月まで200万ほど保有しており、とても人ごととは思えません。コメントを頂きました。
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今回のハイテク株の中でも、規模が大きい割には下落が激しいです。決算の内容が一部予想されるか、漏れていたのかもしれませんね。アマゾンもそうでした。GSは目標株価を280→200にして「買い推奨」は維持していましたね。
(2)将来性はある会社だと思います。ただし期間の取り方でどうにでも解釈できます。市場は基本的に直近の将来が優先ですね。それにしても株価100ドルで1千万の買いとは買い時と投資額は申し分ないです。最高です。
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株価には「成長期待」が含まれていて、今回それが剥がれ落ちたと考えると「利確」する理由にはなりそうです。2年弱で60%強の投資益というのは素晴らしい成績です。
方法4 半分売る
とりあえず半分売ってポジションを減らして負担を減らします。この場合利確なので精神的には楽です。残りの半分は様子をみて判断します。
以上です。取り急ぎ記事にしました。雑な面はお許しください。
筆者後日注:スタッフーさんよりメールいただきました。決断されたのことです。方法2で行かれるそうです。方針が決まって良かったです。
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セクターローテーション投資法はうまくいくか?
米国株投資家のみなさんこんにちは、チンギスハンです。
金利上げ打ち止めが意識される中でデフェンシブ銘柄が好調です。10月以来の大幅下落でもむしろ上昇しています。1か月のヒートマップで見ると
アマゾン、アップルが10%超の下落なのに(MSFT強し)デフェンシブ銘柄はむしろ上昇しています。今までハイテクの上昇を悔しく思っていた方々はさぞ気持ちのスッキリすることでしょう。なかには「ざまーみろ、ハイテクなんかに飛びつくからだ」という方もいますね。しかし1年のヒートマップで見てみると
AMZN、MSFTは40%、30%の上昇で悪いわけではないですね。つまりこの間にローテーションが起こったということです。
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一般に相場にはサイクルがあると言われています。
ただしこの図だと、金利は今上昇中なのでちょっと違うような気がしますが、もう一つ有名ブロガーの「退職金ぶち込み太郎」さんのブログを見ていたらいい図がありました。野村証券さんの資料だそうです。
この図だとハイテクはもう通り過ぎちゃっていますね。とにかく「デフェンシブ銘柄」にサイクルが向かっていることは間違いなさそうです。で今日の本題です。
セクターローテーション投資法はどうか?
こんな図を証券会社とかで見せられてうまい営業の人なんかに説明されると「よーしオレも」という気にみんななりそうですね。しかし現実はそんなに甘くないです。そもそも〇〇投資法でうまくいくならみんな採用してみんな大金持ちです。しかし実際に上記のような大きな流れができていることは確かです。するしないは別としてこの流れは理解する必要がありそうですね。株式投資の常識・基本でしょうから。
1 流れに乗っているのはだれ?
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世の中にはそんなにセクターローテ投資家が多いのでしょうか?巨額の資金が移動しているように見えますが。
2 流れに乗らないといけない人たちもいる。
私たちは「相場の流れが悪いな」と思えば「退く」こともできます。しかし世の中にはそれが許されない人たちがいます。ハイ、機関ですね。彼らはフル投資を強いられます。相場の流れが悪ければどこかに逃げ込むしかないです。
3 債券、デフェンシブ銘柄は受け皿。
この10月からの急激な移動もそう考えると理解できます。「安全パイ」というわけですね。これって麻雀をしない人にも通じるんだろうか?
ここまでのまとめ。
機関投資家の巨大な資金移動によりセクターローテーションが起こる。
これを利用してうまく儲けられないか?が次のテーマです。
結論からいうと「相当な能力、資質」が必要。と考えますね。何しろプロと同じリングで張り合うわけですから。さらに彼らは「死活問題」で「必死」ですからね。難しいと思える点は2点です。
1 タイミング・乗り換えの時期の見極めが難しい。
デフェンシブ銘柄は春まで激しく売られました。それがいつの間にか夏以降に上昇して、今回はS&Pの大幅下落にも関わらず上昇、候補のNEE電力などは最高値更新です。「えっいつの間に?」という感じです。もっともこれは私が「ボサー」としているせいもあります。しかし素人とプロの立場の違いが大きいと思いますね。彼らはローテーションの時期を逃すまいと「針の落ちる音にも耳を澄ませて」見張っていたでしょう。半面素人には必然性はありません。鈍感にもなります。とにかく、ハイテクがピークのころにすでに移る準備をしていたということです。プロより先回りするのは容易ではないと感じます。
2 デフェンシブ銘柄といっても銘柄選びは大変だ。
タバコのように大幅下落もありますしね。簡単ではないですね。以前から「デフェンシブ銘柄中心」を実行していた方は「心地よく」過ごせたでしょうが。
長くなりますので、とりあえずここまでにします。結論は「安易に考えるのは禁物」としておきます。それではみなさまのよい投資を!
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今年株を買って損が出てお困りの方へ。あなたのせいじゃあない・・・
みなさんこんにちは、チンギスハンことケンです。
米国株は10年に渡って右肩上がりが続いてきました。「ずっと上がるな」と思って買った方には当てがはずれた形です。今年参入した方は平均的にはマイナスが出ているでしょう。
本職のアドバイザーの「たぱぞう」さんにも類似の記事がありました。かぶる記事は書かない主義なのですが、違う見方もできるかもしれませんので書きました。まず
<問題がないと思われる方々>
1 インデックスをドルコスト法で計画的に投資しており長期に続ける予定の方
2 長期的な視野で「高配当株等」に投資しており今後も続ける予定の方。
ドル円は高かったのでインデックスへの投資であれば損失は5%以内だと思います。
<問題は個別株への投資で5~10%ほどあるいはそれ以上の損が出ている場合>
ここでは例として資産1000万円、投資資金500万円、損失25~50万円のケースで考えてみます。金額は各自換算してください。
1 銘柄に自信と見通しがあり保有を決めている場合は問題なしです。
2 銘柄に自信と見通しがなく、かつ自分の投資方針も明確でない場合→これは問題です。これからの保有に自信がなく迷っている場合です。
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<結論から言うと今年中に処分がベストと思う>
他の方の投資に口を出すのは出すぎた行為なのはわかっています。ただ何かのアドバイスが欲しい方もいらっしゃるでしょうからその参考になればとの思いです。最終的には自分でお決めください。私も苦い経験があるのです。辛口でごめんなさい。
その理由は
1 「困っている」時点でこの投資は「すでに失敗している」ということです。マイナスが出たときのことをあらかじめ想定していなかったということですから。
2 投資の目的が変わってしまう。
一番良くあるのが「損を出さずに逃げる」ことに目的が転換することです。これは人間の防衛本能に基づく心理ですから仕方がないのです。そうすると「損益ゼロ」で売却が今後のベストの行動になります。しかし問題はその時点が今後いつ訪れるか不明なことです。すぐかも知れませんが10年後かも知れません。その間ずっと気をもみながら保有し続けることになります。
3 暴落に巻き込まれれば動きが取れない。
以前の記事に書きましたが、2020年ごろから始まる可能性がある「リセッション」に巻き込まれれば事態はより深刻になります。株価で30%程度、為替で20%程度は、通常の規模でもあり得ますから、合計44%ほどの下落になります。(私の見方です)そうすると500万の株式は200万円の損失が出ます。損失10%で売れなかった人が損失40%超では売れないでしょうからじっと持ち続けることになります。元に戻る可能性はありますがそれが何年後かはわかりません。
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4 今処分すると25~50万の損が確定するが?
若い方なら今回のボーナスで埋められるでしょう。「痛い損失」ですが「授業料」と見ることもできます。たいていの人はそれくらいの授業料は払っているものですよ。もちろん私もです。売ってリセットした場合のプラス面を考えると
(1)精神的に楽になる。
(2)投資への意欲を失わずに済む。勉強して、準備して次なるチャンスに備えることができます。なーにチャンスはすぐにやってきますよ。私の見積もりでは2、3年後にね。もし持ち続けた場合は「株式投資」はイヤになります。そして「株式投資」の情報を避けるようになるでしょう。NHKの昼のニュースもイヤになりますね。もちろん株式投資の勉強はしません。ネガティブなイメージだからです。気持ちは「早く損得なしで売って株から逃げたい」一色です。そして株式投資の過去を忘れたい。
この2つの差って決定的だと思いませんか?さらに株式投資の目的が単に「お金を増やす」だけでなく私のように「来るべき混乱時のリスクヘッジ」の場合もあります。
(3)来るべきチャンスに「ちゃんと投資ができれば」おつりがくる。
株式投資には「どうしても難しい時期」というのはあるものです。先輩が私に教えてくれたように「あなたが悪いんじゃあない、時期が悪かったんだ」と割り切ることです。そうすれば、リーマン後のように「だれでも稼げる」チャンスもやってきます。その時損失いっぱいの株を抱えていたら、新規投資どころじゃあないでしょう。これはリーマン時の投資家の行動をみればよくわかります。
1千万をキャッシュで保有してチャンスにちゃんと投資できれば25~50万の過去の損失なんか「笑い話」ですよ。「オレもあのときゃあつらかったけど、泣く泣く処分したね、だから今があるんだよ」みたいなね。
(4)具体的な処分法は?
損切りですから1$2$にはこだわらないことです。だから「開場成り行き売り」をお勧めしますね。1度がいやなら2回とか4回に分けて売ります。よく言われるのは週の初めと終わりは荒れやすいので、週の中央の水曜のオープニングとかね。そうすると4回に分けても1か月で売り切ることができます。急落中の株の場合は別ですよ。その場合は一刻を争いますね。
以上勝手なことを言いました。参考になればうれしいです。みなさまのよい投資を!
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旧名への支持が100%だったのでチンギスハンに戻します。ドタバタ申し訳ありませんでした。
こんにちは、ケン=チンギスハンです。
<名前の件>10日ほど前に「ケンのブログ」にしました。みなさんからのコメントありがとうございます。ツイッターでもご意見を聞いたところ何と「100%がチンギスハン支持でした」。ということで名前、ブログ名を「チンギスハンのブログ。シニアが米国株に投資」サブタイトル「米国株でリタイア後も大丈夫」に戻すことにしました。コメントいただいた方ありがとうございました。またチンギスハンで行きますのでよろしくお願いします。
<昨日頂いたコメントから>
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車で1時間ほどの「仏通寺」です。臨済宗仏通寺派の総本山です。渓流沿いにあります。見ごろというコトで人も多かったです。
といっても京都のような混雑ではないです。楽しそうに秋を満喫しました。どこも安全重視なので付き添いがいないと普段は外に散歩に出ることもできないそうなので息を切らしていました。
季節ごとにそこそこの楽しみがあればそれで十分。
と感じますね。春は花見に、夏は海辺に、秋の紅葉とかね。いくらかのお金はかかりますが、健康であれば、いくつになっても楽しむことはできます。散歩のついでにお茶屋でお茶とおはぎをいただきました。とてもおいしかったです。赤い敷物のお茶席で紅葉を見ながらの一服です。平日だからかシニアが中心でしたね。
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日々の日常を楽しむ能力は大事。
深い山中なのでかなりの冷えで、お茶席には火鉢も置いてありました。寒さのせいかみんなの表情も少し硬めでした。ここでも女性の方が楽しそうなのが目につきました。男性は「男子みだりに喜怒哀楽を表さず」の時代のせいでしょうかね。日常の中から「季節それぞれの美しさ」「喜び」を見つけて楽しむ能力は大切と思ったことでした。それは資産の多さや年金の多寡とは別の次元で、むしろ個人の資質かなとも感じますね。
以上です。
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コメントのお返事が遅くなりました。
こんにちは、チンギスハンです。
コメントを頂いておりましたが、返事に手間取っておりました。申し訳ありません。
「ちょっとおかしいな」と思ったのが9/30の十字、十字は高値の頂上になりやすいですね。で3日にトレードの名人ミネルビニの「全株売り指令」が出たようです。(有料会員向け)10/3で「やばい」と感じて行動したのが10/5(金)の開場成り行き売り1920ドルとゆうわけです。金曜日の特殊性として「下落トレンド」では開場が最高値で引けにかけて下げるというのがありますね。
遅くとも10/4のオープンんぐでは売っていないといけませんね。だから1日は最低遅れたと書いたのです。むろんこの時は1500台に下がるなんてことは全く考えてません。「下落の可能性が高いなら売っとこう」みたいな。次のミスは1750ドルくらいからの上昇で買い戻したことです。ミスの理由は「出来高」が伴っていない弱いリバウンドを買ったこと。「中国減速」「サウジ」がここで加わって、またしても金曜のオープニングで1820ドル成り行き売り。再度1520ドルから買い戻しにチャレンジ。やはり出来高が伴わず、1600ドルで買い戻し中止。→現在に至る。です。アマゾンに限らず、今回のリバウンドは「出来高が伴わない」弱い買いだったことがわかります。後でみてのことです。
トレードの本についてはみなさんおススメの「ウイリアムオニール」や「ミネルビニ」株式トレード基本と原則(緑のヤツ)3800円を読んでいます。まだ体得できたとはとても言えませんが重点目標の「買い増し」について学べたのが大きいと思っています。
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クマどん さんより
ケン=チンギスハンさん、こんばんは。過去の例を見るとオリンピックの1年前に株価は崩れているので日本株も2019の崩れるのでは?某番組で江守哲さんの話を聞いていたのですが米国を除く先進国の株価指数は1月がピークなので米国株も強気にはなれないとのこと。自分は次の決算の前後に一部ドルを円に戻します。
コメントありがとうございます。
まず日本株については私も同じ見方です。2019年の秋からやばいと見ています。これは「日本株の5重苦」でブログに書いた通りです。下に貼りました。米国株についても、米国だけが強く動くのにも限度があるということでしょうかね。とりあえず来年は波乱と上下動は避けられないと見ています。
以上です。それでは皆様のよい投資を!
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すべては最終決戦の準備。
こんにちはチンギスハンです。
前回の続きです。ブログをお読みの方は私の投資に違和感があった方も多いのではないでしょうか?実際にコメントもいただいておりました。「投資をせずにうろうろしていたら投資するまでに命が尽きるよ」みたいなのも。しかし、それはそれで私のベストです。投資しないでいるうちに死ねれば幸せと言えます。引き続き本音シリーズです。
すべては2020年からのリセットに備えるため。
私は2020年~2025年くらいに一度世界経済はリセットすると見ています。規模や時期はわかりません。また起こらずにそのまま成長する可能性もあります。それはそれで素晴らしいことです。そんなことは「起こらない」と思う方はこれ以降の記事はスルーください。とりわけ日本は難しい位置にいると思うのです。うまく切り抜ける可能性が50%を超えるとは思いませんね。
震源地は「中国」「EU」それとも?
前回のリーマンは米国発でしたね。今度の震源地はどこだと思われますか?今の感じだと「中国」が一番手なのでしょうね。それとEUも危ないです。「現代マネー」によるとドイツ銀行が相当ヤバいそうです。EUの機関車のドイツの中心銀行ですからね。破たんすれば影響は大きいです。あとイタリアの銀行とかも。ヨーロッパ発になると「金融危機」になりますね。規模が大きくなります。
米国は今度も「いち早く復活する」だろう。
前回のリーマンは米国が震源地であったにも関わらず抜け出したのは一番先でした。そういう国なんですよ、自己中ですね。しかし投資家としては道義的責任どうこうは関係のないことですから、ここはドライに利用ですね。しかも今回は2020年にはFF金利が3%程度あります。0.25%の刻みで12回分。日本はほぼ0回ですね。この貯金がものをいって、次回の回復は今まで以上に他国に差をつけそうです。
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おおまかに相場をとらえると
2017年・・・だれでも勝ち
2018年・・・1月が高値か?と思っていました。実際は夏場からも上昇しましたね。ただし10月からの下落でその上昇を吹き飛ばして現在1月より低い水準にあります。だから今年買った人はおおむね若干のマイナスですね。(個別株は別)
2019年・・・不明。上下動が大きそう。
ということでこのまま何事もなく上昇すれば、待機組は「投資機会」を逸するということにはなります。しかしわざわざ波乱に巻き込まれる必要もないので大きなリターンを期待しない当方は待機です。
ドル基軸の人は「高配当株で冬を過ごす」作戦もありそうだ。
ツイッターで見ている「MAGA」さんはKOなど高配当株を買われていましたね。ドル基軸で見るとこれから 高配当株>ドル>S&Pみたいな感じでしょうか。だから相対的に有利な高配当株で冬を越す作戦は有効そうです。しかし自分は円基軸なので円と高配当株の優劣は不明です。本気投資はなしですね。少額の買い増しや乗り換えはしますが。候補はJNJ、KO、MCD、PG、NEEネクストラエナジー電力あたり。
大きなチャンスでしっかり投資すれば少々のミスは帳消しになる。
「難しい局面で神経をすり減らして無理をすることはない」「易しい局面でしっかり投資」が成功のカギだと思っています。投資がうまいわけではない私が資産を作れたのも、難しい局面を避けてきたからです。私よりも何倍も上手な方が致命的な損失を受けたのも、その人のせいではなくて「市場が悪すぎた」と思っています。意外と大負けするのは上級者の方が多いのです。レバレッジを思い切りかけて「日経先物」とかしますからね。10回のうち1回外しても損失が大きいのです。
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今度のリセットが私の最後の投資!
今度しっかり投資できたらそれで私の投資人生はお役目ご苦労さんです。そのための準備をこの2年間してきました。具体的にはVOO(SPインデックス)を中心にします。それより有利な個別株があれば5銘柄まで50%を上限に。VTも有力ですが前記の理由でVOOとの差は相当につきそうです。将来一部分をVTに切り替えれば済みますし。
米国株の下落幅の予想は?
株で25~35%、ドル円で20~30%くらいでしょうか。(全く責任持ちません)そうすると円建てでは40%~55%の下落になります。ピンポイントで底値を狙う必要はないですね。底から10%くらい上昇したところから入っても十分そうです。今投資枠を決めて買いのシュミレーションをしています。「買い増し」がすべてですね。私の場合は。以上です。長い文をお付き合いくださってありがとうございます。それではみなさんのよい投資を!
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シニアの最大の危機にどう対応する?米国株を選択したワケ。
おはようございます、ケン=チンギスハンです。
昨日の記事「妻から本名のブログをチャラいと言われた話」にコメントを頂きました。「チンギスハン」の支持が多いようです。元に戻すことを考えます。結論はまた。引き続きコメントよろしくお願いします。
シニアの最大の危機?
といっても、お金のはなしです。実は私は恐れていることがあるんです。それは日本の財政危機とかが表面化して立ち行かなくなることです。そんなばかな?という方も多いでしょう。「日本は○○だから大丈夫だという反論」もなされています。片っ端から読みましたが疑念は消えませんね。それも第一次の危機は2021年から2025年に起こるというのが私の想定です。
以前の記事「日本株は5重苦を越えられるか」でも書きました(下に記事のリンクをつけました)。世界的な景気後退に加えて日本にはオリンピックの反動、消費増税後の消費の落ち込みの問題が加わります。不況の中で不動産と株は大幅下落、景気テコ入れのために政府は大幅な財政出動をします。日銀も大幅な金融緩和、といっても量的緩和しか残されていませんが。米国が利下げをすれば緩和競争に負けて大幅な円高。さらなる不況の連鎖です。
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明確な反論はまだ聞かない。一番の対策は「ヘリマネ」と思う。
そんなばかな。それはお前の妄想だろう。といわれることは覚悟しています。むしろそうあって欲しいと思います。しかし、明確な反論もいろいろ調べましたが見当たりません。今のところですが。そんな混乱と不況の打破でベストと思うのは「ヘリマネ」ですね。償還する当てのない国債を発行することです。今でも1千兆円を超える国債があります。「どうせ返さない」ならもう少し増えてもいいだろう。というコトです。実は私はこれが一番現実的でベストだろうなと考えてます。他に適した対策が見当たりません。あったら教えてください。
結果としてはすべてがチャラになってリセットします。国の借金もチャラ。いいことづくめです。日本円の価値は下落します。どのくらいかわかりませんが。実質的に円建ての金融資産は目減りします。これがシニアにとって最大・最悪のシナリオです。
労働収入がないシニアにはダメージが大きい。
日本の企業活動が無くなるわけではないので、仕事がなくなるわけではないです。だから若い方の場合の損害は限定的です。預貯金が目減りするだけですね。しかし、収入のないシニアには決定的になります。前例もありますね。戦後まもなくの1946年2月に「預金封鎖と新円切り替え」が行われました。詳しい説明は省略です。結果として国民の金融資産と国の借金がチャラになりました。
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全員が資産をなくしたわけではない。
不動産を持っていた人は被害はありませんでした。これは大きな教訓です。今度の危機にも応用できますね。不動産は有力です。
物価が上昇すると年金が少ない自分は立ち行かなくなる。
物価が3倍とかなると私の年金の10万では暮らせなくなります。このことが最大の危機なのです。対策が必要です。
候補は不動産・金・株式 私が選んだのは・・・
不動産は有力ですがあまりにも難しいです。価値の目減りが少ないというふるいにかけると、日本では大都市、それと海外ですね。私の住んでいる町ではアパートの空き室率が30%近いそうです。不動産屋さんが教えてくれました。乱立です。今でも増殖中です。緩和のあだ花ですね。
金も有力です。しかし調べてみると国家が何とでもできる資産と言えますね。まず自由に売買が許されている国は世界でも多くないです。日本はOKですが。簡単に売買禁止の措置ができます。またロシア危機では偽物が横行して使えなかったという前例があります。日本でも戦時中は貴金属は没収されましたね。ついでに寺の鐘も。
消去法で私の場合は「株式」になりました。米国株にした理由は?
米国とは同盟関係にあり米国の株式を政府が取り上げる可能性は低いです。売却したお金の引き出し制限はあるかも。売らなければ問題なしです。さらに
(1)値動きが一番安定している。そんな時期の日本株の動きは激しいと予想されます。利幅を取るにはいいかもですが、当方の目的はあくまで保全なので。
(2)当面急激な没落は考えられない。
ここ10年以内では大丈夫と思います。20年、30年のスパンではあるかも。
で、米国株です。具体的な対象はS&P500インデックスです。
以上乱雑な記事でしたが私の本音です。それでは皆様のよい投資を!
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